【ガンダム】ガンダムシリーズの戦艦はなぜ弱いのか?
ガンダムシリーズの戦艦といえばホワイトベースをはじめ、MSを搭載し連携を取りながら戦うことが多い。
それ故に部隊の中心的存在であり、重要視されるべきなのだが、いかんせん弱い。
宇宙戦艦ヤマトやマクロスシリーズなどの戦艦に比べ武装も弱く(種類や武装が少なく)バリアなどを備えているものも決して多くはない。
なぜガンダムシリーズの戦艦は弱いのだろうか?今回はそれについて考えてみることにした。
ガンダムシリーズの戦艦が弱い理由。
MSという存在があるから。
もはや元も子もない話だが、やはりこれが最大の理由だろう。
「機動戦士ガンダム」というタイトルが示すようにガンダムつまりはMSが主役級の活躍をするのであり、
仮に戦艦はパイロットたちの過ごす場、
生活における中心的な場所になりえたとしても、作品という位置づけにおいては「脇役」にならざる負えないのだ。
その最たる例がゲームやガンプラなどの商品化である。
ガンプラでは当然の様に売上ランキングや商品ラインナップでもガンダム系MSが上位を占め、
戦艦はMSに比べて数もバリエーションも少ない。
ゲームにおいても同じ。ガンダム系のアクションゲームでは当然の様にMSが活躍し、
一方の戦艦は、サポート役だったりMS達が戦う背景と同化していたり、ひどい時には登場しないということは非常に多くある。
あと、ガンダムシリーズの中で戦艦が主役のタイトルの物があっただろうか?
外伝ですらその様なものは存在していない。
ミノフスキー粒子の存在
特に宇宙世紀のガンダムシリーズの戦艦が弱い原因はまさにこの存在も無視できないだろう。
ジオン公国がMSで圧倒的な戦闘力を誇り、連邦の大艦隊を無力化した粒子である。
これはガンダムシリーズの作品の方向性を定める決定的要因となり
「ガンダムにとって戦艦は永遠の脇役、戦艦は(MSやMAに比べて)弱い」という宿命を植え付けることとなったのである。
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まとめ
機動戦士ガンダムという作品のという作品の方向性がガンダムをはじめとするMSを活躍させることを決定づけてしまっている以上、
戦艦が主役になりえることはあり得ず、他の作品に比べて戦艦の性能が劣ることはやむ負えない定めなのである。
それでもガンダムシリーズにおいて戦艦の存在はパイロットや人間関係を描く場として必要不可欠なことは多いため、
その必要性は依然としてあり続けるものだといえるだろう。