5人組スパロボ参戦作品14はこれだッ!!
2016年はスパロボ25周年の年だが、2017年には新作『スーパーロボット大戦V』が発売された。
タイトルのVは、Voyage:航海の意味だそうだが、私はあえてそう取らず、「ローマ数字のV」の意味……「5」という意味でとってみた。
つまり、「5人乗りのロボットだけで構成するスーパーロボット大戦!!」を考えてみたのである。
というわけで、5人乗りの参戦作品は次の通りだ。
[ちなみに紹介内容は]
- 機体名
- 作品名
- 登場パイロット(基準としては、精神コマンドが表示される5人という想定、なお5人以上候補がいる場合、独断と偏見で5人に絞る)、
- 備考
である。
- ①コンバトラーV
- ②ボルテスV
- ③ゴライオン
- ④グラヴィオン
- ⑤ファイナルダンクーガ
- ⑥ダンクーガノヴァマックスゴッド
- ⑦バクシンガー
- ⑧キングゴウザウラー
- ⑨ナデシコ
- ⑩重装甲陸戦兵器 ワイズダック
- ⑪アクロバンチ
- ⑫マクロスシリーズの戦艦
- ⑬くろがね5人衆
- ⑭宇宙戦艦ヤマト
①コンバトラーV
作品名:超電磁ロボ・コンバトラーV、
登場パイロット
葵豹馬【メイン】
浪花十三
西川大作
南原ちずる
北小介
やはりVといって思いついたのは長浜ロマン作品のコンバトラーVである。
別にコンバトラーVをリアルに視聴していた世代ではないが、「全長:57 m、重量:550 t」という歌詞は記憶に残りやすい。
スーパーロボットの中でも、身長体重が覚えやすいロボなのではと勝手に思ってる。
おすすめの武器はビッグブラスト!!ビッグブラストにはロマンがある!!
コンバトラーVの武装は30以上あるらしいが、全部を再現した媒体はないとか?ドーベンウルフも武装が多いし、一度フルで見てみたいものだ。
②ボルテスV
作品名:超電磁マシーン ボルテスV
登場パイロット
剛健一【メイン】
峰一平
剛大次郎
剛日吉
岡めぐみ
コンバトラーVに続き、Vの名を冠している作品。コンバトラーの二番煎じとは言われるが、これはこれでいいと思う。
おすすめのポイントは、主人公、剛健一を演じる白石ゆきながさんのボイスだ。「Vの字ギリィイイイいい!!!」というセリフは迫真もの。
今は亡き、市川治さんのプリンス・ハイネルの声も素晴らしい。
もう新規で聞けないのは悔やまれるところだ。個人的には市川さんはノリス・パッカードなイメージ。
やはり潔い武人が似合うお声である。
ちなみに、フィリピンでは、この作品ものすごい視聴率だったという。
ちなみに『UFOロボグレンダイザ―』もフランスでは視聴率100%をたたき出したし、
どこでブームになるかって案外わかんないもんだ。
③ゴライオン
作品名:百獣王ゴライオン
登場パイロット
黄金旭(こがね あきら):黒獅子に搭乗。
銀貴(しろがね たかし)⇒途中からヒロインのファーラ姫 青獅子に搭乗。
黒鋼勇(くろがね いさむ):赤獅子に搭乗。
青銅強(せいどう つよし):黄獅子に搭乗。
錫石宏(すずいし ひろし)緑獅子に搭乗。
あまり個人的には知らない作品。「わっわわおー!!」から始まる杉田氏の歌マネでその存在を知った。
調べてみると、銀貴はアニメ序盤のほうでやられるらしく、途中でヒロインのファーラ姫が青獅子に登場とのこと。
人数的に昔のヒーロー戦隊ぽいし、(男女比もこれでいい感じに…)「スパロボW」に参戦しており、ライオンつながりのある作品とはコラボしていたという。
④グラヴィオン
作品名:超重神グラヴィオン
登場パイロット
天空侍斗牙
紅エイジ(しぐれ えいじ)
城琉菜(ぐすく るな)
ミヅキ・立花
エィナ
リィル・ゼラバイア
「グラビオン」ではなく、「グラヴィオン」が正解。「エヴァ」を「エバ」といってしまうようなもん。
調べてみて、どうやら5人乗りではないようだった……。スパロボZに参戦する。
しかしそれでも取り上げたのは、曲が熱いから!!!
歌ってるのは、あの「JAM Project」だっ!「嘆きのロザリオ」と、「紅の牙」は聞いてて特に良かった!!
(今回の趣旨とは違うけど……)是非聞いてみてほしい。
⑤ファイナルダンクーガ
作品名:超獣機神ダンクーガ
登場パイロット
藤原忍
結城沙羅
式部雅人
司馬亮
アラン・イゴール(ブラックウィング搭乗)
「やあああってやるぜ!!」なロボット。スパロボでは火力も射程も高くお世話になりました。(ただスーパーロボットってくせに、装甲が意外としょぼい。)
普通のダンクーガだと4人乗りだから、ファイナルにしてみました。
(羽みたいなブラックウィングがダンクーガの合体する)こちらもBGMや曲がいい。
スパロボCG(XO)では、原曲とはいい意味で別物の仕上がりの「ほんとのキスをお返しに」や「バーニング・ラブ」「灼熱の怒り」はなどは野↑生↓を感じさせる曲である。
⑥ダンクーガノヴァマックスゴッド
作品名:獣装機攻ダンクーガノヴァ
登場パイロット
飛鷹葵
館華くらら
加門朔哉
ジョニー・バーネット
エイーダ・ロッサ(Rダイガンに搭乗)
こちらもダンクーガノヴァでは4人乗りなため、エイーダも加えてみた。ちなみに「ノヴァ」とはラテン語で「新しい」という意味。英語では「新星」だそう。
第三次スパロボαで、マジンカイザーの武器に「カイザーノヴァ」というのがあったが、脈絡がなさすぎる気がする……。
こちらも主題歌の「鳥の歌」がおすすめ。
先ほどのダンクーガとは違い、切ない感じの雰囲気のする曲である。一聴の価値あり。
⑦バクシンガー
作品名:銀河烈風バクシンガー
登場パイロット
真幌羽士郎【メイン】
ディーゴ・近藤
シュテッケン・ラドクリフ
ライラ・峰里
佐馬之介・ドーディ
J9シリーズの第二作。バクシンガーという名前から分かるように幕末をモチーフにしている部分がある。
原作の内容はかなり欝展開で、ネタバレだが主人公たちは全滅する。
突撃死をする展開となり、モノノフっ!といった感じだろうか?
スパロボGC(XO)で参戦するが、
私個人としてはいまいち使いづらく使わなかった
(しかも、中盤からディ―ゴがイベントで戦死するのでさらに使い勝手がry) これでは銀河烈風爆死ンガーである。
かっこいい点としては『銀河烈風!!バクシンガー!!参る!!』と5人がそろって言うところ。
BGMも相まってビシッ!!と決まりクールである。J9シリーズはOP曲がどれもかっこいい。歌の歌詞が始まる前の前口上、
J9って知ってるかい! むかし太陽系でイキに 暴れまわってたっていうぜ
いまも 世ン中 あれほうだい ボヤボヤしてると うしろからバッサリだ
どっちも!どっちも! どっちも どっちも
は、やはりインパクト抜群で、カラオケで歌ってみたくなる!!(滑舌が悪いと曲に間に合わない……。)いろんな意味で、国際映画社のロボット作品の曲はぶっ飛んでいるのだ。(褒め言葉)
⑧キングゴウザウラー
作品名:熱血最強ゴウザウラー
登場パイロット
峯崎拳一
立花浩美
朝岡しのぶ
白金太郎
火山洋二
エルドランシリーズの第三作、TVシリーズ最終作。
私はエルドランシリーズは第一作の『絶対無敵ライジンオー』しかしらないが、小学生達がパイロットだそう。
学校と、もはや合体しているため、機体には18人!!(乗るだけならもっと乗れるとのこと)搭乗可能。
ライジンオーでもそうだったが、もし子供のころに自分たちの学校や住んでいるところが変形して動くロボットになったら……なんて考えると楽しいものである。
⑨ナデシコ
作品名:機動戦艦ナデシコ(TV版)
登場パイロット
ミスマル・ユリカ【艦長】
アオイ・ジュン【副長】
ホシノ・ルリ【オペレーター】
ハルカ・ミナト【操舵士】
メグミ・レイナード【通信士】
エヴァの裏番組だったためか、悪くないできにもかかわらず、評価が低かった作品である。(ルリルリは人気だけど……)
スパロボでも化け物級の戦艦である。戦艦というだけあり、登場パイロット候補は多いが、とりあえずはこの5人である。(劇中でも副官のジュン君は影が薄い)
スパロボJでは、エネルギー回復大、ディストーションフィールドとこの二つだけで十分すぎる。
この戦艦はミサイル以外ろくな武装もないのだが、エネルギーを消費する「グラヴィティブラスト」と相転移砲(Yユニット装備)があるので強い。
弱点は、エネルギー切れだが、それは「スパロボJ」ではほとんど起きず、バリア持ちなので固い。文字通り化け物である。
スパロボIMPACTでも登場したが、こちらはエネルギー回復がないので、ガス欠になりやすく弱体化したといえるだろう。
この作品自体、ギャグに走る処も多いが、シリアスや要所は抑えてあり、見ておいて損はない。(ちなみに山田さん、もといダイゴウジ・ガイは、スパロボ補正がすごいことになっている。)
⑩重装甲陸戦兵器 ワイズダック
作品名:超鋼戦紀キカイオー
登場パイロット
ゴンザレス隊の皆様
ゴンザレス
トーマス
リッキー
ヘルマン
アービン
今回調べて初めて知った。カプコンが開発した対戦格闘型のゲームで、アーケード版やドリームキャスト版がある。
いろんなロボット作品のオマージュやパロディ要素を多く含んでおり、バラエティも豊富だという。その中でワイズダックも「超鋼戦紀キカイオー」での登場ロボットの一つである。
5人乗りの歩行戦車で、パラシュートミサイルや地雷、クローなど、リアル志向の実弾系兵器を使用するという。
何となくだが設定を見ている限り、「装甲騎兵ボトムズ」にいてもおかしくはないだろう。
スパロボでは参戦していないが、今後の参戦もあり得る……はず。
⑪アクロバンチ
作品名:『魔境伝説アクロバンチ』
登場パイロット
蘭堂タツヤ【メイン】
蘭堂ヒロ【サブ】
蘭堂リョウ【サブ】
蘭堂ジュン【サブ】
蘭堂レイカ【サブ】
蘭堂ミキ【サブ】
かつて一度だけスパロボCOMPACT3(ハードはワンダースワンカラーというマイナーな)で登場している。
こちらもJ9シリーズと同じく国際映画社が製作に携わっている(ためか、いろいろぶっ飛んでる部分がある)
蘭堂タツヤとその5人の子ども達の蘭堂ファミリーで搭乗する。(サザエさん一家とかでもできそうか!?)
最終回は何とも言えない作品である。op曲の「夢の狩人」ははかない感じで、かっこいいのでおすすめ。
⑫マクロスシリーズの戦艦
作品名:『超時空要塞マクロス』シリーズ(初代マクロス、7、フロンティアなど)
登場パイロット
それぞれのシリーズの乗務員
さすがに重複しそうなので、省略した。ナデシコ同様、マクロス級の戦艦はスパロボでもかなり優秀な戦艦である。(ガンダム系の戦艦の弱いこと!!ブライトさん……。)
バリア持ち、豊富な武装で戦場では大活躍である。個人的にはマクロス7が好きである。(作品は同じシーンの使い回しが多いが…)
歌はどれも名曲ばかりだと思う。「seventh moon」や「TRY AGAIN」などふとした瞬間に聴きたくなる。
劇場版の「愛覚えていますか」も作画が半端ではないし、ラストシーンの曲の入りは神がかっていると言えよう。
⑬くろがね5人衆
作品名:『真マジンガー 衝撃! Z編』
登場パイロット人物
クロス:強面の番頭。
ジャンゴ:ガンマンのような風体の客送迎係。
イタチの安:サングラスをかけた湯殿の背流し。
菊ノ助:仲居頭の老婆。くろがね五人衆最強の実力者
先生:無口な板長(コック)。
真マジンガーZにて登場。(表向きは)温泉宿の従業員スパロボZで、ボスボロットの武装の一つとして登場した!!
生身の人間?のはずなのに宇宙適正が高い作品もある。もう、ロボットなんて必要なんだろうか!?と考えたくなる存在である。
ちなみに先生が私は好きである。口で語らず己の力量で、という感じでかっこいいです。(スパロボでは今までも生身のユニットとかあったし、もうリアル系ってことで登場すればよい。)
⑭宇宙戦艦ヤマト
作品名:『宇宙戦艦ヤマト』
登場パイロット
沖田 十三:艦長。
島 大介:航海班長。
真田 志郎:技師長。
徳川 彦左衛門:機関長。
相原 義一:通信班長。
ついにスパロボVで、ヤマト2199が参戦決定し、驚きである。
ヤマトは搭乗員が多いのでなかなか絞るのが難しい。
古代は戦闘班の隊長なので、コスモタイガ隊で頑張ってもらうのがいいかなーと思ったし、森雪もヒロインだから入れるべきなんだろうけど…。
とにもかくにも絶対にはずせないのは、沖田艦長、島、真田さんだと思う。
それにしても真田さんはすごすぎる。(ナデシコでもウリバタケでオマージュしてたし…)冷静さもあるけど、人間としての情の熱さもちゃんとある超人。
「スパロボ三大すごい裏方」ランキングがあるなら……
- 1位:真田さん
- 2位:アストナージ
- 3位:ウリバタケ・セイヤ
って感じだろうか?
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まとめ
選んだ傾向として、どうにもスーパー系が多くなってしまった。
リアル系は、選んだ中ではナデシコのエステバリス隊、マクロスのバルキリー隊、ヤマトのコスモタイガ隊ぐらいかも。なかなかリアル系で、5人乗りっていうのは厳しいのかもしれない。
3人乗りはゲッターを始め、多いし程よいが、5人ものというとどうしても特撮の戦隊モノが圧倒的な感じである。思ったよりも5人乗りのものが見つからなかった。
正直一軍にしたい!!と思えるラインナップになりそうもないというか、2軍救済な作品の選出になってしまったように思える
あくまで、妄想を書いただけだがどうだっただろうか?
案外、ここまで偏ったスパロボも面白いかもしれない……。