おもしろドラ絵シリーズの概要
おもしろドラ絵シリーズとは、TecoMalu【テコまる】さんのドラえもん絵描き歌を用いたYoutubeのショートムービーMADである。
(上記動画はこれまでのシリーズの総集編であり、2023年6月3日の公開からわずか2日で100万再生以上されている。)
↑は大長編の動画で最終回。
2023年6月6日の公開から数時間足らずで50万再生以上されているが、終わらないで欲しかった(切実)
おもしろドラ絵シリーズの元ネタは初代ドラえもんを務めた大山のぶ代が歌う『ドラえもんえかきうた』で、歌詞は以下の通り、と非常にシンプルにドラえもんを書き上げるという内容である。
まるかいて ちょん まるかいて ちょん
お豆に根が出て うえきばち うえきばち
6月6日に UFOが あっちいって こっちいって おっこちて
お池が2つできました
お池にお舟を うかべたら おそらに三日月のぼってた
ひげをつけたら ドラえもん
ちなみに歌詞は同じで水田わさび版の「ドラえもんえかきうた」も存在している。
こちらのドラえもんえかきうたの収録音声を抜き出し、シリーズ初期には「まるかいて」と「ちょん」だけを用いたシンプルな絵描き歌の動画だったものが、テコまるさんの技術力のたまものか次第にグレードアップ。
本来のドラえもんえかきうたには、無いはずの音声も無理やり作り出し、「ゴリ押し+高い編集技術)」により様々なコンテンツが作成される。(サザエさん、アンパンマンやミッキーマウスなど)
個人的には歌のオチの「ドラえもん」というところを「○○えもん(ドザえもん)」などの言葉遊びのセンスが凄まじく好きである。
その結果はこちらの動画によれば、パ行以外の音声はすべて使用可能となっているようだ(と言いつつ、ドラえもんにパ行も発音させているため、おそらくすべての発音をさせることができる。)
- ①おもしろドラ絵シリーズの主な登場人物
- ②TecoMalu【テコまる】さんについて
①おもしろドラ絵シリーズの主な登場人物
<ドラえもん(cv大山のぶ代)>
おもしろドラ絵シリーズの主人公で彼の歌こそがこのコンテンツのすべてである。
性格は調子に乗りやすいタイプで、時々のび太を歌の中でおちょくったり、チョークをかけたりするが、多くの場合のび太に返り討ちにされている。
<のび太(cvなし)>
ドラえもんの相棒で基本的にはニコニコしており、動画内で発言をすることはない。
しかしドラえもんがのび太を挑発したり、行き過ぎた言動を行うと有無を言わさず自慢の筋肉でドラえもんに鉄血制裁をくらわす実は硬派な男である。
原作のドラえもんでは、意志薄弱なのび太を助けるためにドラえもんがいるが、おもしろドラ絵シリーズでは暴走しがちなドラえもんを筋肉で止め、時には筋肉で語る役割を果たしている。
<ドラえもん【黄色】(cv大山のぶ代)>
おもしろドラ絵シリーズ随一の常識と良識ある存在で、シリーズ中盤辺りから参戦。
ドラえもんが大人の事情(権利、健全性など)にかかわるようなコンテンツを披露しようとすると、ボイス付きで制する姿が見られる。
ただし、ドラえもんは黄色ドラえもんの話はあまり聞いていないため、暴走をし続ける結果、最後はのび太の筋肉制裁を受けることが様式美となっている。
それでもたまにドラえもんと共に暴走してしまう一面もあるため、黄色ドラえもんの苦労は絶えないことだろう。
耳をかじられるとドラえもんは分別を失うのだろうか?
②TecoMalu【テコまる】さんについて
おもしろドラ絵シリーズの製作者のTecoMalu【テコまる】さんは、2013年の4月からチャンネルを公開している様子で、2023年6月時点でチャンネル登録者数38万人(動画本数70本以上)となっている。
このシリーズ以外には、ワンパンマン1期・2期のOP「HERO!」をアンパンマンで描いたり、ドラクエ11でジョジョアニメ2期OPを再現したりなどのMADの投稿。
他にも面白い動画を高クオリティーで多数投稿している。
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まとめ
おもしろドラ絵シリーズはシンプルで見やすい上に、面白い為大人気となったが、最終回を迎えてしまったことが非常に残念である。
テコまるさんには、このシリーズを続けて欲しかったと思うばかりだが、続編や新作に期待することしかできない。