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【水星の魔女】「水星ってお堅いのね」とはどういう意味か?調べてみた。

ミオリネ・レンブラン ガンダムシリーズ考察
1話のミオリネ
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【水星の魔女】水星ってお堅いのねとは何なのか?

  1. 水星ってお堅いのねの概要
  2. 水星ってお堅いのねへのツイッター上の反応

①水星ってお堅いのねの概要

水星ってお堅いのねは水星の魔女の1話「魔女と花嫁」で、ミオリネ・レンブランが、主人公スレッタ・マーキュリーに向かって放った「水星ってお固いのね。こっちじゃ全然ありよ」というセリフの一部である。

アスティカシア高等専門学園で、学園長でもある父デリング(ダブスタくそ親父)の決めたルール「決闘」での最優秀者の称号ホルダーを持つ、グエル・ジェタークの婚約相手にさせられたミオリネ。

だが、デリングが勝手に決めたルールで学園生活が進むことへの不満もあり、(そのルールに則って婚約者となった)グエルを婚約者とは認めていなかった。

そんな時、自身がミオリネに婚約者として認められないことにいら立つグエルは、ミオリネの農園に赴き、ミオリネの栽培しているトマトなどを荒らし、「未来の夫としてお前に厳しくしていく!」とDV気質に息巻く。

ミオリネとグエル、スレッタ

グエルに庭園をめちゃくちゃにされたミオリネ(左)、グエルの行動を見てケツビンタを叩き込むスレッタ(右)

近くでこの騒動を見ていた周囲の人物は誰一人グエルを止めようとしない中、水星からの編入生であるスレッタはグエルのケツをビンタ!

続けてスレッタはグエルを横恋慕さんと呼び、農園を荒らしたことを含め、ミオリネに謝罪するよう主張する。

これに対しグエルは「意見を通したいならMSでの決闘で俺に勝ってみせろ」とスレッタを挑発し、彼女はこれに乗りスレッタとグエルは決闘することとなるのだった。

(決闘は勝利すれば、どんな条件でも相手に要求できるMS同士の戦闘のことで、学園のルール)

このスレッタが受けた決闘に対しても、勝手に進んでいることに不満を持つミオリネは、スレッタに無断でガンダムエアリアルに乗り、グエルとの戦いに臨むも、ホルダーの実力にはかなわず劣勢に立たされる。

そんな中、スレッタがミオリネに代わってエアリアルの操縦を引き受けた事で、エアリアルは本来の性能を発揮し、ガンダムエアリアルのエスカッシャンで、グエルのディランザをほぼ一方的に打ち負かし、決闘に勝利したことでグエルとの婚約は破棄となる。

ミオリネとスレッタ

ホルダーとなったことで、ミオリネの婚約者となることを聞き焦るスレッタ(左)、水星はお堅いのねと言うミオリネ(右)

そしてミオリネはスレッタがグエルに勝ったことでホルダーとなり、彼女がミオリネの新たな婚約者の証であると告げる。

これに対し、スレッタは「でで、でも私女ですけど…」と答えると「水星ってお堅いのね。こっちじゃ全然ありよ。」というミオリネは返すのであった。

ガンダムエアリアル

スレミオの花婿宣言のための舞台装置と化したガンダムエアリアル

付け加えて、「よろしくね、花婿さん」と嘘か本気かわからないセリフ言い放ち、次回に続くのだった。

スレッタが学園に来る前の前日譚「ゆりかごの星」によれば、水星は老人ばかりの環境であり、スレッタ自身もエアリアルぐらいしか身近に接することもない、閉鎖的で保守的な場所だったのだろう。

過酷な水星の環境では保守的で慎重でなければ、命を落としかねない場所でもあるから、水星の老人たちの婚約に対する考えも保守的(同性婚などもってのほか!)であり、スレッタがその影響を受けてきたであろうことは想像に難くない話である。

 

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②水星ってお堅いのねへのツイッター上の反応

ミオリネ・レンブランとデリング・レンブラン(ダブスタくそ親父)の親子の名言があれば、大抵のガンダムについての話題は論破できるという考察。(強い)

(論破例)

  • ガンダムは宇宙世紀以外は認めない!!
    ミオリネ:富野信者ってお堅いのね、こっちじゃ(SEEDや00なども)全然ありよ。
  • リックディアスはガンダムヘッドじゃないからガンダムではない!!
    デリング:あれはガンダムだ。私が決めた。

論破例を見ても、如何にこの2つの名言でうまく論破できるかわかっていただけただろうか?

↑同性婚の概念はスペーシア特有のものかもしれないという考察。

ゆりかごの星でスレッタは地球のアニメや漫画には触れてきたから、アーシアンの文化を知っている彼女が動揺するのは確かにややおかしいかも?

(もしかしたらミオリネ相手だから焦っただけかもしれないが。)

とは言え、おそらく地球の文化に触れるにはエアリアルの力も借りているだろうから

  • エアリアル(もしくは母親による情報統制)が恋愛や同性婚などについての文化情報をスレッタに遮断した
  • そもそもスレッタが恋愛や同性婚に全く興味がなく、仕入れた知識はかなり偏りがある

と言ったことが考えられるだろう。

アスティカシア高等専門学園のジェンダーレス制服に関しての考察。

確かに言われてみれば男女兼用な制服である。

この点で考えれば、水星の魔女の世界では「男女を意識しない」組織や社会がすでにあるのだが、その影響力は辺境の地である水星にまでは及んでいないだけ。

その為、ミオリネのセリフは「異性婚は古くから主流ではあるが、同性婚と言う選択肢は当然の様に存在するし、若いはずのスレッタの価値観の鮮度が古い」という指摘にもなっているのかもしれない。

↑ヒロイン選択系の作品に新しい価値観を提供してくれることを期待する人。

ドラクエ5のビアンカとフローラ(デボラも)の選択もこのミオリネ式価値観であれば、悩まなかっただろうに。

↑ミオリネの同性婚普通説に疑問を持つ人も。

父親デリングへの反発心からとっさに言ったセリフなのかも?

これまでもミオリネは独断でグエルと決闘することになったり(3話)、株式会社ガンダムが設立されたり(8話)とかなり独善的に行動しているし、それをスレッタに告げるのは事後報告パターンが多いので十分にあり得る話である。

上記の様な様々なツイートがあるが、このセリフのインパクトはこれまで40年以上にわたるガンダムシリーズを知る人々にとって、いろんなインパクトや需要にこたえる影響のあるセリフだったのだ。

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まとめ

放送1話にして名言を生み出したミオリネ・レンブラン。

今後も名言メーカーとしての彼女の動きに目が離せない!

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