オルガの「止まるんじゃねぇぞ…。」がネタ化していった6つの理由
<オルガのプロフィール>
名前 | オルガ・イツカ「御留我 威都華(名瀬・タービン命名の漢字表記)」 |
出身 | 火星 |
身長(推測) | 190~200cmの間 |
体重(標準体重に基づく推測) | 79.4~88kgあたりだと思われる |
年齢 | 9歳(アニメ1期・第1話の冒頭のP.D.315時点) 17歳(アニメ1期開始のP.D.323時点) 19歳(アニメ2期開始のP.D.323時点) |
没年月日 | P.D.325年、享年19歳 |
所属 | 所属 CGS参番組 ⇒ 鉄華団団長 |
主な搭乗機 | CGSモビルワーカー (地上用) イサリビ |
本人の癖 | 右目だけを閉じる癖がある |
担当声優 | 細谷佳正、東内マリ子(幼少期) |
オルガ・イツカは2015年放送の鉄血のオルフェンズの登場キャラクターで、三日月・オーガスと共に主人公として、民兵組織「鉄華団」の団長として活躍する。
基本的には義理を重んじ、仲間想いであることや、機転を利かせたリーダーとしての活躍もあり、鉄華団のメンバーからは慕われており、兄貴分であるタービンズの名瀬もオルガを気に入っていた。
垂れ下がる独特の髪形が印象的でこれがネタになりそうだが、基本的にはかっこいい男である。
しかし2期の脚本による物語のストーリーは賛否両論を呼び、これまでは三日月の相棒として、切れ者で頼れる鉄華団団長だったオルガのイメージが少しずつ壊れていく。
その最たるものが48話「約束」の伝説のシーンである。
2期の物語終盤、鉄華団はラスタルを中心としたギャラルホルンにより、犯罪組織に仕立て上げられ、徐々に劣勢に追い込まれていく。
(一方で、鉄華団は反ラスタル派のマクギリスと手を組んでいたが、マクギリスの勢力も基盤が盤石でないことや、1期では冷静で頭の切れるマクギリスの知能が低下し、
ガンダムバエルを手に入れることだけに執着していたため、ラスタルへの対策は特に取られていなかったという背景もある。)
そこで、鉄華団メンバーをギャラルホルンの勢力圏から逃がすために、オルガは奔走する。
結果的に、地球で鉄華団とコネがあった蒔苗氏の協力を取り付ける事に成功し、メンバーの脱出の目途が立ってきたところであった。
そんな中、あの伝説のシーンに突入する。
以下止まるんじゃねぇぞまでの一連のセリフ。
ライド「なんか静かですね。街の中にはギャラルホルンもいないし本部とはえらい違いだ。」
オルガ「ああ。火星の戦力は軒並み向こうに回してんのかもな。」
ライド「まっそんなのもう関係ないですけどね!」
オルガ「上機嫌だな。」
ライド「そりゃそうですよ!みんな助かるし、タカキも頑張ってたし、俺も頑張らないと!」
オルガ「ああ」
オルガ(そうだ。俺たちが今まで積み上げてきたもんは全部無駄じゃなかった。これからも俺たちが立ち止まらないかぎり道は続く)チャド「ぐっ!」
ライド「団長?何やってんだよ?団長!」
オルガ「ぐぅっ!うおぉーー!」
ヒットマン「う、あっ!」
オルガ「はぁはぁはぁ…なんだよ…結構当たんじゃねぇか。…ふ」
ライド「だ、団長…あ…あぁ…」
オルガ「なんて声…出してやがる・・・ライドォ…」
ライド「だって…だって…」
オルガ「俺は鉄華団団長オルガ・イツカだぞ!こんくれぇなんてこたぁねぇ」
ライド「そんな…俺なんかのために…」
オルガ「団員を守んのは俺の仕事だ」
ライド「でも!」
オルガ「いいから行くぞ。皆が待ってんだ。それに…」
オルガ(ミカ、やっと分かったんだ。俺たちにはたどりつく場所なんていらねぇ。ただ進み続けるだけでいい。止まんねぇかぎり、道は続く)
~回想~
三日月「謝ったら許さない」
オルガ「ああ…分かってる」オルガ「俺は止まんねぇからよ…お前らが止まらねぇかぎり…その先に俺はいるぞ!…だからよ…止まるんじゃねぇぞ…」
ギャラルホルンに恩を売りたい武器商人「ノブリス・ゴルドン」がオルガを襲撃することを企て、ヒットマンを差し向ける。
ちなみにノブリスは別にオルガに恨むがあるとか、因縁があるといった理由があるわけでもなく、ラスタルに「恩を売る」ことができそうな手頃な機会として、たまたまオルガの暗殺が選ばれただけであった。
(余談だが、結果的にオルガが暗殺された報告を聞いたラスタルも「そうか」と言っただけで、特に興味なさそうであり、あまりノブリスにもうまみはなさそうだった。)
ヒットマンはオルガがいるところへ車で登場し、銃撃戦を開始、オルガも三日月から渡された銃で反撃。
何とかヒットマンを撃退するも、銃撃戦でライドの身を庇った際に大量の銃弾を浴び、大量出血し、致命傷となる。
助けを呼ぼうともせず、その場で泣くだけのライドとチャド、銃声を聞きつけたアトラやクーデリアが駆けつけるも、オルガは息も絶え絶えで「俺は止まんねぇからよ…お前らが止まらねぇかぎり…その先に俺はいるぞ!…だからよ…止まるんじゃねぇぞ…」と言い残し死亡してしまうのだった。
この48話のストーリーの流れ自体は、オルガが仲間を身を挺して守り倒れるという感動シーンなのだが、実際のところは伝説のネタシーンとなり、今なお様々なMADが作られている。
ちなみに没案としては、オルガが仲間のために自動販売機で飲み物を購入しようとしたところを暗殺されるというのがある。
これは、自動販売機の時代考証が原因で没になったというが、問題点はそこではない。
どうして「止まるんじゃねぇぞ…」はネタになったのだろうか?
- 理由①オルガの危機管理能力の低さ
- 理由②ヒットマンとの銃撃戦時の対応能力の低さ
- 理由③オルガが銃弾を浴びたときのSEがショボい
- 理由④倒れたオルガのポーズ
- 理由⑤オルガの死亡フラグメーカー「ライド」の存在
- 理由⑥オルガが倒れる時に流れる、フリージアの完璧なタイミング
- 余談①:ビスケットが生存していたら、オルガのネタ化は止められた?
- 余談②:漫画版「鉄血のオルフェンズ」の演出なら、そもそもネタ化されなかった?
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理由①オルガの危機管理能力の低さ
鉄華団は指名手配されており、オルガはその団長にもかかわらず、地球へは変装もせず、護衛もライドとチャドだけ、当然MSもないのにいつものスーツで平然と街をうろついており、あまりにも危機感がなさすぎることが挙げられる。
護衛を増やす、ユージンなどの信頼できるメンバーに頼む、防弾チョッキを着るなどの対策をしていれば、オルガには別の結末があったことであろう。
仮にメンバーをどうにかして逃すことだけに、頭がいっぱいになっていたとしてもやりようはいくらでもあったはずだ。(1期の頃のオルガなら機転を利かせていたに違いない。)
理由②ヒットマンとの銃撃戦時の対応能力の低さ
オルガは建物から出てきたところを、車から降りてきたヒットマンに銃撃されている。
この時オルガは建物に入ることも、近くには3人で乗ってきたであろう装甲車の様な車もあったため、ライドを庇いながら、そこに身を隠して体勢を整えることもできたはずである。
にもかかわらず、オルガは自身から敵の前に出て敵に背を向けて、その場でライドを庇い、遮蔽物を利用することなく、敵前で銃撃による反撃をしていた。
またその際オルガの言った「なんだよ、(ヒットマンに対して自身の射撃が)結構当たんじゃねぇか」もネタセリフになっている。
この結果、多数の銃弾をオルガが浴びることになったのは至極当然である。
一般人ならともかく、これまで鉄華団のリーダーとして、幾度となく仲間と共に死闘を潜り抜けてきた男にしては、あまりにもお粗末する対応能力ではなかろうか?
そもそもガンダム世界なのに?MS戦ではなく、ヒットマンで主要キャラを片付けていくほうが強いというのはいかがなものだろうか?
オルガの前にはタービンズのラフタも、ジャスレイの企みでヒットマンによる暗殺を迎えているし。
理由③オルガが銃弾を浴びたときのSEがショボい
オルガがライドを庇い銃弾を浴びた際の効果音が、ショボいのもネタになる原因で「ポスっ!ポスっ!(土をスコップで掘るときのザク、ザク、ザクと言う音にも聞こえる)」と気の抜けた軽い音であり、緊迫感が薄れてしまっていた。
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理由④倒れたオルガのポーズ
地面に倒れたオルガのポーズが、1977年公開の映画「サタデーナイトフィーバー」の決めポーズ(劇中ではダンスを踊り終えた時の最後の決めポーズ)と酷似してたため。
オルガの前のめりに倒れる点には男気を感じるが、倒れたときのポーズもネタ要素になるとは死んだオルガも思ってはいなかっただろう。
またこのオルガのポーズは、以下の画像の様な絵文字でのダンスを示すものとも酷似していたため、こちらもネタにされる要素となった。
↑こちらが通称「オルガ絵文字」としてよく使われる女性ダンサーの絵文字。
2010年に Unicode 6.0 で追加されてから様々な端末で使用可能になった絵文字らしい。
オルガの倒れた床が、見方によっては壁に見えたり、流れる血はただの影にも見えるので、まるでオルガが踊っているように誤解できるシーンにも見える影響も否定できない。
理由⑤オルガの死亡フラグメーカー「ライド」の存在
オルガが襲撃される直前、オルガとライドの2人だけの会話シーンがあるが、
ここでライドは「なんか静かですね…」「タカキも頑張ってたし」と死亡フラグを立てており、オルガの死亡がわかりやすく示されていた事がある。
ライドは、オルガ暗殺の首謀者のノブリス・ゴルドンに報復し、最後まで生き残ることになったが、ここに至るまである種、間接的に仲間の死を代償に生きている疫病神的存在となっており、オルフェンズ界の「テリー・サンダース(08小隊)」と言えるだろう。
理由⑥オルガが倒れる時に流れる、フリージアの完璧なタイミング
オルガ銃弾を受けてからライドに向って「ライド(ON)なんて声出してやがる」と言う辺りから鉄血のオルフェンズのED曲である、「フリージア」が流れ始める。
そして、オルガのセリフ中の「(希望の花~)俺は止まんねぇからよ、お前らが止まんねぇかぎり、その先に俺はいるぞ!(希望の花~繋いだ絆を力にして~)だからよ、止まるんじゃねぇぞ…」という絶妙なタイミングでフリージアが聞こえる。
このオルガの「止まるんじゃねぇぞ…」と言う一連のセリフと、フリージアのサビの部分「希望の花~繋いだ絆を力にして~」の部分との相乗効果が強く、視聴者にはインパクトが残りやすかったことも影響してるだろう。
もちろんフリージア自体は名曲であるが、多くの視聴者にこの曲の「希望の花~」と言うフレーズだけで、「オルガの止まるんじゃねぇぞ」が思い出されることとなる。
止まるんじゃねえぞから3年か
キボウノハナから3年か https://t.co/abX9wJ4j84— Uru (@uru_super) March 19, 2020
↑なお、フリージアを歌っていたUruさんもツイッターで反応しており、認識している模様。
これは、Alexandrosの「閃光」をネタ音源として意図して作られ、かぼちゃ頭の謎ダンスの相乗効果で作られているマフティーダンスとも類似している。
(Alexandrosも、マフティーダンスについて認識しているようだし)
しかしオルガの場合は、オルフェンズ公式が作り出した天然のネタ?であることも、このシーンの実力は段違いだといえる所以なのだ。
この48話は作画崩壊もない、ストーリー自体もいたって真面目、曲も素直に良いとネタになりえないはずなのに、この3つが重なりネタになるのだから奇跡としか言いようがない。
余談①:ビスケットが生存していたら、オルガのネタ化は止められた?
個人的にはビスケット・グリフォンが生存していたら、オルガのネタ化は止められたのではないかと考えている。
ビスケットは1期でカルタイシューの攻撃からオルガを庇って死んでしまうが、基本的には慎重派の人物であった。
そんなビスケットに対しては、オルガも彼の言う事には耳を傾け、『期待の眼差しというプレッシャーをかけ続けるだけの相棒』の三日月とは違い、オルガもビスケットには弱音を吐く程の信頼関係がある本当の意味で友人(相棒)だったように思う。
そんな彼がもし生きていれば、オルガに護衛や変装することなどを必ず提案しただろうし、ビスケットの慎重さがオルガにも伝播し、襲撃にも備えて別の結末を迎えていたのではないかと思うのだ。
1期ではオルガを支える(鉄華団のブレーキ役としての)重要なポジションであったビスケットがいなくなったことが、オルガのこの悲劇(喜劇)を招く要因になったのだ。
↑涙腺注意。
余談②:漫画版「鉄血のオルフェンズ」の演出なら、そもそもネタ化されなかった?
https://twitter.com/Temper_114514_7/status/1022304426541764608?ref_src=twsrc%5Etfw%7Ctwcamp%5Etweetembed%7Ctwterm%5E1022304426541764608%7Ctwgr%5E928a8140c1ce12e1b09f23f83c7799004d468820%7Ctwcon%5Es1_&ref_url=https%3A%2F%2Fbibi-star.jp%2Fposts%2F26929↑ちなみにだが、漫画版の鉄血のオルフェンズでのオルガの「止まるんじゃねぇぞ…」のシーンは、アニメ版とは違いかっこよく修正されている模様。アニメでこの演出だったら、ここまでのオルガ人気はなかった可能性が高いため、
上記投稿にあるように、例の「止まるんじゃねぇぞ…」のシーンが、漫画版の演出だった場合、普通に良いシーンであるためネタ化されなかった可能性が高い。
一番の改変ポイントとしては、サタデーナイトフィーバーポーズで前のめりに倒れるというシーンから、クーデリアがオルガのそばに寄り添う形で、彼は息絶えるというものになっていることである。
オルガのネタ化の要素の中でもポーズ変更というのは、かなり影響が大きいため、現在であればネタを知っている我々からすれば、逆に不満が出てしまうことだろう。
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オルガMADやクソコラも多数生まれた
ガンダムコラボの守護獣
#モンスト
#モンストガンダムコラボ pic.twitter.com/fa87pZa9kg— (株)ファブリーズ (@fab_from_monst) January 5, 2023
↑2023年1月5日に、モンスターストライク(モンスト)とガンダムのコラボが決まり、ガンダムとアムロ、ガンダムエアリアルとスレッタの登場の参戦が決定する中、ネタ画像(守護獣)としてもやはり作られてしまうオルガ。
オルガの「止まるんじゃねぇぞ…」による影響はこのシーンだけでなく、オルガ・イツカ自体をネタキャラにしてしまうインパクトを与え、無数のMADやクソコラが作られた。
このオルガの止まるんじゃねぇぞ関連のネタは大きく分けて2つあり、オルガ自体がネタと化しているコンテンツがその数を伸ばしている。
特に2に関してはオルガ死んだあと転生して他の作品に登場するという流れの「異世界オルガ」というジャンル?まで確立されている。
- 「止まるんじゃねぇぞ…」やそのシーンが自体がネタなもの
- オルガ・イツカ自身やそれを含めた人物(特に三日月やビスケット)がネタとなったもの
①「止まるんじゃねぇぞ…」やそのシーンが自体がネタなもの
いらすとやで、例のシーンを完全再現。
クオリティの高さとツッコミどころ満載。
ガンダムのネタBGMともなったガンダムUCの「Unicorn」の後に、オルガに扮した人物が、例のセリフと共に演奏。
ゆゆうた氏もフリージアを演奏しながら、例のシーンを熱演。
当然、演奏はうまいが、セリフシーンはお察しください。
高校の卒業式で、生徒会長が「止まるんじゃねぇぞ…」を使った答辞を行う。
②オルガ・イツカ自身やそれを含めた人物(特に三日月やビスケット)がネタとなったもの
オルガが「RAGE OF DUST」のサビ部分「 勝ち取りたいものもない無欲なバカにはなれない~」の流れるBBの背景で走るだけの動画(ネタ素材)。
たくましいオルガの体が「俺は止まらねぇからよ」と主張しているかのようだ。
ちなみに走るオルガ(止まらないオルガ)の元ネタは、チャージマン研‼のナックが1972年に製作したアニメ「アストロガンガー」のロボット生命体である主人公ガンガーが走るシーンである。
25話「ブラスター・デビル」にて、落ちた武器を拾うため、ガンガーとブラスター・デビルが走るシーンが使用されたのが始まり。
(リンク先の動画21分30秒の箇所がそのシーン)
チャー研を作った会社とは思えないほどぬるぬる動くんDA!
まさかガンダムとある種コラボ(MAD動画の元ネタ)になるとは思っていなかっただろう。
↑進撃の巨人の世界の調査兵団に入団するオルガ。
もはやお約束として止まるんじゃねぇぞまでの流れが使われている。
↑ご注文はうさぎですかの平穏な世界でも、止まるんじゃねぇぞし続けるオルガ。
↑自称クソアニメを名乗る「ポプテピピック」とオルガのクソコラボ。
↑鬼滅のオルガ。
鬼滅の刃の世界にオルガが転生して炭治郎一向に同行する。
炭治郎役の声優はビスケットと同じ、花江夏樹さんが担当しているので、オルガはどことなくうれしそうである。
(ちなみに花江さんは水星の魔女ではエラン・ケレスを担当しているのでそれをネタにした動画も出てくるだろう)
また霞柱の時任無一郎(ときとうむいちろう)の声優は三日月・オーガスと同じ河西健吾さんが担当しているが、作中ではオルガに全く興味を示していない。
さらにマクギリスを担当している櫻井 孝宏さんは、水柱の富岡義勇でもあり、オルガとの親和性がものすごいことになっている。
↑ドラゴンボールの孫悟空や、Gガンダムのドモンカッシュの様にヒットマンの放つ弾丸をつまんで弾き飛ばす、超人系オルガが登場。
それでもお約束の流れは止まらねぇからよ。
↑マフティー構文を使ったマフティーダンスにも当然のごとくオルガは登場。
当然?公式もこの事態を把握しているので、スパロボ30では、ゲーム終了時の中断メッセージにオルガのネタをちりばめている。
↑この記事でも紹介しているオルガを題材にしたゲームも作られている。
まとめ
オルガの「止まるんじゃねぇぞ…」は、アニメ流行語大賞2017では銅賞受賞、ニコニコ動画のアンケートでは大賞を受賞、アニメ総選挙2018年アニメ流行語大賞も1位を獲得するなど反響は大きかった。
またこのネタ化された影響もあってか、NHKのガンダムキャラクター人気投票ではシャア、アムロに次ぐ3位、作品別ランキングでは1位を取ってしまう快挙を達成。
さらに水星の魔女では、スレッタ・マーキュリーが「逃げれば1つ、進めば2つ手に入る」という信念を元に行動を起こしているので、このオルガのセリフとの親和性が高くネタにもなりやすい。
(ビスケットの中の人もエラン・ケレスで登場するし。)
益々オルガはいろんな意味でネタにされ愛される存在となっていくのだった。
オルガはセリフ内で「俺も止まらねぇからよ。」といっていたが、これは彼のネタキャラとしての人気を示唆していたのかもしれない。