マイロの良いトコロ 悪いトコロ
2017年 9月4日の世界丸見えのあるコーナーで、韓国の企業「アイロ社」が製作している魚型のロボット「マイロ」が紹介された。
アイロ社は魚型のロボットの製造販売においては世界唯一の企業だそう。
魚型のロボットでゲストがそれを持つと、ぴちぴち本物の魚のように跳ね、用意してある水槽にマイロを放つと、見事に泳ぐ姿が印象的であった。
そんなマイロだが、個人的に疑問や思ったことを箇条書きにして綴ってみることにした。
マイロの良い点
・本物の魚の様ななめらかな泳ぎができる点。
↑の動画30秒くらいから実際にマイロが泳ぎ始めるが、本物と見間違うほどの泳ぎっぷりである。
・魚視点での映像撮影ができる。
世界丸見えの番組内でこの魚ロボの特徴が紹介されていたが、カメラが内蔵されているため、河川や海などでの撮影を魚目線で行うことができるという。
人間では近づきづらい対象物などを撮影(動物の胃の中を撮影とか?)に使用可能だろうし、まさに「海のドローン」としての活躍が期待できるのではないだろうか?
マイロの悪い点、気になった点。
・1体あたりの価格が高い。
番組内ではこのマイロの価格は約70万円と紹介され、とても手が出ない代物である。
このロボットの改良が進めばコストも次第に下がっていくのだろうけど、安価になるまで時間がかかりそうだ。
・デザインが今一つ。
泳ぐ姿は本物そっくりなのに、静止画等で止まっているこのロボの姿を見るとやや幻滅である。
もう少し可愛らしさのある表情とかデザイン(と色彩)とかの方が個人的には良いと思う。
・イルミネーション機能がショボイ。
番組内では、水槽で泳ぐマイロがいる会場で、照明を落とすとマイロが光り出すという機能も紹介していた。
しかし、光の度合いがやや控えめな点が少し残念に思えた。
(逆にその点が光る魚らしさがあってリアリティがあるのかもしれないが。)
まとめ
ごく簡単にマイロについて思ったことをまとめてみたがいかがだっただろうか?
まだまだ発展途上という感じで改善点は多そうだが、完成すればその使用用途は幅広そうである。
ちなみにアイロ社では、絶滅、または絶滅危惧種の魚を魚ロボットとして復元する事業も展開らしいので、将来担う役割は大きいに違いないだろう。
今後の進展が楽しみなところである。