ダブスタクソ親父とは何なのか?
- ダブスタクソ親父の概要
- ダブスタクソ親父へのツイッター上での反応
- ダブスタクソ親父関連の動画
①ダブスタクソ親父の概要
ダブスタくそ親父は、水星の魔女第2話「呪われたモビルスーツ」で、ミオリネ・レンブランが彼女の父親デリング・レンブランに対して「自分で決めたルールを後から勝手に変えるな!このダブスタクソ親父!」というセリフの一部である。
1話で、ミオリネの為にグエル・ジェスタークのディランザと決闘を行ったスレッタ・マーキュリーのガンダムエアリアル。
(決闘に勝てば、自分の要求を相手に飲ませることができ、デリングが一方的に決めたグエルとの婚約破棄が目的であった。)
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しかしガンダムエアリアルは禁忌の技術「GUND」フォーマットをモビルスーツに転用した機体ではないか?という疑惑が掛かり、スレッタの行った決闘は不正があったとして無効になり、エアリアルも破棄される。
その上、ミオリネはデリングの決めた婚約者(グエルor別の誰か)との婚約をしなければならなくなってしまうという状況になったのだった。
そして学園の運営組織のベネリットグループと監査組織カテドラルのトップであるデリングは、ガンダムエアリアルの開発責任者プロスぺラを諮問委員会に招集し、エアリアルの搭乗者であるスレッタ・マーキュリーの身柄も拘束してしまうのだった。
これに対し、ミオリネは、デリング自身が決めた決闘のルールに則ってグエルとの婚約を破棄にしたにもかかわらず、スレッタのガンダムエアリアルにいちゃもんを付け決闘自体をなかったことにして、デリングがまたも婚約者を勝手に決めると言い張る。
この対象によって意見やルールを変える「ダブルスタンダードな」態度をとるデリングに対し、ミオリネはプロスぺラへの諮問委員会の実施中に会場に入り、委員会の議長でもある「ダブスタくそ親父」と言い放つのであった。
つまりダブスタはダブルスタンダードな(態度を取る)くそ親父」という意味だったのである。
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②ダブスタくそ親父へのツイッター上での反応
これに対し、ツイッター上では様々な反応が見られた。
2話の内容を1つのツイートでまとめたらだいたい上記の通りになる。
「説明しない、相談しない、ダブスタクソ親父!」って言ってるミオリネちゃん自身がスレッタちゃんに説明も相談もせず決闘決めてくるの血の呪縛って感じする
— 蒔島梓@バ美肉お絵描きVTuber (@azusa_maxima) October 9, 2022
↑諮問委員会の会場を飛び出したミオリネは、スレッタが監禁されているところに行き、ガンダムエアリアルでデリングと決闘することが決まったから準備しろと言い出す。
この時のミオリネは、デリングが自分にしてきたようなことをスレッタにしている状況になっており、それに対しての発言。
これではまるで「ダブスタくそ親子」ではないか。
ダブスタクソ親父と見るガンダム#水星の魔女 pic.twitter.com/jPiaBWNVtm
— MaKoTo (@141mkt3) October 14, 2022
↑エアリアルを禁止された兵器である「ガンダム」であるかを(なかば独断で)デリングがガンダムだと判断していたことや、ミオリネへの態度も独善的である事から作られたMAD動画。
ガンダムに該当するかどうかをデリングが判断している。
なんでリックディアスはガンダムじゃないんだ。
なお、この投稿を元ネタとして「ダブスタクソ親父と見るガンダム」というタイトルや関連する名称で動画が作成され投稿され影響を与えている。
ダブスタクソ親父のインパクトで隠れてるけど大勢の役員の前で未成年の娘に「自分で決めたことぐらい自分で守りなさいよ、大人でしょ!」って叱られてる方がカッコ悪すぎて並の大人なら泣いて逃げる
— 黒花 (@moonwaker0110) October 9, 2022
↑「ダブスタくそ親父」の発言の後、ミオリネは「自分で決めたことぐらい自分で守りなさいよ、大人でしょ!」と大人にダメージを与える発言もしており、結構痛い所をついてくる。
それにしても諮問会議の場で「ダブスタクソ親父」のパワーワード聞いて表情崩さない参加者達、すげぇ精神力だよ。流石大企業の代表者達だね、僕ならゲラってその場でキレられる自信がある
— しげ・フォン・ニーダーサイタマ@コミカライズ10/4発売 (@MSfjam) October 14, 2022
↑ミオリネが突如現れてのこの発言だったが、諮問委員会の他の参加者は特に取り乱すことなく、この親子のやり取りを見ていた。
デリング・レンブランの担当声優は内田直哉さんで、真(新)ゲッターロボなどでゲッター2のパイロットの神隼人の声も担当されている。
③ダブスタクソ親父関連の動画
ダブスタクソ親父が、エアリアルを半ば独断で「あれはガンダムだ。私がそう判断した」と決めつける様子は、印象的だったあったこともあり、「ダブスタクソ親父と見るガンダム」というタイトルや関連する名称で動画が作成され投稿された。
(最もガンダムエアリアルと公式で命名されている以上、現実世界ではエアリアルが「ガンダム」であることは、誰もが分かり切ったことである。)
その動画の中では登場する機体が「ガンダムかそうでないか?」をダブスタくそ親父が判断するというものが多く、元ネタはツイッターでMaKoTo(@141mkt3)氏が上げた「ダブスタクソ親父と見るガンダム」という投稿であろう。
MaKoTo(@141mkt3)氏↑がYotubeで公開している動画、スレッタが母プロスぺラにガンダムか否かを確認する、ダブスタくそ親父の派生シリーズとなっている。
くそ親父の役割(ガンダムかどうか判定する)はプロスぺラが冷静に行っている。
ほとんどの解答シーンで焦るか困惑しているスレッタが平常運転に見えて仕方ない。
↑ダブスタくそ総集編。いろんなガンダムがあるんだなぁ。
↑ダブスタくそ親父よりも、自分がガンダムと言い張る刹那よりも、濃ゆいグラハムエーカーがすべてを持って行ってしまっている。
この為、相対的にくそ親父がまともなキャラに見える。
↑ダブスタくそ親父の声優が真ゲッターの神隼人なので、それに関連するネタも当然出てくる。
↑「ガンダム」なのにガンダムでない、重箱の隅を楊枝でほじくるような設定や定義などガンダムに振り回されるダブスタくそ親父。
見ている視聴者もガンダムがなんなのかわからなくなってくる(混乱)
↑プロスぺラのガンダムエアリアル魔女裁判において、刹那は自身がガンダムだと介入する動画。
最終的にダブスタくそ親父に刹那はガンダムだと認めさせ良い感じで終わる。
一応、ダブスタくそ親父の命名者、ミオリネもオチ担当で出てくる。
↑ミオリネとスレッタが、漫才コンビミルクボーイ風に、ダブスタくそ親父がいう機体が「ガンダム」かを考えていく漫才。
まとめ
「ダブスタくそ親父」はミオリネのデリングへのダブルスタンダードな態度を取る父親への怒りのセリフだった。