ドラえもんの「数え方」は何か?まとめてみた!!
ドラえもんと言えば、言わずと知れた未来からやぅてきたネコ型ロボットである。
ロボットとは言え、のび太をはじめとする登場人物とのやり取りでは、人間以上に喜怒哀楽ある感情を発露させ、
只の機械ではない人間(らしさを持った)『友達』と言っても過言ではない存在である。
画像出典:www.youtube.com
そんなドラえもんだが、主人公のび太からは「ドラえもん」、しずかちゃんやのび太のままからは「ドラちゃん」などと、ドラえもんの名前(とそれに関連する名称)で呼ばれている。
しかし、本来ドラえもんは、未来のロボット工場で量産されたロボットであり、「ドラえもん」(タイプ)は複数存在している。
その為工場などでは、複数いる(ある?)「ドラえもん」を『数字+(ドラえもんの数え方の名称)のドラえもん』として話をしていることは、
現代の我々にも容易に想像できることである。
そこで、今回はドラえもんの数え方の名称についてまとめてみることにした。
ドラえもんの数え方の単位とは!?
「機」「台」「個」説
ネコ型「ロボット」であることから、連想するであろう単位。
しかしガンダムなどの様な(?)人が乗り込むことができるロボットならば「1機」としてもシックリくるが、
ドラえもんと考えると、イマイチぴんと来ないのは著者だけだろうか……?
「1台のドラえもん」というのも、ドラえもんは自動車のように動くことができるとは言え、「それでいいのか!?」と感じてしまう。
「個」に関しても同様。
ともかく、ドラえもんの複数形の数え方としてこの3つを支持する人は少数だと思われる。
「体」説
人形や、ガンダムをはじめとするロボットにも使える単位。
ドラえもんはネコ型「ロボット」なのだから、「3体のドラえもん」と呼んでも差し支えはなさそうだ。
(ドラ○エにで出くるキラーマシンなんかは「体」呼びだし。)
されど、人形よりも人間に近い存在であるドラえもんと考えると、これでもいいが、ちと夢がないというか、冷徹に現実を叩きつける呼び方
(『所詮、ドラえもんはロボットで作られた機械に過ぎないんだ!!』みたいな)な気もする……。
「匹」説
ドラえもんが「ネコ」型ロボットであることに着目すれば、この呼び方が妥当か。
フジテレビのバラエティ番組「めちゃ²イケてるッ!」の「単位上等!爆走数取団」というコーナーにおいては、
複数のドラえもんの呼び方は「匹」が正解とされていたようだ。
(ウィキペディア『単位上等!爆走数取団』を参照)
なお、ドラえもんだけでなく、ドラミちゃんにもこの呼び方は適応されるのと、不正解としては○人や○体が該当するとのことなので、
「匹」を最適解として、「台」や「機」などの呼称は正解もしくはグレーゾーンとなるかもしれない。
「人」説
画像出典:Pixabayより
ドラえもんの数え方最有力説である。
ネコ型ロボットであるため「匹」と数えられそうだが、
猫とは違い「常時」2本足の歩行をしていること、人間の生活スタイルとほぼ同等の行動を送っていることを考慮すると、
ロボットとはいえども、ドラえもんには「人的資格」が認められ、その数え方は「人」と呼ぶことになりそうである。
(話題が逸れるが、どこぞの川に現れたアザラシに住民票が正式に公布されたり、猫が駅長を務めることが認められたりするのだから、
ドラえもんにも人的資格あり!!との主張も通る可能性は決して低くないだろう。)
さらに言えば、ドラえもんの声優「大山のぶよ」の子供相談室での回答によれば、
ボクはロボットだけど、1台でも1匹でもありません。1人と数えてください。
と語ったとされ、ドラえもんの中の人はドラえもんを人間と同じように扱って欲しいと考えているようだ。
その他「話」「ドラえもん」「のび太に聞け」
ドラえもんの数え方という字面だけを見れば「話」と呼んでも良い。(トンチ)
ドラえもんの正式な数え方が分からなければ「1ドラえもん、2ドラえもん、3ドラえもん……」
と固有名詞から単位を取ってしまおう!!という考えであり、数え方が本当にわからないものに対しては便利。
そして、ドラえもんより、一番身近にいるのび太に「複数のドラえもんのがいるときはなんて数えるの?」と聞けばすべて解決できそうである。
ちなみにマンガ『ドラえもん』てんとう虫コミックス5巻収録のエピソード『ドラえもんだらけ』では、
複数のドラえもんがある事情から同じ場所に登場するが、
そこでのドラえもんの数え方はのび太が複数のドラえもんに出会う前に寝てしまったため不明である。
(このエピソードを紹介するサイトなどでは「人」と呼称しているようだ)
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まとめ
・ドラえもんの見た目は「ネコ型」だが中身は「人間」型ロボット。だから「匹」ではなく、あなたの複数の友達のように(?)「人」で数えるのがベストなようだ。
・これまでも、これからも『ドラえもん』の話の中で、複数のドラえもんが登場することはあり得るから、その際、我々が複数のドラえもんの呼び方を学んでおくことは有意義な事と言えよう!!