PR

機動戦士ガンダム19話「ランバ・ラル特攻!」には隠れた名シーンがあった件。

ガンダムシリーズ

001

画像出典:https://www.4gamer.net/games/144/G014476/20160713076/

PCオンラインゲーム『機動戦士ガンダムオンライン』では、『ROBOT魂』とのコラボ記念で、カイ・シデン搭乗のガンキャノンと、ランバラル搭乗のグフを配信するという。

 

私はこのゲームはしたことはないが、かなりクオリティが高いとか、

 

漢の機体「グフカスタム」が鬼神の如く強かった時期があったとかとも聞く。

 

ちゃんとしたネット環境が、(通信制限を気にせず、おなか一杯オンラインを楽しめるなら)是非一度プレーしたいものである。

 

ちなみに↓は『ROBOT魂』でのガンキャノンと、グフの写真である。

007

005

両方とも画像出典は:https://www.4gamer.net/games/144/G014476/20160713076/

見てみて正直驚いた。

 

私のイメージでは、ガンプラは少しスリム(尖がっているというべきか?)「カクカク」しているという感じであったが、

 

特に「ガンキャノン」の「膝」部分の丸さ、あのゴテゴテで無骨な感じだけど丸みがある、

 

ガンキャノンらしさが充分に再現されているではないか!?

 

グフも、無骨さも当然ありつつ、関節部分が滑らかで、「ヒートサーベル」の反り具合は「美しい」ものがあると言えるだろう。

 

ところで、この企画は[「ROBOT魂」の「ガンダムの名シーンを再現」をテーマとしたプロジェクト]だそうだが、

 

ガンキャノンとグフの間に名シーンと呼べる、

 

つまり、カイとランバラルの間に印象的なシーンがあったか気になったので、少し調べてみた。

 

 

スポンサーリンク

ガンキャノンVSグフなシーン?

「機動戦士ガンダム」19話「ランバ・ラル特攻!」がそのシーンに当たるのだろう。

 

簡単なあらすじ

アムロは、幾度とない戦闘に次第に、不満を募らせていたが、ブライトとのやり取りがきっかけとなり、(すねて)ガンダムを持ち出し脱走をする。

 

そしてアムロは砂漠地帯に到着するが、砂漠の町で、青い巨星ランバ・ラルと出くわす。

 

そのやり取りの後、ホワイトベースが気になりアムロは戻ることにするが、

 

それよりも先にランバ・ラルはホワイトベース隊へ攻撃を仕掛けるのであった。

 

このような状況の中で、ホワイトベースにいるカイ・ハヤト・リュウは、それぞれ機体(カイ:ガンキャノン、ハヤト・リュウ:ガンタンク)に乗り応戦する。

 

そこで、カイのガンキャノンとランバ・ラルのグフは交戦を行うのである。

 

しかし、どう見ても、ランバラルの方が一枚上手で、カイはグフのヒートロットに追い詰められてしまう。

2319-09

画像出典:kidosenshi-gundam.seesaa.netより

カイも

 

「わあーっ」

「ああっ」

「があっ、だ、駄目だっパワーが違い過ぎるッ!!

 

とやられる寸前である。

 

そしてもはや、だめかと思った次の瞬間!!

 

「ズキューーーーーン」

 

ガンダムのビームライフルが唸った。ヒーローが遅れて登場したのである!!

 

 

スポンサーリンク

激戦の結果と本当の「めいシーン」はコレ

どう見ても、ガンキャノンvsグフな名シーンというより、「ガンダム(アムロ)のためのガンキャノンかませ犬“カイ”」であった。

 

こうして、ガンダムの活躍もあり、辛くもランバラル隊を退けることができたのであった。

 

 

むしろ名(迷)シーンは、

2319-19

画像出典:https://kidosenshi-gundam.seesaa.net/pages/user/m/article?article_id=40436035&page=4より

である。何をしているシーンかお分かりだろうか?

 

 

答えは下の一連の会話から分かる。

 

セイラ 「ハヤト、カイ、聞こえて?外からグフを狙い撃ちできませんか?グフを倒してくれないとホワイトベースが」

ミライ 「ブライト、グフを振り落とします」

ブライト 「なんだと?ミライ、できるのか?」

ミライ 「背面飛行に入ります、シートベルトを使ってください」

ブライト 「君は?」

ミライ 「構いません」

 

ハヤト 「す、すごい、ミライさん」

 

 

というわけで、

 

シートベルトも着けずにミライさんがホワイトベースを傾けて、グフを振り落すシーンである!!

 

(背景が暗いので宇宙にも見えなくない 笑)

 

ちなみにグフがいるのも、ブライトさんが毎度気にしている「左舷」である。

 

間違いなく「左舷弾幕が薄かったから」接近されたに違いないのだ!!

 

(このあとブライトさんが左舷の砲撃手に対してブチ切れるのは想像に難くない)

20141018212757

画像出典:guncon.hatenablog.comより

 

マジ切れブライトさん、左舷の人の胃に穴が開きそうだ。

 

 

『ガンダムSEED』のアークエンジェル操舵手であるノイマンも超絶な操舵ができたが、

 

「初代ガンダム」のミライさんもその才能があったのである!!

 

興奮のあまり「ラー・カイラムでアクシズを押すんだよ!!」

 

と無茶を言ってしまった後のブライトより、

 

余程無茶苦茶なことをやってのけた“ミライ”の妻「ミライ」さん。夫婦そろって只者ではなかったのだ!!

 

 

もはや、いう言葉は

 

「す、すごい、ミライさん」

 

しかあるまい。

 

ガンキャノン?カイさん?ガンダムの活躍はともかく、グフとの間にガンキャノンの名場面なぞなかったのだ!!

HGUC 190 機動戦士ガンダム RX-77-2 ガンキャノン 1/144スケール 色分け済みプラモデル

新品価格
¥940から
(2019/6/26 22:44時点)

スポンサーリンク

まとめ

ガンキャノンとグフとの間には、名場面こそなかったが、カイも戦いを通じて人間的に成長を遂げている。

 

キャタピラが破損して動けなくなったガンタンクから「まだ砲撃ができる」という理由で残るハヤトに、

 

「ハヤト、お前そこから出た方が死なないですむぞ!」と仲間に気遣いができるようになっていたし、

 

「カイの徐々に成長していく姿」として見れば、名場面になりうるであろう。

 

特に27話では、カイと気があったジオンの女スパイ「ミハル」の死をきっかけに大きく成長していくのである。

 

改めていろいろ調べてみると、「ガンダム」ってとんでもないことばかりだなーと思う。

 

だがそこが魅力的であり、奥深いのだと思う。

 

もっとも、ゴックをホワイトベースでぶっ潰す『冒険王版機動戦士ガンダム』にはミライさんも敵わないが……。

ggo08

画像出典:https://members3.jcom.home.ne.jp/omfire/ompage_ggo.htmlより

 

「ズシーン」「グバーッ」と書かれているコマで、あの装甲の分厚いゴックは、ホワイトベースにぶっ潰された。怖すぎ。

 

「よけろっアムロ!!」じゃねえよ!!ブライトさん。あり得ねえだろーがッ!!

 

イヤーガンダムッテオクブカイナー……ハハハ。