ガンダムNT1アレックスとは?機体の2つの特徴
ガンダムNT1アレックスは『機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争』で登場する連邦軍のガンダムタイプのMSである。
ほぼ実質的にアムロ専用機として開発されていたが、ジオン公国軍の「サイクロプス隊」の攻撃を受けてしまう。
その結果、アレックスは破損してしまい、アムロ達ホワイトベース隊に届けられることはなかった機体である。
そんなアレックスには、アムロの乗るガンダムには無かった以下の2つの特徴がある。
- 特徴①:90mmガトリング砲
- 特徴②:チョバムアーマー
特徴①:90mmガトリング砲
実際アムロが搭乗することはなかったが、一部のゲームなどでは、アムロが搭乗すると凄まじい性能をたたき出す事ができるなど、“もしも”を再現したものも多い。
しかし、アムロでなくとも相手の意表を突き、敵を殲滅できそうな武装がこのアレックスにはついている。
それが「90㎜ガトリング砲」である。
とにかく弾薬を打ちまくり、敵を「蜂の巣」にすることで、敵を殲滅する。
ゲームキューブの隠れた名作「機動戦士ガンダム戦場の軌跡」では、リロードするまで「300発」という途方もない弾数を発射することができ、とにかく敵を近づけなければ、ガトリングだけで制圧可能という恐ろしい武装であった。
(普通のビームライフルで、15~20発、弾数の多いバルカンですら60発程度なのに!!)
このガトリングはアレックスの大きな特徴で、後述のケンプファーもこの武装には歯が立たなかった。
ガトリングの破壊力もさることながら、連射もしやすいため、昔から(?)連射が好きなアムロには、まさにもってこいの武装だといえよう。
正直、アレックス本機がアムロの元に届かなくても、せめて「アレックスのガトリング砲」をガンダムに装着できれば、十分すぎるかもしれない。
アムロならガトリングだけで、ジオングに完封もできるだろう。
(そうなると、ビームライフルでのラスト・シューティングもなくなるか、ガトリング砲になってしょぼくなりそうだ……。)
特徴:②チョバムアーマー
またもう一つのアレックスの大きな特徴としては、「チョバムアーマー」という(使い捨てタイプの)衝撃吸収装甲がある。
劇中では、ジオンのサイクプロス隊高機動型MS「ケンプファー」のチェーンマインという鎖状の地雷(?)を巻きつけられても、アーマーが破壊されるだけで、本体は無傷であった。
チョバムアーマー装備のアレックスは、アムロよりシャアの方がうまく使いこなせるのでは?
ガンダムアレックスのチョバムアーマーは非常に高性能であることが分かったが、一つ疑問がある。
「その装備、本当にアムロに必要ですか?」ということだ。
機動戦士ガンダムのアニメ終盤でも、アムロの反応にガンダムがついていけず、マグネットコーティング(MC)を施したほど(それでも機体がアムロの反応についていけない)
アムロは攻撃に敏感に反応でき、まず攻撃を避けるだろう。
どうやら、アレックスのチョバムアーマーは機体の機動性を犠牲にし、防御力を高める方式のものだというから、ただでさえ、機体の反応が遅いことに、イラ立っているアムロがチョバムアーマーのついたアレックスに乗ろうとするだろうか?
とてもそうは思えず、「ブライトさん、(チョバムアーマーは)重いから付けずに出ます!!」というのが目に見えているのである。
防御の面でも、アレックスにはガンダム同様、シールドがあるから、アムロにとってはそれだけで十分だろう。
しかし!!逆に、何かと白兵戦をしたがる(?)シャアが、チョバムアーマーの付いたアレックスに乗ることになったらどうだろうか?
(0080のifとしてサイクプロス隊が、ガンダムアレックスの破壊ではなく、強奪に成功したとすれば、キシリアを通して、対ニュータイプ、つまり、対アムロようの機体として、用いられたこともあり得るかも。)
チョバムアーマーのせいで、重装甲となり、機動力こそ下がるが、タックルしてアムロのガンダムに白兵戦を挑みかかることが考えられるのではないだろうか?
もしくは、超近距離でガトリング砲連射もあり得るだろう。
というわけで、「シャア専用アレックス」VS「MCガンダム」の実現を期待したい!!
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まとめ
- アレックスのガトリング砲は鬼畜性能。せめてガンダムにガトリング砲だけでも届いて欲しかった。
- 「チョバムアーマー付アレックス」にシャアが乗って、ガンダムVSガンダムの実現!!
が以上のまとめである。
まとめというよりか、もはや感想だが、「シャア専用ガンダム」があるんだから、「シャア専用アレックス」もあってもいいと思うのである。