私の住む場所はど田舎だったが、『ガンダムビルドファイターズ』の放送が、行われていた。
それにもかかわらず、私はこの作品を見ることができなかった。
最初の数話を見てみると、面白かったにも関わらずにだ!!
ガンダムの原作を知っている人ならば、「おおっ!」と思わずうれしくなる場面もあり、私としては次が気になる作品であった。
だが、その当時何かと忙しく、「録画」という文明の利器があるにもかかわらず、
録画セットすら物臭な私は、忙殺され、すでにその存在を忘れていた。
だから、私はその当時の私に言いたい!!
画像出典:https://swf.naganoblog.jp/d2011-02.htmlより
「バッキャロー」と!!
しかしながら、ふざけた釈明をするなら、私は「ガンプラ」にはいまいち興味がないのである!!
いやいやガンダム好きなら、「ガンプラ」も好きだろ?という声が聞こえてきそうだが……。
「一つのガンダム作品を見終わったら、キチッと外出の準備をして、興奮冷めやらぬまま、
作中に登場したガンプラを買いに行くだろ?誰だってそうする、だが私はそうしない。」のだ。
アニメやゲーム、小説などのガンダムは好きなのだが、正直「ガンプラ」となると、「あんまりなー」という気分になってしまうのである。
おそらくそういう気分になる原因は、それは私自身が手先が不器用ということがあるのかもしれない。
子どもの頃、ガンプラを作ったことがあるが、足の部分のパーツをぶち壊してしまったり、着色ミスをしたり、
せっかく苦労して完成させても、
バランスが悪くガタガタのできでイライラしたりと「ガンプラを通しての楽しい経験」というより、
「自分が不器用だということを自覚させるためのツールとなった失敗経験」しかなかったのだ。
もちろんガンプラを作ろうとすれば、そのような失敗も多いのだろうが、
さらに運の悪いことに、周囲にガンダム、ガンプラ好きもいないため、
それを作る楽しみや喜びを共感、教えてくれる人もいなかったことも、ガンプラから興味が薄れることへと拍車をかけたのだ。
また、どうでもいいことを書いてしまったが、今回は「作中に出てきてかっこいいと思ったガンプラ」について感想を述べていくことにする。
現時点ではアニメを見ていないので、「第一印象でかっこいい!!」と思ったものを紹介していく。
なお「独断と偏見」により「見た目だけで」決めたので悪しからず。
カッコいいガンプラはこれだ!!
※画像は全てhttps://gundam-bf.net/より
ビルドストライクガンダム
コメント:
「ガンダムSEED」のストライクガンダムがベースとなっているこの機体である。
個人的にストライク、特にエールストライクがかっこいいと思っていたので、
それの「フリーダムガンダム」の翼(?)のようなパーツ「「ビルドブースター」がついているのが気に入った。
さすが主人公機である。
ちなみに、このガンプラの発展型、「スタービルドストライクガンダム」も悪くないのだが、
「翼」がないのでどうにも私的には今一つであった。
ウィングガンダムフェニーチェ
コメント:
「ガンダムW」のウィングガンダムがベースの機体。
私はウイングガンダム自体はあまり好きでもないが、
この機体は「緑色がベース」なのと、左右非対称のかっこよさがあり、今回取り上げた。
ちなみに「フェニーチェ」はイタリア語で「不死鳥」を表す。
Gジェネなどでは「フェニックスガンダム」という機体が登場するが、またそれとも違う良さがあり、魅力的である。
ビルドガンダムMK-Ⅱ
コメント:
「Zガンダム」のガンダムMK-Ⅱがベースの機体である。
カッコいいポイントはガンダムのアンテナ部分と、配色である。
多くのガンダムは「V」の形のアンテナだが、王冠のような形のアンテナは独特で引き付けられるものがあった。
また配色は、藍色ぽい配色の「ティターンズ版ガンダムMK-Ⅱ」と、白っぽい「エゥーゴ版ガンダムMK-Ⅱ」の中間をイメージさせるような配色で、見事である。
さらに、2つのロングライフル(?)もスーパーガンダムの要素が取り入れられており、
原作の良いとこ取りな(多少地味な感じはするが)中堅MSという雰囲気が出ており良いと思うのである。
ケンプファーアメイジング
コメント:
「0080 ポケットの中の戦争」で登場のみんな大好きケンプファーがベースの機体。
もともとそのままでもかっこいい機体ゆえ、変にいじる必要はないと思ったが、これは良アレンジだといえるだろう。
配色も渋めなところがGOOD!!である。
ガンダムフェニーチェリナーシタ
コメント:
上記のウィングガンダムフェニーチェの改良型?である。
左右非対称なのもありだったが、左右対称なバージョンもやはりかっこいい!!
先ほどのガンプラとは違い、バード形態にもなれるそうだ。
ちなみに、「リナーシタ」は復活、再生の意味で、「不死鳥復活!!」ということらしい。
もはや不死鳥自体が再生というニュアンスもあるのだから、大事なことなので2回いました(ドヤァア)ということなのだろう。
どうでもいいことだが、「リナーシタ」って言葉を引き延ばしたら「リーナァーシタ」
つまり、「ガンダムZZ」のジュドーの妹「リィナ・アーシタ」に聞こえるのはわたしだけだろうか?
画像出典https://twitter.com/miyacchimasa/status/より
ジュドー(左)とリィナ(右)である。リィナは「スパロボV」ではパイロットとして参戦するのだろうか……?
ソレハキビシイカナー。
クロスボーンガンダム魔王
コメント:
『機動戦士クロスボーン・ガンダム』に登場するクロスボーン・ガンダムX1をベースとした機体。
クロスボーンガンダム自体かっこいい。
でかでかと胸部のドクロが目立つアクセントだが、これがまたクロスボーンらしさを出しており魅力的である。
個人的には名前がなんともである「魔王」って・・・。「デビル」とか「ヘル」とかではだめだったのだろうか?
ガンダムの名前は横文字が多いが、「横文字+漢字」は相性悪いなーと思ってしまった。
名前を除いては総じてかっこいい機体である。
番外編
べアッガイⅢ(さん)
コメント:
かわいい。後ろのちょうちょ結びのリボンが良いアクセントになっている。
これまでも、「ハロ」のようなマスコットがいたが、「ガンプラ」としてのマスコットキャラはそうそういないのではないだろうか?
「LINEガンダムウォーズ」にもその姿が見られたし、今後このキャラの活躍に期待したい!!
グフR35
ガンダムビルドファイターズの登場人物「ラルさん」の作ったガンプラ、「機動戦士ガンダム」のグフがベースの機体。
ぱっと見はもとのグフと変化がなさそうだが、シールドを二枚装備したり、スラスターを増加したりとマイナーチェンジがなされた「漢のMS」である。
おそらく「R35」というのは、原作の機動戦士ガンダムに出てくる「ラルさん」の元ネタ、「ランバ・ラル」の年齢のことだと思われる。↓
画像出典https://ameblo.jp/littlesummon/entry-11833304401.htmlより
こう見えて、彼…35歳なんだぜ!! 貫禄あるよなーと思ってしまう。
そんなダンディーな彼が作ったガンプラ、渋すぎるっ!
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まとめ
独断と偏見で『ガンダムビルドファイターズ』に登場するカッコいいガンプラを取り上げてみたがいかがだったろうか?
ガンプラはアレンジ次第で無限の可能性があり、素敵である。
手先が器用だったらなーと思いつつも、2016年の8月21日には、
ガンダムビルドファイターズのアニメも放映されるそうだし、是非見てみたいものである。