【ガンダムUC】 ロニ・ガーベイについての3つの疑問。

2019年9月16日

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ガンダムUC ロニ・ガーベイとは?

ガンダムUCエピソード4(OVA版)に登場したロニ・ガーベイは、

 

地球連邦軍に父を殺された復讐のため大型MAシャンブロに搭乗する少女で袖付(ネオジオン残党)の少尉である。

 

連邦軍の首都であるダカールを訪れたバナージとジンネマンの案内役をするが、バナージの率直な感性に惹かれ、互いに好意を抱いていた。

 

そんな中、ジオン残党によりダカールが襲撃された際には、ロニはシャンブロに乗り込み守備隊MSと議事堂を攻撃し、首都は壊滅するのであった。

 

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画像出典:s.webry.infoより

これに続きトリントン基地襲撃を行うが、シャンブロのサイコミュが暴走し、市街地に無差別攻撃を始める。

 

そして基地防衛のために出撃した、バナージのユニコーンガンダムと出会うのであった。

 

そんな悲しい運命をたどったロニだが、いくつか疑問がある。

 

今回はそんな疑問について考えてみることにした。

 

ロニー・ガーベイに関する3つの疑問

バナージはロニに恋愛感情を抱いていたのか?

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画像出典:dengekionline.comより

劇中、上記でも述べたようにバナージとロニは互いに意識し合う中であり好意を抱いていたが、

 

バナージはロニを恋愛対象としては見ていないようだ。

 

理由は2つで、1つはバナージはオードリ(ミネバ)一筋であるためだ。

 

バナージが行動する原動力的存在であるオードリに、所詮はポット出の、ロニは太刀打ちできなかったのだと思う。

 

もう1つは恋愛感情よりも、親近感を抱いていただけと考えられるからである。

 

確かに、ロニがバナージを意識する旨を伝え、バナージも彼女を異性として意識した可能性は否めない。

 

しかしながら、「母親に似ている瞳をしている」という描写や、

 

ロニが子供のけがの手当てをしているときのバナージの感情からも「母親のように親近感のある人」ぐらいに思っていたのではないだろうか?

 

 

ロニを倒さなかったバナージには責任が生じるのか?

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画像出典:gundamlog.comより

トリントン基地防衛のためバナージはユニコーン・ガンダムで出撃をする。

 

しかし、バナージはダカールでの出会いもあり、シャンブロへの攻撃は行わず説得を試みるのであった。

 

そのバナージや、(戦死したロニ親代わりの)ヨンム・カークスの思念の呼びかけで、

 

彼女は正気を取り戻し、シャンブロはその動きを止めるのであった。

 

しかしダカールでの暴走を繰り返し、いつ再びシャンブロが暴走するかもわからない。

 

そんな中説得を続けるバナージを見かねたリディのデルタプラスが、

 

ユニコーンガンダムのビームマグナムを奪い取り、シャンブロのコクピットを貫いたことでロニは命を散らすのであった。

 

そこで成り行きとはいえ、連邦軍に協力しているバナージは

 

軍法会議などにより「敵を攻撃しなかった」等の責任を追及されるのであろうか?

 

結論としては、「軍法会議で責任追及されることは一切ないと言えるが、法律ではその限りではない」ということになりそうだ。

 

なぜバナージは責任を問われない?

理由としては2つ。バナージは軍人ではないからということユニコーンガンダムは連邦軍のモノではないと解釈できるからだ。

 

1つ目については連邦軍に協力しているとはいえ、

 

バナージはあくまで「民間の協力者」であり、軍人を裁く軍法会議で民間人を裁く事は出来ないからである。

 

このことはダグザ中佐とバナージとのやり取りからも伺い知ることができるだろう。↓

 

バナージ「俺は軍人じゃないんだから、命令を聞く必要はないはずです」

ダグザ「確かに義務はない。だが責任はある」「君はもう、三度も戦闘状況に介入した。強力な武器を持ってだ。それで救われた者もいれば……命を絶たれた者もいる」

バナージ「…………」

ダグザ「敵味方に関わりなく、君は既に大勢の人間の運命に介在しているんだ。その責任は取る必要がある」

バナージ「どうやって……」

ダグザ「やり遂げることだ」

 

↑最も軍人としての義務はなくとも、行為に対する責任は(軍人としてでなくとも)取る必要はあるかもしれない。

 

2つ目に関しては、ユニコーンガンダムはビスト財団のものであり、連邦軍のものではないからという(主張ができる)理由からだ。

 

もっとも、ダグザ中佐が言うように厳密に言えばユニコーンは連邦軍の資産と言えるのだが、

 

ここに来るまでの過程において、バナージの責任は不問とされてきた以上、

 

曖昧にされてしまうということも関係するのである。

 

なぜなら、ユニコーンガンダムの開発は連邦軍の依頼でアナハイムにより製作されており、

 

連邦軍から資金も出されている以上、強い影響力を持つとはいえ、本来ビスト財団の介入が許されるわけではない。

 

そして、ガンダムUCの冒頭で、連邦の資産かつ機密のユニコーンガンダムにより戦闘行為をした以上、

 

この時点でバナージは裁かれている必要があったのである。(軍人ではないのに連邦軍の兵器の無断使用の件について)

 

しかしながら、実質的に彼の罪は不問となり、あやふやとされた以上、この根本の問題まで遡らなければ整合性が取れないため

 

ユニコーンガンダムはビスト財団のものであり、連邦軍と関係ないと主張することで、対応を取らざる負えないのである。

 

それでも、民間人による違法な兵器運用、治安活動の妨害という意味では,  法に触れることは考えられるため,

 

バナージは全くの無実とは言えないようだ。

 

 

ロニの「バナージ…悲しいね。」とはどういう意味だったのか

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画像出典:shinnoya.comより

明確には示されていないし、本心は彼女のみが知るところであるが、

 

正気を取り戻したロニは戦いの虚しさを知ったがゆえに噴き出た言葉なのではないだろうか?

 

父の敵を討とうと憎しみを増大させ、サイコミュを通して力を暴走させた。

 

街は灰になり崩れ去る中、親代わりだった大事な存在(カークス)までも失う。

 

破壊できるものを破壊しつくしても、大事なものを(戦いで)またも失ってしまった。

 

バナージやカークスの思念により、冷静さを取り戻した彼女の前には得るものなどなく「何もなかった」のである。

 

あるのは複雑に出てくる、後悔や懺悔の混ざる「悲しみ」だったのだろう。

 

余談だが、このエピソードで使われている「MOBILE ARMOR」,  「MAD NUG」は場面に合う名曲である一度聞いてみて欲しい。↓

 

 

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まとめ

・オードリ一筋なバナージにとってロニは母親の様な存在。

 

・ダグザ中佐「確かに(軍事裁判に出なければならない)義務はない。だが法律上の責任はあるかもしれない)」

 

・戦いはいつも虚しさがつきまとうもの。悲しみがそして始まる……。

 

以上である。

 

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