エルラン中将 〜連邦の内政干渉系スパイおじさん〜
CV:永井一郎/仲木隆司(劇場版)/八木光生(特別版)/白熊寛嗣(THE ORIGIN)
登場:TV版『機動戦士ガンダム』第23〜25話/THE ORIGIN/各種ゲーム
永井一郎氏はゴップ大将役もやってるので、地球連邦軍は実質永井一郎氏で構成されている。
①階級詐欺!? 出世の裏にスパイあり!
はい出ました、連邦の裏切り者代表ことエルラン中将。
何がヤバいって、出世タイミングが絶妙に怪しい。
TV版の時点で「オデッサ作戦前に少将→中将に昇進」とあるけど、これ絶対マ・クベの手心入ってるだろ案件。
ええ、そうです。こいつ、ジオンのスパイです(確定)。
②マ・クベとのズブズブ関係、ジュダック経由の深夜連絡網
エルラン、単独で裏切ってたわけじゃない。
しれっと部下のジュダック経由でマ・クベと接触。
オデッサ作戦の機密をダダ漏らし。
「裏切るタイミング? もちろん作戦開始直後ですw」って感じで、準備万端だった模様。
だがしかし!そんなチョロくないのがホワイトベース組。
アムロとセイラにジュダックの怪しい動きがバレて、流れが一気に変わる。
③アムロ暗殺未遂事件、からの即タイーホ
アムロが報告しに来たタイミングで、「このまま帰したらヤベぇ…よし、始末するか」ってなるの、もう完全に悪役ムーブ。
でもね、レビルの部下たち、エルランが怪しいって最初から思ってました。
結果、現場で捕まって肩撃たれて、逮捕RTA達成。
これがなかったらオデッサ戦、危なかったかもしれんよマジで。
④ マ・クベの慢心、「エルラン方面は手薄でOK」→防衛ライン崩壊
マ・クベもマ・クベで「エルランはこっちの人間だからそっちはガバガバでいいっしょ」って油断してたら、真っ先にそこを連邦軍に突破されてしまう。
まさかのスパイバレでジオン大敗北の引き金に。
エルラン…スパイなのに…結果的に連邦勝利の立役者になっちまった…。
⑤ 劇場版では……ただの「WBアンチおじさん」に格下げ
映画『哀・戦士編』では、なんとこの一連のドラマが全部カット。
え?裏切り?オデッサ戦?マ・クベ?なにそれ???状態で、「WBに肩入れしすぎじゃね?レビルさんw」とか言うだけの単なる地味な将軍枠に。
消された背景に涙を禁じ得ない。
⑥『THE ORIGIN』:なんか有能に盛られてて草
エルラン中将に部下のジュダック中佐。1stでは部下のジュダックを通じマ・クベに内通しオデッサ作戦の情報を漏らす
レビル奪還の報告を聞く#THE_ORIGIN
#赤い彗星 pic.twitter.com/ZZ5ZV3QW9W
— ヨラン・ぺーるぜん (@pailsen_rs_7207) August 11, 2019
ここで驚きの大逆転。
『THE ORIGIN』だと、なんと有能ムーブ連発キャラにクラスチェンジ。
ルウム戦役で捕虜になったレビルを、特殊部隊使って救出という大戦果を挙げる。
さらには南極条約の場面でも、「これは休戦条約じゃなくて戦時条約だ! まだ終わってねーし!」とか言い出す。
まさかの条約マニア属性まで付与。
でもやっぱりオデッサでスパイバレ。
しかも、ビッグ・トレーの中で泣きながら「退艦させてください!」と命乞いするという、大物風→一気に小物化のテンプレ展開で幕を閉じる。
エルラン節、ここに極まれり。
⑦ゲームでは「運命の分岐点」担当
エルラン、実はゲーム方面でも妙に出番が多い。
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『ギレンの野望』ではスパイイベント発生。逮捕しなければジオンに寝返って敵キャラ化する。
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『ジオン独立戦争記』では、忠誠度高く保つとマ・クベの核兵器情報をリーク。連邦勝利に貢献するという、「裏切るなら使え、使えないなら裏切る」仕様。
この男、プレイヤー次第で裏切者にも英雄にもなる。まさにSRPGの分岐フラグ体現キャラ。
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まとめ
エルラン中将は、ザ・小悪党枠。
ドズルのような熱血武人でも、ギレンのような冷徹な知将でもない。
けれど、「現実にいそう」な政治屋っぽさ、保身最優先の行動原理、敵味方にすり寄る日和見スタイル……こういう奴が戦争を面倒くさくしてるんだよ!!!(好き)
“裏切り者”エルラン、戦場の歴史に静かにその名を刻む――
…と思いきや、ゲームで暴れてるし、結構語られてるし、なかなかの愛されキャラなのでは?説もある。
※本記事はWikipediaおよびアニメ本編の情報をベースに、AI(ChatGPT)と筆者の趣味嗜好でツッコミを交えてお届けしています。そのため内容の正確性は保証できないので、真に受けずお楽しみください!

