ガンダム・バルバトスの全9形態
アニメ『機動戦士ガンダム鉄血のオルフェンズ』で、主人公三日月・オーガスの乗るガンダムバルバトスは、ちょくちょくその形態を変えて戦闘を行っていたが、どのくらい変化があったのか、リアルタイムでアニメを見ていても、鈍感な私は気づけていなかった。
『機動戦士ガンダム鉄血のオルフェンズ』の公式ホームページによれば、バルバトスは以下の9段階の形態がある。
- 第0形態『ガンダムフレーム』~ここからガンダムは始まった!!~
- 第1形態 ~三日月、ライド.オン!!~
- 第2形態 ~剥ぎ取って上手に装備できましたぁあ!!~
- 第3形態 ~クローだよ。アイエー!!ニンジャ!!~
- 第4形態 ~ガンダム・バルバトス本来の姿に!!~
- 第5形態 ~対キマリス用増加装甲~
- 第5形態 ~地上戦用カスタマイズしたバルバトス~
- 第6形態 ~決戦仕様のバルバトス~
- 第7形態 ガンダムバルバトスルプス
- 第8形態 ガンダムバルバトスルプスレクス
第0形態『ガンダムフレーム』~ここからガンダムは始まった!!~
約三百年前の「厄祭戦」時にギャラルホルンの前身組織が製造したモビルスーツのフレーム。
通常のMSでは1基のみしかない「エイハブ・リアクター」を2基搭載し、高出力だが、並列稼動させるのが困難という問題点も抱えつつ、その出力を活かしMAせん滅のため開発がすすめられた。
その結果、ガンダム・フレームを採用した機体は、72機のみが計画され、ロールアウトした。
鉄血のオルフェンズには作中で、「ガンダム・バルバトス」以外にも「ガンダム」と名がつく機体がいくつも登場したが、それらは全て同じ(ような)骨格(フレーム)で製造されているのである。
つまり、オルフェンズの世界ではこのガンダムフレームで構成されている機体を「ガンダム」と定義づけている。
例えるなら、多種多様な人が世界にはいるが、その骨を見れば、全て「人」という点で全く同じということだ。
なので、「ガンダム・バルバトス」と「ガンダム・グシオン」は、「ガンダムフレーム」だけ見れば同じ「ガンダム」という機体である。
(ウソだろ!!全然違うだろうが!!?こんなもん女性の化粧する前と後より変化が激しいぞ)と疑いたくなるが、この違いはつまり・・・「多様性ですね(ニッコリ)」ということである。
以上だ。
第1形態 ~三日月、ライド.オン!!~
全高 | 18m |
本体重量 | 28.5t |
武装 | メイス(パイルバンカーとスラスター付き) ガントレット |
300年前の「厄祭戦」でのガンダムフレームの一機。
火星の砂漠地帯に放置されていたところをマルバ・アーケイによって発見され、長年CGS基地の動力炉として利用されていた。
(もともとは転売用として持ってきたものらしいby雪之丞)
エイハブ・リアクターは高エネルギーを生み出すことができ、バルバトスの2基の炉でCGS基地の全電力をまかなうことができたのである。
とは言え、「厄祭戦」から長い年月が経っているため、装甲は劣化し、本来の性能は発揮できていないばかりか、コクピット周辺は部品が抜き取られ存在しなかったが、三日月のMW(モビルワーカー)のコクピットを組み込むことで機体の再稼働に成功する。
ちなみにバルバトスの稼働時点でMWよりも、制御で受け取る情報量が多いため、パイロットの体に負荷がかかり、バルバトス初搭乗時にはさすがの三日月も鼻血を吹き出していた。
アニメ1期の1話で、CGS基地を襲撃するクランク・ゼント二尉率いるギャラルホルンのグレイズ部隊を迎撃するため三日月が乗り込んだ状態。
劣化しているとはいえ、あっという間にギャラルホルンのグレイズを撃退出来なのだから、さすが「ガンダム」というところなのだろう。
武装にビーム系が登場しなかったが、個人的にはそのほうがリアリティがあり好きだった。
(他のガンダムに比べて色的にゲーム映えがしずらそうではあるが……。)
話が脱線するが、「ガンダム・バルバトス」にも用いられている「エイハブ・リアクター」は、MSや艦船、スペースコロニーのエネルギー源として開発された相転移炉の一種だそうで、厄祭戦勃発の原因ともなったという。
私が思うに、「エイハブ・リアクター」の取り扱い方を間違えて暴走したのか、この相転移炉をどこも軍事目的に積極的に利用しようとして、戦争激化の要因になったと思われる。
史実でも、技術の発展は喜ばしい側面の一方、負の側面を生み出すこともある。
ライト兄弟が人類初の飛行に成功したが、皮肉にも第二次世界大戦では「戦闘機」として、大量生産され、大勢の生命を奪い、あらゆるものを荒廃させたように……。
ガンダム・バルバトス 第1形態 対クランク・ゼント戦仕様
鹵獲したギャラルホルンのグレイズのパーツを使用し改修したガンダムバルバトス。
特に肩の部分はグレイズのカラーリングがそのまま使用されているのが特徴。
その後一騎打ちを所望するクランク・ゼントのグレイズと対決。
何度もバルバトスと剣戟を交えるグレイズだったが、徐々にバルバトスのメイスに力負けしていき、最終的にはバルバトスのメイスのパイルバンカーでコックピットを貫かれ大敗が決するのだった。
ちなみにクランクはこの時点では生きていたが、三日月に自身ににとどめを刺してくれと懇願し、了承した三日月は、直接ケジメを付けて戦いは終了した。
やっぱりミカはすげぇや
ガンダム・バルバトス 第1形態の関連グッズ
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第2形態 ~剥ぎ取って上手に装備できましたぁあ!!~
全高 | 18m |
本体重量 | 28.5t |
武装 | メイス(パイルバンカーとスラスター付き) 300mm滑腔砲(60mmマシンガンを同軸配置) |
クランク・ゼント二尉の搭乗したグレイズを鹵獲し、その装甲を利用し、肩部分を補強した形態。
火星低軌道ステーションでギャラルホルンとの戦闘で用いられ、ガントレットが廃止された代わりに新たに射撃武装として300mm滑腔砲が追加されている。
機体は、エイハブ・リアクター搭載兵器に採用されている特殊装甲「ナノラミネートアーマー」で塗装したため、青と白のカラーリングとなっている。
コーラル司令率いるギャラルホルンとの戦闘では、クーデリアの乗るシャトル護衛のため三日月のバルバトス1期で出撃し、自らを囮としてギャラルホルンの6機のMSと交戦。
途中で昭弘の乗るグレイズから投げ渡されたメイスを受け取り、バルバトスに接近戦を仕掛けようとするコーラル司令のグレイズをパイルバンカーで一突きで撃破。
昭弘の援護を受けつつ、残りのギャラルホルン部隊を蹴散らし、増援として現れたガエリオのシュヴァルベ・グレイズとも交戦するが、機動力で翻弄する。
そこにマクギリスのシュヴァルベ・グレイズも現れ、バルバトスの弱点を狙撃され、ガエリオにもワイヤークローを使用され窮地に陥るが、三日月は冷静にバルバトスのメイスをガエリオに投擲。
ガエリオ機に見事メイスがヒットし、ガエリオはマクギリスと共に撤退を余儀なくされるのだった。
ちなみにナノラミネートアーマーは、エイハブ・ウェーブに反応して硬化する特殊塗料が塗布され、実体弾などの瞬間的な衝撃による攻撃に高い防御力を発揮する。
そのため、このアーマーに対しては、物理的打撃やナパーム弾による焼灼など、衝撃や熱が一定時間持続する攻撃が有効である。
要するに、実質的に、瞬間的に受けた実弾兵器の攻撃を無効化するというところなのだろうか?
何となくSEEDの「フェイズシフト装甲」とも類似しているようだが、フェイズシフト装甲の方が効果は上なのかもしれない。
なぜなら、(エネルギーの続く限り、おそらく)瞬間的・持続的を問わず実弾兵器を無効にできるからだ。
SEEDのフェイズシフト装甲は「実弾?ははっ!?かかってこんかーーい!!」という感じなのかも。
一方、バルバトスの場合は感覚的には「実弾兵器がちょっとかすった位なら大丈夫!!」ということなのだろう。
(最も、当たらなければどうということはない)
肩の部分はグレイズからはぎ取ったそうだが、敵から素材を剥ぎ取り→加工→装備とか、まるでモンスターハンターではないか……?)
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ガンダム・バルバトス 第2形態の関連グッズ
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第3形態 ~クローだよ。アイエー!!ニンジャ!!~
全高 | 18m |
本体重量 | 28.5t |
武装 | メイス(パイルバンカーとスラスター付き) 300mm滑腔砲(60mmマシンガンを同軸配置) GR-Es02 ワイヤークロー |
火星低軌道ステーションで、ガエリオが搭乗したシュヴァルベ・グレイズと戦闘した際に入手したワイヤークローユニットで、損傷した左腕部の装甲の補修した形態。
第2形態との違いは「左腕のワイヤークローユニット」の有無だと思われる。
話がそれるが、テイワズの名瀬の兄貴は初見だと、『機動戦艦ナデシコ』のアカツキにしか見えなかった。
胡散臭いキャラというか、何か裏切りそうという不信感を持ちながら見てたが、そんなこともなく、“オルガの良き兄貴分”であった。
いい意味で裏切られた気がしてよかった。
(なんだかんだ言ってナデシコのアカツキも悪い奴じゃないけどね。)
名瀬タービンとアカツキナガレ、あ、全然似てないわ。
ロンゲってとこぐらいしか類似点が見当たらない……。
アカツキってこんなに切れ目だったんだねー。
記憶補正がかかっていたに違いない。
ガンダム・バルバトス 第3形態の関連グッズ
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第4形態 ~ガンダム・バルバトス本来の姿に!!~
全高 | 18m |
本体重量 | 28.5t |
武装 | メイス(パイルバンカーとスラスター付き) 300mm滑腔砲(60mmマシンガンを同軸配置) 太刀 |
厄祭戦当時のガンダム・バルバトス本来の姿。
「テイワズ」の代表マクマード・バリストンによって採算度外視で改修が行われた。
装甲の換装や消耗品の交換・エイハブリアクターの調整・武装の追加など徹底的な改修が行われた結果、機体の重量バランスが安定し同時にリアクター出力も向上しているが、性能自体は、厄祭戦当時のを完全復元までには至っていない。
武装としてはワイヤークローが廃止され、代わりに太刀が追加された。
また、阿頼耶識のリミッターは機体に慣れた三日月に合わせて限界まで外されており、他の人間では機体からの情報量に耐えられないため、三日月専用機としての立場も揺るがないものとなった。
ここまで、本来の姿になるのに手間取る機体もそうそうない気がする。
アニメスタッフだってこう頻繁に変更があっては、相当苦労したことが目に見える。
だが少しずつの変化にまで、手を抜かず尽力されている作品を見ることができるのも、そのような人々のお蔭なのだからありがたい。
ちなみに、『鉄血のオルフェンズ』の公式ホームページにも、当然第4形態に関して画像があるものの、多少わかりづらい。
「正面」という項目で、それと説明文だけ見てもこれが、本来の姿の第4形態だッ!とは気付けなかった。
せめて説明文に「これが本来のバルバトスの姿」とか一行でもあればいいのに。
そのため、「第4形態」という表記はないのであしからず。
ガンダム・バルバトス 第4形態の関連グッズ
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第5形態 ~対キマリス用増加装甲~
全高 | 18m |
本体重量 | 28.5t |
武装 | メイス(パイルバンカーとスラスター付き) 300mm滑腔砲(60mmマシンガンを同軸配置) 太刀 迫撃砲×2 |
モンターク商会からの部品で強化されたバルバトス。
接収したアインのシュヴァルベ・グレイズの腰部ブースターを追加して機動力を上げるとともに、対キマリス用の胸部装甲(リアクティブアーマー)や、武装も両脇に迫撃砲が追加されている。
なんというか、不恰好。
まあ、やったらごっつい感じのキマリスさんと渡り合うには良いのかもしれないが……。
こいつが「ガンダム」じゃなくて、ジムを空飛べるようにした「コルベットブースター」だったら、キマリスさんに瞬殺である。
(参考↓)コルベットブースター
とにかくコルベットブースターは指揮官用(?)のジムが対象で、生産数もかなり限られており、目立った戦果もない。
両手塞がってるからほぼ丸腰。
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ガンダム・バルバトス 第5形態の関連グッズ
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第5形態 ~地上戦用カスタマイズしたバルバトス~
全高 | 18m |
本体重量 | 28.5t |
武装 | 太刀 170mm機関砲×2 レンチメイス |
宇宙で使用した第5形態を地上用に換装したバルバトスで、タービンズのエーコ・タービンによって調整された機体。
大きな変更点は腰部スラスターの代わりにハイヒール状の脚部サスペンションに換装したこと。
重心を上げることで初動の反応速度を上げ、重力下での機動性向上に繋げた。
また、ミレニアム島での戦闘から太刀以外の武装も刷新され、腕部170mm機関砲と、構造内部にチェーンソーが仕込まれているレンチメイスを装備している。
第4形態もかっこよいが、両腕の青色が映えているこちらの形態も良い。
そういえば、案外バルバトスって脚部(人間でいう「すね」?)がスリムである。
華奢な感じだが強度は大丈夫なのだろうか。
歴代ガンダムの脚って意外とぶっといから、(そうじゃないと体重を支えられないだろうが)バルバトスの脚部のスリムさはその中でも際立って見える。
歴代ガンダムの一覧。
特に「すね」の部分のスリムさはガンダム1だと思う。
ガンダム・バルバトス 第5形態地上戦用の関連グッズ
バトルスピリッツ CB16-020 ガンダム・バルバトス[第5形態 地上戦仕様] (R レア) コラボブースター ガンダム 戦場に咲く鉄の華 新品価格 |
第6形態 ~決戦仕様のバルバトス~
全高 | 18.8m |
本体重量 | 30.5t |
武装 | 太刀 170mm機関砲×2 レンチメイス |
第5形態(地上仕様)をベースに最終決戦用に強化されたバルバトス。
両肩の装甲をグレイズリッターのものに換装し、腰部に地上用スラスターを追加している。
エドモントンでの戦闘の際に胸部に鉄華団のマークが入った追加装甲が施され、機体の重量増加で瞬発的な機動性は低下した代わりに、無補給状態での継戦能力は向上に成功している。
劇中では、度重なる戦闘でガス欠気味のバルバトスに対し、阿頼耶識システムを使用したことで狂気飲み込まれ、クランク二尉への想いをくどくど語るアインのグレイズアインと交戦。
途中劣勢気味だったが、三日月がまじ切れしたことでバルバトスも覚醒し、バルバトスは装甲をパージし、太刀でグレイズアインのアックスを腕ごと切り落とす。
続けて胴体を切り込み、最後はグレイズアインのコックピットを太刀で一突きすることで、決着がつくのだった。
第5形態よりもごっつい雰囲気が出ている。
個人的には、胸部装甲は青が入っていてもよいのでは?と思った。
それにしても三日月は、迷いがない主人公(?)だなーと思った。
「オルガの選択に従う」という信念は鉄華団の中でも最も強いのではないだろうか?
そこが彼の強みでもあり、弱さでもあるように思う。
何となく、オルガに「選択する」という責任を任せることで、安心しきって事に臨んでいるというふうに見えるのだ。
もしオルガがいなくなった時、三日月はどうなるのだろうか?
「自分自身で選択し、歩き出す」ことができるのだろうか?余計なお世話だが、彼を見ているとそう思ってしまう。
『鉄血のオルフェンズ』はガンダム作品の中でも、人物描写を掘り下げているから、キャラクター一人一人が濃く感じる。
そこがこの作品の魅力だし、よいところだと思う。
どうして、ビスケットは死んでしまったんだ!?まだ消えなくてもいいだろうにと思った。
常に選択を迫られるオルガの心労は想像に堪えないものがある。
ガンダム・バルバトス 第6形態の関連グッズ
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機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ ガンダムバルバトス 第6形態 1/100スケール 色分け済みプラモデル 中古価格 |
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第7形態 ガンダムバルバトスルプス
全高 | 19.0m |
本体重量 | 31.2t |
武装 | ソードメイス×1 200mm砲 / ロケット砲×2 ツインメイス×2 太刀×1 |
アニメ2期の1話「新しい血」より三日月が搭乗。
エドモントン戦以降の戦いでひどく損傷したバルバトスを、歳星のMS工房でオーバーホールした機体。
機体の反応速度と機動性の向上を目的し、専用スラスター、足首に全領域対応型サスペンションを追加することで、被弾を抑えつつ接近戦に持ち込めるように設計されている。
また阿頼耶識システムの接続ケーブルはコクピット外まで伸長させ、三日月の活動に配慮してある。
主な活躍シーンとしては38話「天使を狩るもの」でのMAハッシュマルとの戦闘がある。
ビーム兵器を使い圧倒的な戦闘力を誇るMAハッシュマルだが、ガンダムバルバトスもリミッター解除し覚醒。
ハッシュマルの攻撃をかわしつつ、メインウエポンであるメイスを投擲しハッシュマルの頭部を破壊する。
バルバトスに接近されたハッシュマルは尻尾で攻撃をするもこれを回避され、バルバトスは拳を叩き込む。
そしてハッシュマルを持ち上げるが、ハッシュマルに反撃され片腕をなくすが、アブネェナァ!!とまじ切れ三日月はハッシュマルを残った片腕で殴るのをやめない。
そして最後はギャラルホルンの石動のグレイズから大剣を借りパクし、何度も大剣を叩き込みハッシュマルにとどめを刺すのだった。
この三日月とガンダムバルバトスのこの動きには、オルガをはじめとする鉄華団のメンバーやギャラルホルンはただ唖然とするばかりであった。
ハッシュマルにとどめを刺すものの、バルバトスは大破し、戦闘後には三日月は右半身だけでなく、足も動かせなくなる代償を払うことになったのだった。
第7形態 ガンダムバルバトスルプスの関連グッズ
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No.402 ガンダムバルバトスルプスDX (機動戦士ガンダム鉄血のオルフェンズ)【新品】 ガンプラ SD・BB戦士 プラモデル 【宅配便のみ】 価格:1,320円 |
第8形態 ガンダムバルバトスルプスレクス
全高 | 19.0m |
本体重量 | 32.1t |
武装 | 超大型メイス×1 レクスネイル×2 腕部200mm砲×2 テイルブレード×1 ヒールバンカー×2 対艦ランスメイス×1 |
2期16話「人として当たり前の」で姿を現し、17話「落とし前」で本格的に活躍をした。
MAハッシュマルとの戦闘で破損したガンダムバルバトスルプスを歳星のMS工房で再改修した機体。
外装にハッシュマルの一部を使用している。
外見だけでなく、化け物級のMAハッシュマルとの戦闘で得たデータを反映し、機体の反応速度が極限まで高められ、各関節部も三日月の感覚に合わせた繊細な調整がなされており、究極の三日月の専用MSとして完成した。
ガンダムバルバトスルプスレクスの主な活躍としては以下の通りで、登場が終盤であったこともあり、ガンダムバルバトスルプスよりも活躍シーンが少ない。
登場話数 | 活躍の詳細 |
2期17話「落とし前」 | ラフタを殺害した黒幕ジャスレイ・ドノミコルスの棺桶「黄金のジャスレイ号」をメイスで叩き潰す。 |
2期21話「誰が為」 | バルバトスルプスレクスにまとわりつくジュリエッタ機をテイルブレードで動きを封じ、メイスで一突きしジュリエッタに重症を負わせる。 |
2期24話「マクギリス・ファリド」 | ギャラルホルンと戦うハッシュを救うため颯爽と現れ、敵を瞬殺して離脱。 |
2期25話(最終回)「彼らの居場所」 |
|
ギャラルホルンのMS相手にはほぼ無双状態で敵なしだったが、禁忌の兵器ダインスレイブにより、ガンダムバルバトスルプスレクスは致命傷を負い、大破することになった。
それでも守り抜くべきもの、鉄華団メンバーの脱出の支援を最後までやり抜きとおしたことは賞賛に値し、ある種勝利を勝ち取ったと言える。
第8形態 ガンダムバルバトスルプスレクスの関連グッズ
1/100 フルメカニクス 機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ ガンダムバルバトスルプスレクス 1/100スケール 色分け済みプラモデル 新品価格 |
METAL ROBOT魂 機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ [SIDE MS] ガンダムバルバトスルプスレクス 約150mm ABS&PVC&ダイキャスト製 塗装済み可動フィギュア 中古価格 |
まとめ
以上がガンダムバルバトスの全形態である。