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【逆襲のシャア】アルパアジール(α・アジール)はなぜ弱いのか? 考えてみた!!

アルパアジール(α・アジール) ガンダムシリーズ考察
アルパアジール(α・アジール)

 

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アルパアジール(α・アジール)はなぜ弱い?

ガンダムコレクション 1/400 MZ-333 α・アジール

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アルパアジール(α・アジール)は逆襲のシャアで初登場し、スパロボをはじめとしたゲームにもこのMAは登場したが、劇中での印象と言えば、リ・ガズィのミサイルであっけなく爆散したくらいにしか印象が私にはなかった。

 

言い換えれば、このα・アジール(アルパアジール)、従来のMA=強いのイメージを覆すほど弱い!!と感じたのである。

 

またその弱さの原因には、ビーム兵器への対応力の無さがあるのではないだろうか?

  • ビグザムα・アジールを比べると……。
  • ノイエ・ジールとα・アジール。
  • α・アジールに Iフィールドはそもそもついているのか?

①ビグザムα・アジールを比べると……。

ビグザム

ビグザム

ファーストガンダムですでに、ジオン公国はMAを戦場にいくつも投入していったが、MA=強敵の印象を植え付けたのは個人的にはビグザムだと思う。

 

強力なビーム砲を次々と連邦の戦艦を沈め、連邦軍からの遠距離攻撃やビーム攻撃は「Iフィールド」で無効にする。

 

乗っていたドズルの士気もあったかもしれないし、これまでにだってアムロ達を苦戦させてきたMAはいくらでもいるが、ビグザムはまさに「化け物」と言っていいほどのMAだったように思う。

 

②ノイエ・ジールとα・アジール。

ノイエ・ジール

ノイエ・ジール

また0083では、デラーズフリートはアクシズからIフィールドを持つ「ノイエ・ジール」を受領している。

 

このMAもガトーの技量も重なって、コウ・ウラキのデンドロビウムを圧倒したが、やはりIフィールドを装備している。

 

そして、α・アジールはこのノイエ・ジールの系譜とされているのに、Iフィールドを装備していないのである!!

 

言い換えれば、時代の流れ的に「Iフィールド」を持っていて当然と思われるα・アジールにそれがないのは不自然というか、「なぜつけなかったんだろう?」という疑問が著者には湧いたのである。

 

➂α・アジールに Iフィールドはそもそもついているのか?

Iフィールド

Iフィールドのイメージ

上記でα・アジールはIフィールドを装備していないと述べたが、実の所このMAがIフィールドを持っているかは論争が分かれているところである。

 

逆襲のシャア劇中では、特段ビーム兵器を防ぐ描写がなかったことから「Iフィールド」を持っていないと(判断)されている。

 

またゲームにおいても、ギレンの野望では非装備となっているが、一部の作品を除く「Gジェネ」、「スパロボ」、書籍等ではIフィールドを装備するものと捉えられており、結局のところ、このMAがIフィールドを持っているかはわからない。

 

しかし、Iフィールドを持っていたにしろいなかったにしろ、逆シャアでのα・アジールが弱かったように著者が感じた印象は覆らないのである。

 

 

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結局、 α・アジールはなぜ弱かったのか?

AMA-X4 アハヴァ・アジール

AMA-X4 アハヴァ・アジール

Iフィールドの有無や、パイロットであるクエスの練度不足など、様々な要素が重なったとは思うが、著者が思うにこのMAが弱かった理由は「まだ未完成だったから」という点に尽きるのではないかと思う。

 

というのも、矢立文庫で連載中の「機動戦士ガンダム Twilight AXIS」に α・アジールの後継機(完成機)と思われる機体が登場したことでその可能性が出てきたからだ。

その名は「AMA-X4 アハヴァ・アジール」。

「アクシズ内で新たに確認されたモビルアーマー。Iフィールド・ジェネレーターが搭載され、未完成の状態で保存されていた。」とのこと。

 

つまりこの機体は逆シャアの頃のアクシズに作られていたα・アジールの後継機、もしくは兄弟機であり、α・アジールで戦闘データを取ってアハヴァ・アジールにフィードバックし、アルヴァの方を完成機にする(つもりだった)という可能性が考えられるのではないだろうか?

 

しかし、α・アジールがニュータイプ専用機として開発されたのは確かだが、「試作機」とされてはいない。

 

それでも、型式番号AMA-X2(AMX-002、AMA-002)は「ノイエ・ジール」のことを差し、α・アジール(のそれはNZ-333と違うが)は、ノイエジールの系統にあるとされているため、「全くの無関係」という事はあり得ないだろう。(名前も似ているし)

 

よって、新たに登場したアハヴァ・アジールとα・アジールの関係性を考えると上記のような考えに至ったのである。

 

そう考えると、Iフィールドが無ければ「これから完成機にするつもりである(アハヴァ・アジールに)つけるはずだった」と言えるし、

 

Iフィールドがついていた場合にしろ、「未完成品で調整がうまくいっていなかった」と考えれば、整合性が取れるように思うのだ。

 

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まとめ

  • 様々な要素があるが、α・アジールが弱かった最大の理由は「未完成だったから」であり、その完成形として「AMA-X4 アハヴァ・アジール」が用意されていた可能性が高い。
  • Iフィールドがあろうとなかろうと、やはり逆シャアでのα・アジールが弱い印象だったことに変わりはなかった……。
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