ガンダム・キャリバーンの活躍について
この記事は、水星の魔女に登場したガンダム・キャリバーンの活躍についてアニメ話数ごとにまとめた内容になっている。
なお話数はアニメ1、2期通算となっている。
他の機体に関してはこちらを参照のこと。
- 第21話「今、できることを」での活躍
- 第22話「紡がれる道」での活躍
- 第23話「譲れない優しさ」での活躍
- 第24話「目一杯の祝福を君に」での活躍
第21話「今、できることを」での活躍
21話では、宇宙議会連合のグストン・パーチェ曰く「化け物」の名を関した機体で、(水星の魔女プロローグでの出来事)の21年前のヴァナディース機関襲撃事件の後に議会連合が接収した機体とのこと。
グストンはプロスペラを止めるためには、地球寮にいるスレッタに協力を仰ぐために訪れたが、現状的にはガンダム・キャリバーンで対抗するしかないと判断し、の搭乗者をスレッタに任せようとしていた。
ただし、その場合ベルメリアによれば、エアリアルとは違いエリクトがいない(データストームの悪影響をエリクトが引き受けていた)ため、仮にスレッタが搭乗者する場合、データストームの影響をもろに受けてしまうことが懸念される。
なお、機体の名称の「キャリバーン」は、シェイクスピアの戯曲『テンペスト』に登場する怪物「キャリバン」、もしくは『アーサー王伝説』に登場する「聖剣・エクスカリバー」の異名「」とも言われている。
テンペストの場合は、キャリバンは魔女・シコラクスと魔物の間にできた息子であったため、怪物なのだろう。
またエクスカリバー由来の場合は、エクスカリバー=2本目の剣ということで、「エアリアルに続く2体目のガンダム」という意味合いがあるのではないか、もしくはテンペスト、エクスカリバーどちらもの由来からの意味を持たせた機体名であるとみられる。
第22話「紡がれる道」での活躍
22話では、クワイエット・ゼロへ向かうためにスレッタがガンダム・キャリバーンに乗ることとなり、稼働試験をするシーンから登場する。
クワイエット・ゼロのデータストーム空間でのオーバーライド対策として、パーメットスコア5の負荷試験をすることになる。
データストームに耐性を持つエリクトと近しい遺伝子を持っているとはいえ、スレッタもデータストームには苦しんだが、何とか耐えきることができ、この姿を見ていたミオリネは思わず泣きだすのだった。
初陣するキャリバーン
稼働試験後、キャリバーンは出撃。
その後、スレッタはクワイエット・ゼロに先行し、データストーム空間内に侵入。
防衛を行うMA形態を含めたガンドノードとの交戦が開始され、スレッタは息を切らしながらもMA形態のガンビット攻撃をまずは回避。
そしてスラスター付きのバリアブルロッドライフルで加速。
直後にバリアブルロッドライフルでMA形態のガンドノードを撃墜するのだった。
その後もスレッタは次々とガンドノードを撃墜していく。
もはやガンドノードではキャリバーンを止めるのは無理であった。
また、別の1機のMA形態のガンドノードは接近戦を仕掛けてきたが、つばぜり合いとなったキャリバーンのパワーが上回り、ガンドノードはMA用のパーツが破損したためパージ。
スレッタはこの隙を逃がすことなく、バリアブルロッドライフルで撃ち抜きガンドノードを撃墜するのだった。
そして刹那の安息の静寂が終わると、ガンダム・キャリバーンの目の前にはエアリアルがあらわれ、スレッタは驚く。
現れたエアリアル、エリクトは「なぜここに来た」問いを投げかけるが、スレッタは『止めに来たんだよ!二人を!』と言い放つのだった。
第23話「譲れない優しさ」での活躍
スレッタのガンダム・キャリバーンの前に現れたエアリアルとエリクトは、スレッタにすぐにこの場から離れて学園に戻るように伝えるが、スレッタは一歩も譲らない。
このためエリクトはガンビット攻撃を開始するが、エリクトやエアリアルを傷つけたくないスレッタは攻撃をひたすら回避し続ける。
その中で、エリクトのリプリチャイルドもスレッタを引き留めるが、その間もガンビット攻撃は続き、スレッタは攻撃を回避する。
だが、回避し続ける中でどうしても完全に回避することは難しく、キャリバーンは被弾をしてしまうが、スレッタはあきらめずにエアリアルに手を伸ばす。
そんな中、突然キャリバーンの目の前に現れたガンドノード(MA形態)を撃破したスレッタは、その直後にエアリアルから蹴りを入れられ吹き飛ばされるが、何とか体勢を立て直す。
そこで再びエリクトは、クワイエット・ゼロの空域から離脱しろと促されるが、スレッタは大好きなエリクトのそばにいたい、母プロスペラを抱きしめてあげたいと真っ直ぐな気持ちで伝え踏みとどまる。
このスレッタの様子を見ていた、クワイエット・ゼロのプロスペラも仮面の下でさすがに思うことがあったのか、耐えている様子だった。
その後もエリクトは何度もガンビット攻撃を仕掛けるが、スレッタはこれを回避(これまで同様、決してガンビットに対して攻撃は行わなかった)。
時に迫ってくるガンドノード(MA形態)は撃墜。
エアリアルとのつばぜり合いともなっても、お互い譲らない戦いが延々と続いていた。
しかし、宇宙議会連合のILTSの砲撃から、皆を砲撃から守るためエリクトはエアリアルとガンドノードをフル活用し砲撃からの防壁を展開する。
砲撃がやんだ後、目を開けたスレッタが見たものは、キャリバーンを守るために残った数基のガンビットと、エリクトもいなくなり、すべてを守るために大破したエアリアルの姿だけだった。
第24話「目一杯の祝福を君に」での活躍
ILTSの砲撃により大破したエアリアルにスレッタはすぐさまキャリバーンで駆け寄る。
しかし、これまでのデータストームの負荷もあり、スレッタはキャリバーンのコクピット内で意識を失ってしまう。
その後意識を取り戻し再び出撃したスレッタは、エアリアル(エリクト)をどうにかするべく、キャリバーンでエアリアルを運びつつ、プロスペラや捕らえられているミオリネ達のいるクワイエット・ゼロに向かう。
キャリバーンはクワイエット・ゼロに到着。
エアリアル(エリクト)が戻ってきたことを喜ぶ「プロスペラ」は、スレッタにエアリアルをクワイエット・ゼロのシステムにつなぐように伝えるが、スレッタはこれを拒否。
エアリアルの制御をスレッタのキャリバーンに移した上で、クワイエット・ゼロに接続を行う。
データストームに苦しむスレッタだったが、その中でスレッタはクワイエット・ゼロのデータアーカイブに存在していた強化人士4号と再会。
強化人士4号の協力も得てスレッタとキャリバーンはデータストーム空間を形成に成功。
そしてスレッタはエアリアルを連れクワイエット・ゼロの外へ向かい、再びエアリアルに向かい合う形でエリクトに呼びかける。
エリクトはスレッタに反応し、『エリクトとお母さんどちらとも一緒にいたい』というスレッタの想いを聞く。
スレッタの想いに応えることにしたエリクトはガンビットを展開し、ガンビットはキャリバーンに装着されスレッタの力となる。
一方で、ILTSの第2射砲撃が迫る中、これを止めるためスレッタのキャリバーンは、虹色のデータストーム空間を展開。
キャリバーンとエアリアルを虹色のデータストーム空間が包む。
その後キャリバーンは、エアリアル、ファラクト、シュバルゼッテの3機のガンダムを呼び寄せる。
ガンビットを格納したキャリバーンは4機の集結ポイントに向けて移動を開始する。
そしてキャリバーン、エアリアル、ファラクト、シュバルゼッテの4機のガンダムは力を合わせ、特大データストーム空間を形成した結果、ILTSの機能停止に成功する。
直後、役割を終え各ガンダムやクワイエット・ゼロは、パーメット粒子レベルまで分解が始まり、ガンダム・キャリバーンも少しずつ消滅を始める。
その中でエアリアルにデータストームとして取り込まれているエリクトも、エアリアルともども消滅していくかに思われたが、キャリバーンとスレッタは奇跡を起こし、スレッタの持っていたマスコットキーホルダー『ホッツさん』の中に入り込むことでエリクトは生きながらえることとなる。
こうしてキャリバーンは跡形もなく消え去り、スレッタは宇宙空間に放り出されるが、デミバーディングで迎えに来たミオリネに無事助け出されたのだった。
このクワイエット・ゼロの出来事の3年後、スレッタはデータストームの影響こそあるものの療養生活を送り、夫婦として結ばれたミオリネ、母エルノラ、エリクトと共に穏やかな生活を送ることとなった。
ガンダム・キャリバーンのガンプラなどのグッズ
ガンダム・キャリバーンのガンプラなどのグッズは以下のようなものがある。
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まとめ
以上が水星の魔女でのガンダム・キャリバーンの各話数での活躍である。