フルアーマ・ーガンダムとパーフェクトガンダムはどちらが強い?
結論としては、フルアーマー・ガンダムがパーフェクトガンダムより強いと考えられる。
『ガンダムサンダーボルト』の作者太田垣氏は「フルアーマー・ガンダム」について『プラモ狂四郎』からオマージュしている部分があると述べているが、『プラモ狂四郎』には「ガンダム」の名を冠する「パーフェクトガンダム」が登場する。
色彩こそすぐに違うと分かる2つの機体だが、具体的にはどう違うのだろうか?
今回はその違いを調べ、強さを考察してみた。
- 機体の性能面
- 機体の武装面から
機体の性能面
フルアーマー・ガンダム
MG 機動戦士ガンダム サンダーボルト フルアーマー・ガンダム Ver.Ka (GUNDAM THUNDERBOLT版) 1/100スケール 色分け済みプラモデル 新品価格 |
形式番号:FA-78。イオ・フレミング少尉が搭乗。
メインカラーはダークブルーと白。
ビーム兵器と実体弾兵器を多数搭載しているため重武装となっている。
当然アーマーは着脱可能である。
この弊害により、機動性の低下が発生するが、肩部や脚部、バックパック等に装着されたいくつものアポジモーターによってそれを補っている。
バックパック後部には、プロペンラントタンクを兼ねる大型のロケットブースターが2基あり、全スラスター推力は高機動型モビルスーツにも匹敵するとされる。
さらに、バックパックの前部には、予備のエネルギーパックと2基のサブアームが取り付けられ、エネルギーパックの交換やシールドの保持など様々な用途に使用されている。
パーフェクトガンダム
型式番号:RX-78[39]もしくはPF-78-1[40]。
ガンダムのトリコロールを基調色とした、増加装甲を胸部・肩部・腰部・下脚部に装着し、脚部増加装甲にはスラスターを追加。
重武装であり、「フルアーマー・ガンダム」同様に推力は強化してあるとは言え、鈍重な機体には変わりなく、『プラモ狂四郎』に登場した高い機動性を誇る「セミアーマードガンダム」に翻弄され敗北している。
この敗北以降、パーフェクトガンダムの増加武装は、状況に応じて着脱可能なものへと変化しているという。
フルアーマー・ガンダムの方がパーフェクトガンダムより優秀?
(背景・状況を考慮しないという前提があるが)性能面で比較すると、どちらも重武装な機体、アーマーは着脱可能という点は共通している。
しかし、機動性においては、高機動型MSにも匹敵する性能を発揮できる「フルアーマー・ガンダム」が「パーフェクトガンダム」よりも優れていると言えそうである。
機体の武装面から
フルアーマー・ガンダム
右腕部にはエネルギーパック形式の「2連装ビームライフル」、左腕部には「5連装型ロケットランチャー」があり、艦艇サイズの障害物を移動させるほどの推力がある。
バックパックの右肩部には、暗礁宙域の大型デブリを貫く威力の「大型ビームキャノン」、左肩部は「多弾頭型6連装ミサイルポッド」を装備している。
ビームサーベルはバックパックの左右側面に1つづつ装備。
サブアームより取り外しを行い、腕部で持って使用する。
シールドはRX-78用のもより大型で、左右の腕部に装備したり、サブアームで保持したりすることで、4枚のシールドを同時装備が可能である。
パーフェクトガンダム
右腕部に直付け式の「2連装ビームガン」、背部の大型のパックパックに直結した「肩部大型キャノン」、左腕部に装着されたシールドには、「ビームサーベル3本」と、「機雷投下ユニット」が装備されている。
武装面でもやはり、フルアーマー・ガンダムが強い?
比べてみると、圧倒的に「フルアーマー・ガンダム」の方が武装数が多いことが言える。
威力も強力な射撃兵器が多く登場し、防御面でもシールドを複数装備することで、高い防御力が実現されている。
一方、パーフェクトガンダムは、通常のガンダムよりも武装が強化されているとはいえ、「フルアーマー・ガンダム」には武装数では劣る。
もしこの両者が対決することがあれば、遠距離からの撃ち合いでは弾幕の濃さで、「フルアーマー・ガンダム」が優位に立ちそうだ。
そうなれば、(パーフェクトガンダムの武装の威力が分からないということもあるが)
パーフェクトガンダムは接近戦に持ち込むしか勝機がないように思えてならない。
まとめ
当然背景や状況を考慮すれば、どちらが優れているとも断言することはできないが、あえてどちらが優位にあるかを述べるならば、「高機動」「豊富な武装」を持つ「フルアーマー・ガンダム」がパーフェクトガンダムよりも優れている機体だと言えるだろう。
しかし、MSの性能差が戦力の決定的要因ではない。(ドヤッ)
乗り手次第では、宝の持ち腐れにもなるし、エースとしても大活躍できるのだ。