鉄血のオルフェンズ 38話「天使を狩るもの」
前回のあらすじ。
・前々回、前回に渡りポンコツイオクサマは、「ゴミ」に成り下がり、視聴者、挙句は中の人にも「うるさい邪魔」と思われるネタキャラになってしまったYO!!
⇒相対的にジュリエッタさんお守り役&常識人に見えたし、同じネタキャラでもザックは、できる子だったNE!!
・やっぱりすげえYOミカは!! MAと戦って動けなくなったライド君、再救出&ガンダムバルバトス再稼働(覚醒)だZE!!
今回こそ、イオク様に邪魔されずに、MA「ハッシュマル」&プルーマの群れを撃退できるのだろうか?3度目の正直回……!?
- ①火星の王とその仲間たちの冒険譚
- ②MA「ハッシュマル」との戦いを回想する……。
- ③鉄華団とオルガの覚悟。
- ④次の火種
- ⑤戦いの代償
- ⑥ヒロイン達の三日月への思い。
- ⑦ギャラルホルンのこれからが気になる人たち……。
- ⑧鉄華団の気になる方々
①火星の王とその仲間たちの冒険譚
・ガンダムバルバトスは目覚め、「余計な鎖は外してやる」と三日月。
⇒これには重力に従っていた「オルガの髪」も揺れた。
・今回はこれまでの話数に比べて、OP導入が早い。そういえば、イオク様の活躍はあるのだろうか?
②MA「ハッシュマル」との戦いを回想する……。
・1か月後と突然始まり、テイワズのマクマードのオヤジとオルガの会談から始まった。
⇒無事に帰れたところを見る限り、MAに鉄華団は打ち勝つことができたようだ。よかったよかった。
・圧倒的なパワーで蹂躙しつくす悪魔、MA「ハッシュマル」だったが、鉄華団の悪魔は手に持つメイスで、息つく暇もなくMAのボディをボコボコにしていく。
・「手柄を取るんだーかかれ!!」と意気込んでいたジュリエッタ、石動(ダウンしたマクギリスも)だったが、MAとバルバトスとの激戦においていかれる。
・ボコボコに攻めたてていたバルバトスだったが、MAは負けじとその悪魔を振り落すのであった。
⇒しかし、動じることなくすぐに体勢を立て直し、攻撃を叩き込む。
まるでモンスターに吹っ飛ばされても、すぐに獲物を狩ろうとする「モンハン」のハンターみたいだった。
・MAとバルバトスの高速白熱な攻防戦に、「なんなんだこれは」と石動、
実力のあるジュリエッタでさえ「動きが見えない。」と、まるでドラゴンボールの戦闘力インフレした高速戦闘についていけなくなったヤムチャ状態であった。
・MSならもう粉みじんになっていそうな攻撃を受けまくっても、まだ健在なハッシュマル。
⇒しぶとく排除すべきバルバトス&三日月を殲滅しようとする。
その結果、バルバトスはメイスも失い武器で戦えなくなるが、「あっぶねぇなあ!!」と三日月は普段はテンション低いのにマジ切れした!!
・そしてバルバトスとMAの戦いを見ていた石動の機体から、大剣を借り、奪い取りとにかく、ボコボコにしまくる。ボコボコにしまくる。
⇒MAを見て「綺麗だったなー」と言っていた同じ人物の様相はもはやない。
・モンハンのプロハンターのように「殺しきれる」と三日月は確信し、遂にMAをぶっ壊したのであった。
ガンダムバルバトスは死闘を振り返れば、大破と言ってもいいほど壊れたけど。
③鉄華団とオルガの覚悟。
三日月の悪魔・超人的なガンダムバルバトスの活躍もあり、鉄華団は何とかMAを破壊することができた。
⇒しかし、手柄はギャラルホルンにも持っていかれ、「今回の戦いはうちの力だけではだめだった」と悩むオルガであった。
・「で?これからどうするんだ」と問うマクマードのオヤジだったが、「鉄華団は賭けをする」とオルガは伝え、テイワズとの兄弟の契りをしたときに使った「盃(さかずき)」をオヤジに差し出すのであった。
「てっきり、毛並みの良いギャラルホルンの犬になったな」とオルガに言い、盃を受け取りながら「テイワズを裏切ったらどうなるかわかってるよな」とオヤジはただ念を押すのであった。
④次の火種
鉄華団とギャラルホルンのつながりをマクマードのオヤジが認めたことに、テイワズナンバー2のジャスレイの部下は不満タラタラな様子だった。
⇒しかしジャスレイ本人は次の手があるようで、「まあいいか。」という反応であり、またも悪だくみをするようである。
。ギャラルホルンでは例のごとくセブンスターズで会議を行い、
マクギリスは「僕たちはMAの偵察してただけなのに、イオク君がMA目覚めさせたよどうしてくれるの??」と疑問を呈す。
・これにイオクは「マクギリスお前!!七星勲章欲しいんだろ!!ああー!!」と吠えるが、マッキーは「別に。」とだけ答える。
⇒会議終了後も、「ラスタル様!!奴が‐奴が‐悪いんだよおおマッキイがああああ!!!」と駄々をこねるが、ラスタル様は取り合わない。
イオクサマ吠えるけどラスタルは取り合わない。負け犬の遠吠え過ぎる。
・「目的を見誤るな。頭を冷やせ」と、やはりもっともなお説教を食らい、イオクはシュン取るのであった。
・一方イオクのお守りばかりだったジュリエッタは、「新型MSに乗りたい、オラ、ラスタル様のために強くなりたい。お願いだ!!」とお願いすると、良いけど、別にお前にそんなこと望んでないぞ。と彼は許可をするのであった。
⇒悟空みたいに時と精神の部屋で修業でもするのかな、ジュリエッタ。
⑤戦いの代償
マクマードのオヤジに覚悟を告げた後、オルガは、名瀬の兄貴と久しぶりに会う。
⇒うまくいけば、名瀬の兄貴も若頭という鉄華団の監視役になるよと冗談めくが、ボロボロになったバルバトスのその後についても尋ねるのであった。
・MAとの死闘後、ボロボロになったガンダムに三日月は意識を取り戻すまで取り残されていた。
⇒無理やり阿頼耶識システムから三日月を外すとどんな影響が出るかわからないかららしい。
・そして、あれだけの死闘を繰り広げた三日月は、意識を取り戻したが、足……右目に続き、左半身が動かなくなるという、高い勝利の代償を払うこととなってしまったのであった。
バルバトス、阿頼耶識システムにつながっているときは、自由に動けるそうだが、まるで「蒼穹のファフナー」ぐらい切ない展開になってきている気がする。(あの作品ほど憂鬱ではないにしろ。)
・そんな、バルバトスと三日月の様子を聞いた名瀬の兄貴は、「オルガの目指す火星の王は本当にみんなの為か?生き急いでいるだけでは?」とオルガに問い、それにオルガは「みんなのためにそうしなけりゃならないんだ」と答える。
続けて名瀬は、オルガは「熱くなり過ぎだし、目指す場所はどこでも楽になりたい言っているようにと聞こえるよ」とだけ伝えるのであった。
これからオルガは、鉄華団はどうしていくのだろうか……?と思ったところで後半に続く。
CMでガンダムファンクラブの「人生をガンダムに!!」というフレーズが今回はやたらしつこいくらい出てきたが、
このフレーズはもしかしたら、ガンダムに乗らなければ自由になれなくなった三日月のことを示しているのではないかと思う次第……。
三日月、多くの人をMAの脅威から未然に救った英雄じゃないかすでに。なのにあまりにひどい仕打ちだよこれじゃあ……。
あと、三日月の右半身動かないのはOPのこの映像のフラグ回収らしい。
⑥ヒロイン達の三日月への思い。
右半身が使えない三日月だったが、アトラとハッシュが看護をしているようで、クーデリアがお見舞いに来た。
⇒シュークリームおいしそう。
農園でもう畑仕事ができないのが残念そうな三日月だったが、それ以外はこれまで通りの様子であり、その場ではアトラ、クーデリアも平然とふるまっていたが……。
・クーデリアは三日月の会うのが怖かったそうだ。
右半身が動かなくなってもやはり変わらない彼が怖いと、アトラに告白する。
⇒それは、次に彼に何かあった時にもう会えないかもしれないという不安があるからの様子。
・唐突にクーデリアの前世を訪ね始めるアトラ。
彼女も全く同じ気持ちだったらしい。
次にどこかへ行ったらもう戻ってこないのではという不安を抑えきれず、これまでに見せたことのないほど号泣してしまう。
⇒これまで健気に鉄華団、三日月に尽くしてきたアトラちゃん。
敵に捕まり殴られても堪えていたし、つらいことがあっても何ともないように見えていたが、今、彼女を一番悲しませているのは外でもない「三日月」だった。
三日月も、アトラちゃんに何かあれば情け容赦なくぶちのめしてきたが、彼自身が原因である今、どうなのだろうか。
そして、感あまって動転したのか、計算してか、天然なのか分からないが、アトラはクーデリアに「三日月の子どもを作ってくれー」とトンデモ発言をするのであった。
今回一番の衝撃発言であることは言うまでもない。
(放送はクリスマスに行われた訳だが、何か関係があるのだろうか。リア充は消えろ)
⑦ギャラルホルンのこれからが気になる人たち……。
・マクギリスは、今回のMA戦でのバルバトス&三日月の活躍を見て、「彼らを利用できる。これは利用できるぞ。」と怪しい笑みを浮かべ石動に思いを伝える。
⇒ヴィダールの存在も気になるけど、石動は正直マクギリスのことをどう思っているのだろうか?
クールフェイスで「ロリコン合法の世界目指してるんだよなーこの人大丈夫か??」とか考えていそうだ。
一方のマクギリスさんは悪い顔で何かを企む……。
・一方、新キャラ技術部長トーカに「戦闘データ取れてないじゃん!!君なんで出撃したの??」と説教を食らうヴィダール。
言い返す間もなく、その場にジュリエッタが現れ、新型機乗るよーと親しげにトーカとやり取りを始めるのであった。
⇒これはラッキー!!と思ったかは知らないが、「あれれ?ラスタル様から許可取ったの??」
とジュリエッタにちょっかいをかけるヴィダールだったが、「ちゃんととりましたよ~だ!!」とでも言いたげに彼女から言い返されるのであった。
・それにしても、ガンダムヴィダールコロニー周辺で戦闘して以来、顔見せしかしてないし、「何しに気出撃したの?」というトーカの指摘はあながち間違いではないかも。
・ラスタル様にもお説教を食らい、侮辱されるのつらいよ!!もうだめだー!!と完全にいかれキャラになりつつあるイオク。
⇒こうなったらあいつに連絡だ!!とテイワズのジャスレイに連絡を取り始めるのであった。
もう、彼は完全に……どうかしており何がしたいか訳が分からない。また最悪を引き起こす張本人になるつもりなのか…?
⑧鉄華団の気になる方々
「ライドの獅電」で「雷電号」!ライドはゲージュツ家なので地球で見た雷に感動して、雷雲からのびる稲妻をイメージして塗った、と勝手に想定しました。鉄血のオルフェンズを来年もよろしくお願いいたします。皆様良いお年を! #g_tekketsu pic.twitter.com/aACeYuOV7w
— 形部一平 (@ippeigyoubu) December 25, 2016
前回2回に渡り大活躍だったライドは、シノの3代目流星号をケバイ色から塗り替え、彼専用機「雷電号」とするようである。
⇒これにシノは大騒ぎするが、周囲はどっちもどっちとみている様だし、ネーミングセンスもシノと大差ない気がする。
オルガはボロボロのバルバトスと三日月を3日後、歳星(さいせい)に移動させると三日月に伝えるが、三日月はハッシュに背負われながら、「そうだっけ」と答えるのであった。
⇒右半身が動かないことで、もしかしたら体だけでなく、脳(記憶)にも障害が出ているのかもしれない。
それでもオルガに調子を尋ねられると平然と「普通」と答えるのは、確かに少し怖いかも。
ああ、三日月が壊れていくよぉ……。
・メリビットさんは、三日月がガンダムに乗ることを不安視し、オルガは止めないのか気にかけているようだったが、雪之丞はそれはないだろうと答えるのであった。
・1人通路を歩くオルガはいろんな重圧が来ているのか、ヤバい表情をしていた。そして壁ドンをした。
⇒いろいろな思いを抱えたまま、三日月の眠る部屋を訪れ、「俺は謝らねえ」とつぶやく。
・そして起きていた三日月は、彼がこうなったのがオルガの責任だと思っているのか?
逆にごちゃごちゃ悩まなくて良くなったから「わかりやすくなった」とオルガに伝える。
⇒考えなくてもいいから楽になった。
ガンダムなしだと生きていけなくなったからと述べる三日月に対し、
オルガは三日月を立ち上がらせ、「あやまらねえよ」「お前を連れていく」と再び覚悟をし、決意を奮い立たせるのであった。
⇒三日月の言葉にオルガは少しは救われたのだろうか?
オルガは無理をしている気も充分するが、三日月が進むというからにはオルガは突き進むしかないのだろう。
オルガについていく三日月に見えるが、実は真逆な関係なのかもしれない。
・次回予告はメリビットさん「助言」百年の色って素敵よね??愛ね愛とのことだが、そういえばクリスマスは雪之丞と過ごしたのだろうか。
メリビットさんは雪之丞に救われたなと思う。雪之丞は彼女のサンタなのである。
あと、キーワード「鉄華団は:」ってなんぞ??
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まとめ
- ある意味サタンが天使を倒し、いろいろカオスなクリスマスの放送回だった。
- MAは倒せたが、ガンダムバルバトス&三日月は勝利の高い代償を支払うこととなった。
- アトラちゃんを泣かせて欲しくはない。クーデリアも。
- 狂うイオクはテイワズと手を組みジュリエッタは新型機へ、マッキーとヴィダールはどう動くのだろうか?
- 三日月がいる限り、オルガは止まらない、止まれない鉄華団。