機動戦士ガンダムの主題歌一覧
ガンダムにも様々な音楽が使われているが、今回はファーストガンダム、『機動戦士ガンダム』のそれを一覧にしてみることにした。
- op『翔べガンダム』
- ED『永遠にアムロ』
- 挿入歌『シャアが来る』
- 挿入歌『いまはおやすみ』
- 劇場版『砂の十字架』
- 『哀戦士』
- 『風にひとりで』
- 『めぐりあい』
- 『ビギニング』
- 『颯爽たるシャア』
①op『翔べガンダム』
初代ガンダムと言えばこれ。作品の内容は大人向けでもあるが、曲はやはり、やや低年齢向けな歌詞だと思う。
スパロボなどでも戦闘BGMに使われることが少ない。
Gガンダム以外で「ガンダム」のフレーズが入った曲は意外に少なく、この曲はその一つである。
また森口博子のカバーバージョン↑などもあるが、こちらは非常におしゃれに仕上がっており同じ曲とはととても思えない高クオリティである。
↑こちらはケロロ小隊のメンバーのカバーバージョン。これはこれであり。
②ED『永遠にアムロ』
オルゴールとかが似合いそうな曲。opの熱い感じとは異なり、静かである。「アムロ」とやたら歌詞に出てくる。
「男は涙を見せぬもの、見せぬもの」というフレーズは、日々襲い掛かる困難に立ち向かうアムロの様子を表したものなのだろう。
③挿入歌『シャアが来る』
ガンダムの中でも珍曲。シーンとしては、宇宙でアムロとララアが交戦中にシャアの赤いゲルググが登場する。
そんな中、この音楽と共にやってくるのだが、アムロには白兵戦で負けるわ、とどめをさそうとアムロのガンダムが迫る中、「大佐邪魔です」と、ララアのエルメスに横から入られるわで「シャアの情けなさ」が目立つ曲である。
逆襲のシャアでアムロがシャアに向かって「情けない奴!」と言い捨てるが、その時に流れたらカオスで良いと思う。
思わずシャアも「冗談ではない!」と切れるだろうが。
④挿入歌『いまはおやすみ』
マチルダさん(アンパンマンの戸田恵子さん)が歌う曲。
なぜかこの曲を聴くと、同じく戸田さんが歌う伝説巨人イデオンの「コスモスに君と」を思い出す。
イデオンの結末は衝撃すぎた。一生のトラウマものである。そんな中流れるこの曲はなんだか悲しい気分になる。
⑤劇場版『砂の十字架』
故やしきたかじんさんが歌った曲。
やしきさんはこの曲が嫌いだったそうだが(いろいろレコーディングなどで揉めた為だとか?)名曲だと思う。
やしきさんの声だからこそ良いと思う次第だ。
↑は水木一郎版「砂の十字架」である(探したものの、やしきさんのものは見つからなかった。)アニソンの帝王だけあって水木版も良いのだが、それ踏まえて考えると、やしきさんだからこそあの名曲になったのだと再度思うのである。
⑥『哀戦士』
井上大輔さんが歌う名曲。
ガンダムオリジンでもその歌詞が漫画の中に登場した。戦場の哀を見事に表現した曲だと思う。
ジャブロー攻防戦でも流れたが、ジャブローの対空砲火が激しく空から降下する、ジオン兵の「お、降りられるのかよ!」と叫ぶシーンは印象的だった。
↑ちなみにガンダム好きで知られるガクトさんも「哀戦士」をカバーしている。
⑦『風にひとりで』
↑原曲のアレンジバージョンである。
マチルダさんが戦死したころに流れていた曲(だったはず。)
「慰めあってーなんになる 居はしないのさ、そんな人」というフレーズは、アムロの憧れの人(マチルダ)がいなくなり、それに対してのものだと勝手に思っている。
つらい現実は時には風に流してしまった方がよいということなのだろう。
⑧『めぐりあい』
さみしい時に少し聞きたくなる曲。「誰も一人では生きられない」ことを思い出させてくれる。
井上さんの声はしっとりした曲調に合っているように思う。
ガンダム終盤の曲と言えばこれで決まりだ。
⑨『ビギニング』
もう井上さんは故人であるため、この声を新たに聞くことはできないが、プライベートでは介護に追われ疲労困憊していたという。
そんな中でも20年に渡り介護を自身で続けていたという。
本当に大変だっただろうがそこには井上さんが歌う「哀」もあったのかもしれないが、
「愛」もあったが故に続けられたと思う。
冥福を祈りたい。
⑩『颯爽たるシャア』
シャアと言えば、これ。カッコいい。
後半まで聞いたことのある方がいるかわからないが、終りの方の曲調は『翔べガンダム』につながってくるのだ。
(やはりゲーム等ではその部分がダサいのかカットされている。)
『シャアが来る』の方が、この曲と入れ替わらない立場でホント良かった。
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まとめ
本当はサントラ等も紹介したかったのだが、今回はここまでにする。
やはり、名曲揃いなところもガンダムの魅力の一つではないだろうか?
また機会があれば他の音楽も紹介していきたい。