鉄血のオルフェンズ 44話「魂を手にした男」
前回のあらすじ、ロリコンのマクギリスはハードな過去を背負っていたため、「力」だけを求めることにたどり着く。
そして、力の最たるもの「ガンダムバエル」に搭乗する。
一方、彼の真意を見極めようと仮面をかぶり続けたヴィダールはそれを脱ぎ捨て、ラスタルの引き金「ガエリオ・ヴォードイン」としてその前に立つ。
あと、三日月のガンダムバルバトス、鉄華団もいたけど、前回はおまけだった。
亡き友の脳を移植した「疑似阿頼耶識システム」を発動させたヴィダール(MS)、様々な思いを胸に、かつての友を討つためガエリオは戦う。
(もはや、ガエリオが正統派主人公と化していた。三日月が異色なだけに一層。)
物語もいよいよ終盤に向けて加速中!! それぞれの思いを胸に激突する!!
あときれいな目をしたイオク様は、また戦場に戻るのかな……。
- ①ラスタルの口撃
- ②マクギリスと手を組んで鉄華団本当に大丈夫か?
- ③似た者同士のマクギリスと三日月
- ④ギャラルホルンの動揺と立場
- ⑤ラスタル陣営にて。
- ⑥反省したイオク様
- ⑦アルミリアとマクギリス
- ⑧セブンスターズの老人どもの判断。
- ⑨鉄華団の覚悟
- ⑩大人の責任
- ⑪ギャラルホルンホルンでは
- ⑫最後の戦いへ向けて
- ⑬オルガの覚悟
- ⑭アトラちゃんの思いと覚悟!!
- ⑮アトラの告白。
①ラスタルの口撃
前回はラスタルの悪行をいろいろ言われっぱなしで、「愚かなガキめ」とぼやくだけのラスタルだったが、今回は反撃と言わんばかりに、マッキーの悪行をつらつら言い並べる。
アルミリアとの結婚も「ボードウィン家乗っ取りのための策略」と言い切った。
(どっちかと言えば、戦略というよりマジでロリコンなんじゃ…。)
そして、マクギリスは、バエルをも乗っ取りギャラルホルンの反逆者なんだ!!とラスタルは叫ぶのだった。
②マクギリスと手を組んで鉄華団本当に大丈夫か?
このラスタルの公表を受け、「本当にうまくいったのか?」とかなり懐疑的にマクギリス派のライザに尋ねるオルガ。
これには「うっ」とライザは気まずくなり、「ギャラルホルンにしかわからないルールがあるんだよ、サラダバー同志よ」と言ってスタコラサ―していった。
マジでヤバくね?鉄華団。
鉄華団メンバーも不安を口にするが、とにかく「三日月を待つしかない」とオルガであった。
③似た者同士のマクギリスと三日月
鉄華団唯一の希望となっている三日月。
シャトルとかを待ってガンダムにつながってたらマッキーがやってきた。
そんで「阿頼耶識は成人手術するの難しくね?」と三日月が尋ねると、「俺、バエルを起動させるためにいろいろしてきたんだー、黒いグレイズに乗ったりいろいろさー。」とうんたら。
成人が阿頼耶識に適応する為、苦労してきたことをマクギリスは語る。
そして「伝説のバエルを起動するには阿頼耶識が絶対必要だったんだ」と力への執着は変わらなかった。
三日月は、オルガの命令に徹底的であり、マッキーは「力」、一つのものに執着する姿は似た者同士なのかも。
OP韻を踏んでてフレーズが印象的だから好きなんだが、ロリコンマッキーの部分はやっぱり笑う。
④ギャラルホルンの動揺と立場
マクギリスがガンダムバエルを起動させた事実に対し、ギャラルホルン内部は大揺れしていた。
そしてこの事実を元に「俺バエルに乗れたんだからすごいよ?ギャラルホルンのトップだよ?言う事聞けよ」とマクギリスはセブンスターズの老人どもに迫るのであった。
これには老人たちは口々に反論し(ラスタルを支持してる?)、息子ガエリオを殺されたと思ってたガルスは「マクギリス、ふざけるなー!!」と激怒。
これにマクギリスは「私の父上でもあるし、私の言葉はアグニカ・カイエルのものと思え!!」とあくまでも強気であった。
⑤ラスタル陣営にて。
仮面を取り去ったガエリオはラスタルの元に戻る。
これにはラスタルも同士としてガエリオを迎え入れ、青年将校(マクギリス)の謀反を鎮圧せねばとあくまで立場は変わらなかった。
そして戻ってきたヴィダール(MS)を嬉しそうに整備するヤマジンは、この機体の性能をフル発動させるようにマッドなことに取り組むようだ。
⑥反省したイオク様
謹慎を食らっていた我らがイオク様。「申し訳ございませんでした!!」とやたら誠意のある感じでラスタルに謝る。(はじめてみた)
イオクさまの心は浄化されてるようだ。
これにラスタルは「お前は愚かな当主だ!!」と説教しつつ、それでも前クジャン公の面影がやはりあり、お前は慕われるんだよと分析するのであった。
これには涙ながらにイオク様はうなだれるだけであった。
(これまで散々ひどいことをしてきたイオクなのに、なんでか、もう許してやるかーという気分になってしまう。危ない危ない。これがカリスマ!?)
アグニカカイエルはギャラルホルンを作ったが、その歴史は彼なしで育まれてきた。
だからマクギリスはアグニカは否定するべきだったんだ。
とラスタルの本心をこの愚かな部下の前で漏らすのであった。
あとは戦場にイオク様が出なければOK。
⑦アルミリアとマクギリス
いつものように何食わぬ顔で外にたたずむアルミリアに会いに来たマッキー。
しかし、マクギリス派の宣言を聞き、兄ガエリオが生きてたことがショックとなり、幼いアルミリアは当然ながら動揺していた。
「マクギリスを殺す。」と刃を涙ながらに震えた手で向ける。
これは動揺も見せず、イケボで「君を愛してる」といつもの通りなだめるマッキー。
でも「やさしい目も、言葉も嘘!!。」とアルミリアはかたくなであり、泣きながら刃を下す。
そして酷いことされても、マクギリスをやはり愛していると思いを伝え、自刃を試みる!!
が、マッキーは寸前のところで自身の手を犠牲にし食い止める。
「アルミリアとの約束は守る。幸せにする、とにかく生きろと」マッキーは諭すのである。
石動に邪魔をされた用事ができたマッキーは面会に出かけ、残されたアルミリアは「マッキーの言ってることはおかしわ、私もおかしいわ」と呟くのであった。
(アルミリアはともかくマッキーはおかしいのは確か。)
アルミリアとマッキーがやり取りしている頃、三日月は鉄華団戻ってきたけど、鉄華団とアンタら(マッキー派)だけでアリアンロッドと戦うことになり、オルガも想定外な事態が起きる。
支援もなさそうだしかなり不安である。
⑧セブンスターズの老人どもの判断。
マッキーはバエルに乗れたから俺に従えとセブンスターズの老人どもを脅した。
しかし、「バエルに敵対はできないけど、マッキーには従えない」だから中立でいるわい!!
と老人どもは傍観を決め込むことにしたようだ。
ということで、マッキー派と鉄華団だけでラスタルのアリアンロッド艦隊と戦うことになった次第。
⑨鉄華団の覚悟
セブンスターズの戦力が当てにできないとわかった上での戦い。
これには「無理だろ」とユージンもボヤクが確かにそうだと思う。
しかしオルガは「戻ることもできないから進むだけ」と進むことを選ぶことになってしまった。
今回ばかりはヤバい気がするのだが……。
ということで、鉄華団は慌ただしく戦いに向けて動き始めた。
ノーマルスーツがにあわねー雪之丞の整備や、ヤマギが頼んだ流星隊用の武装が行われるが、次回公開というところだろうか。
⑩大人の責任
あんまり見かける機会のないデクスターと、メリビットさんは鉄華団で事務仕事をしていた。
CGS時代の責任も感じていたらしいデクスターさんは何ができるでもないが、鉄華団の傍で支える覚悟をしたそうで、鉄華団に残ったらしい。
「それでもなかなか難しい」と子どもたちにできることがない大人のふがいなさを感じているが、メリビットさんは止められないようだ。
そして私達は彼らに寄り添う事しかできないと苦悩していたのであった。
ところで慌ただしい中にある鉄華団であり、「皆がやるしかねー!!」となっている中、ザックは「倍の戦力相手じゃ勝てないだろ!!いきあたりばったちでやばいだろ!!」と至極まっとうな考えをディンにぶつける。
これにディンは「やるしかないからやってるんだ」と答えるが、通りかかった雪之丞は「オルガもお前(ザック)みたいのがいたら楽なのにな。考え続けろ」とザックにアドバイスするのであった。
⑪ギャラルホルンホルンでは
髪型がなんかダサイ?、ガエリオだったが、素顔を曝してジュリエッタの前に現れた。
これには「思ったよりイケメンだ」と何か惚れてる感じだった?
それはともかくガエリオは、ジュリエッタの強くなりたいという気持ちは素晴らしい!!と評価。
「阿頼耶識タイプE?」がどうとかこうとか、もっと強くなり向上したいのならなんとかかんとかと、「人間を辞めさせる」勧誘をしていた。気がした。
次回辺りにはジュリエッタも人間を辞めるんじゃなかろうか。最後まで常識人であって欲しいけどな。
⑫最後の戦いへ向けて
「デカい話には裏がある」と今回の戦いに対してユージン&シノ。
「こうなってしまったのは俺たちが、オルガを追い詰めていしまった為じゃないか?」とユージンは疑問を口にする。
しかし、考えようとはしない?シノは、「考えることはあいつ(オルガ)に任せりゃいい。俺たちは動くだけ」と反論し、ユージンは「それもそうか」と納得してしまった。
本当にそれでいいのだろうか?
⑬オルガの覚悟
無謀とも思えるマクギリスとの共同作戦。
「戦いで多少の犠牲が出てもしかたない」と、会談に来たマクギリスの発言にオルガはブチギレてマクギリスを殴り飛ばす。
家族を背負ってきたオルガからすれば許せないのは当然であり、「力」しか求めないマクギリスとは相いれないのだろう。
そして「筋が通らねェことは許せねえ。腹割っていこうぜ(昭弘の筋肉?)大将!!」とマクギリスに誠意と覚悟を求めるのであった。
これが最後の戦いだと。
⑭アトラちゃんの思いと覚悟!!
久しぶりの食事シーンではヒロインの一人ヤマギと並ぶシノだったが、「この1回の戦いであがり」とみんなが舞い上がっていた。
そんな中、アトラちゃんは三日月を繋ぎとめておけないと膝を抱えてクーデリアへ相談する。
クーデリアは「家族のためにできることをする、自分の信じた道を行くと」アトラに伝え、アトラは三日月に寄り添えと彼女の背中を押すのだった。
⑮アトラの告白。
ガンダムのコックピットで寝ていた三日月の前に、背中を押されたアトラちゃん参上。
アトラちゃん「これで(戦いに行くのも)最後なんだよね、」と言うと、「まあ、戦っている方がどっちかていうと楽」と三日月と返答した。
これにはアトラちゃんも「あたしが待っている間三日月は何も考えず、楽だと思いながら戦ってるの!!」と感情を高ぶらせ泣き、「三日月のことが好きだ」とこれまでの思いを伝えた。
三日月は背中からハグをして、これまで戦いだけだったけど、だんだん「アトラのことを大事だ」と思うようになったと返事をした。
そして、戦いのない場所なんてなく、今はアトラが泣き止むように戦ってるとのこと。
ひゅゅううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううう!!
よかったね。アトラちゃんっ!!おめでとう!!
自分のことじゃないけどなんかうれしいぞ!!
またクーデリアも三日月、アトラちゃん、あと鉄華団も愛していると思いを宇宙に馳せたところで次回に続くのであった。
それぞれの戦いに向けて・・・・・。
次回予告はなし??次回は最終回なのかな??
戦力比を考えたら不安過ぎるが、次回もお楽しみにの後の「三日月の後ろからハグの一枚絵」は良かった。
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というか、前回同様、尺の都合で?どうやら次回予告が削られているようだ。
ふざけんな!!
次回「これが最後なら」
意味深すぎるタイトルで不安しかない……。
とりあえず言いたいこととしては、
に尽きる。
まとめ
- マクギリス&鉄華団VSラスタル&ガエリオ、ジュリエッタ(イオク様も?)次回決着!?
- 鉄華団、オルガはどうなるのだろうか?不安。
- アトラちゃん、三日月にとうとう思いを伝えられた!!おめでとう!!