このブログも開始して記事数も90を超え、記事数3ケタも夢ではなくなった。
だからどうというわけではないが、思い起こせば涙が……。
という、よくわからない前置きともかく、シリーズ4回目の紹介をしたいと思う。
ガンダムシリーズのマイナーな機体17選
- スザク(S・ザク・ザクIII改・改)
- ザンコック
- バタラ
- エレバド
- ガンダムキラー
- ゼファーガンダム
- ゼファーガンダム フォームⅢ
- ゼファーガンダム(RX78重装改 実験型)
- EX-05-U レオン(ゼファーファントムシステム Mk.Ⅱ Ver 5.7 自律型汎用制御プログラム搭載機)
- カタール
- ターンデルタ
- Gの影忍
- ドーシート
- ドーシートⅢ
- ペイルライダー
- ペイルライダー・キャバルリー
- トーリスリッター
①スザク(S・ザク・ザクIII改・改)
正式名称は「Sザク・ザク3改・改」で、通称スザク。
『機動戦士VS伝説巨神 逆襲のギガンティス』に登場するMS。
ザクⅢ改をベースにシャア専用ザクとして改造し、赤色のカラーリング。
機体には、一部マラサイのパーツも流用しているらしい。
機体のスカート部分にザクIIIのものと類似するビームキャノンを装備している。
巨神復活の噂を聞き、駆けつけたシャア・アズナブルが搭乗。
アムロ達と共闘し、巨人を撃破したのち再び姿をくらましたという。
↑ストレートヘアなシャア・アズナブル。
何だかキザな感じがして、本人なのに「パチモノ」に思える。
ちなみに、オンラインゲーム『ガンダムコンクエスト』の戦果ランキング(2014年度)で1位を獲得した「SUZAKU23」氏とは何の関係もない。
②ザンコック
『機動戦士Vガンダム』のザンスカール帝国のMSとして登場するはずだったが、この機体がベースとなった「ザンネック」が採用された結果、没となり、作品未登場な機体。
↑本来は、宇宙漂流の刑から帰還したファラ・グリフォンが本機に搭乗し、ウッソと敵対するはずであった。
「風神雷神」の雷神をモチーフにした機体でV2の2、3倍の全長とされているが、詳細は不明。
(V2ガンダムが15,5mの大きさとされているから、50m近い大きさになると思われる。)
またこの機体と対になる風神をモチーフにした「ゴクアック」という機体もデザインだけが存在する。
(こちらはゲンガオゾのベースとなった機体で、同じく没になった。)
③バタラ
マンガ『機動戦士クロスボーン・ガンダム』に登場する木星帝国の量産型MS。
木星圏のコロニー周辺での作業および自衛を目的に設計・開発がされたといわれていたが、実は地球圏への侵攻も視野に入れ製造された。
開発コンセプトとしては、腕部は武装、脚部は移動装置、頭部はセンサーと役割を特化させたうえで、小型化&高性能化かつ、生産性の向上を目指している。
腕部:
棒状のビーム・シールド発生装置が片腕の手首部装備されている。
武装はビームライフルと、肩部装甲装備のビーム・サーベル、またオプションにビームマシンガンがある。
脚部:
木星圏の重力(1G未満)に対応できるよう、大腿部が巨大なブースターであり、脚を折り畳んで、高機動形態になるのが特徴。
また、小型のランドセルも装備し、機体の方向転換の補助の役割を果たす。
頭部:
頭部は二重構造で、ゴーグルのような精密照準用バイザーを降ろす事で、戦闘用の精密照準モードへと移行し、近距離・遠距離の使い分けが可能。
また頭部脇にアンテナ1本があり、ゴーグル状のセンサーと合わせるとまるでシュノーケリングのような外観。
本機は開発コンセプトにもあるように、ある程度の性能確保と生産性に非常に優れたため、木星帝国では大量生産され、(帝国の)他のMSの開発ベースとなることが多かった機体である。
しかし、地球侵略を視野に入れていたという割には、機体の脚部には歩行能力がほとんどない。
(木星ではほとんど重力がない生活が前提であり、考慮する必要がなかったためだろう。)
このため、木星帝国は1G以上の重力下運用を想定した設計ノウハウや考慮がなく、「地球の重力に対する理解・勉強不足」が露骨に表れた機体でもある。
④エレバド
マンガ『機動戦士クロスボーン・ガンダム』に登場する木星帝国の量産型MS。
上記の「バタラ」を高機動型として改修したMS。
背部装備のシェルフ・ノズルにより機動力に優れる。
左腕に武装を内蔵(ビームサーベルが固定装備)し、頭部も新しい索敵センサーなどが内蔵され、索敵能力を向上のため頭部が大型化し、エイリアンのような外見になってしまった。
劇中では、指揮官機(親衛隊機)として木星の衛星イオなどの戦闘に投入されが、大した戦果はないとのこと。
ちなみに、「第2次スーパーロボット大戦α」にも登場した機体で、作中では、HPが高いザコキャラで厄介な相手だそう。
⑤ガンダムキラー
(↑敵の状態のガンダムキラー)
SFCソフト 『ガイアセイバー ヒーロー最大の作戦』や『バトルドッジボール2』に登場する、戦闘能力強化型MSで、ゲームオリジナルの機体。
赤いカラーリング故に、シャア専用ガンダムか!?と思いきや、(ネオジオンのコロニー落としを阻止しようとして行方不明になった後)ネオ・ジオンに捕えられ、洗脳されたアムロ・レイが搭乗し、プレーヤー(ヒーロー同盟の)敵として立ちふさがる。
(ちなみに、アムロが乗っているとわかったのは『F91』のシーブックのニュータイプ的「勘」なのだろう。)
背部には大型ランドセルとプロペラントタンク2基を持つ。
武装は頭部バルカン、ビームサーベルの他、ビームライフル「キラーライフル」と高出力エネルギーキャノン「ロールキャノン」。
加えて、ネオジオン系のファンネルや両肩にビームシールドも装備している。
なお、開発経緯などの詳細データは存在しないが、洗脳が解け、同盟にアムロ復帰後は、(νガンダムよりも高性能な機体として?)アムロ専用機となり終盤まで活躍の機会がある。
余談だが、ゲームで味方になった際のステータスは、お世辞にも高いとは言えず、ゲームをプレーした人からは、「役立たず」と評価されているとかいないとか。
⑥ゼファーガンダム
マンガ『アウターガンダム』に登場する(非公式作品ながら)宇宙世紀初の無人MS。
ワイハマー・T・カインズ博士が提唱した無人機「ファントム(無人機)システム」実証試験機で、同博士の研究チームにより開発された。
完全自立AIを搭載し、自己の判断でミッションをこなし、蓄積されたデータから自主的な学習も可能。
このため、生みの親カインズ博士の死に唸りをあげる、
敵機のジオンパイロットを吸湿するなど、感情らしきものが芽生え、高度で柔軟な対応が可能となっていった。
外見はRX-78と類似し、両肩部にシールドが固定装備され、バックパック形状はガンダムNT-1(アレックス)に酷似している。
武装は頭部のバルカン砲2門、ビームサーベル2基、ビームハンドガン、(ピストル状の)ビームライフルなど。
また本機は様々なオプション兵装が用意されており、汎用性が高いのも特徴的である。
⑦ゼファーガンダム フォームⅢ
マンガ『アウターガンダム』に登場。
増加装甲式アーマー(フルアーマ―)を装着した形態(名称不明だが俗称“フォームⅡ”)から、形態移行することで突撃艇用のフォームⅢとなる。
(ゼファーガンダムのオプション兵器。)増加装甲や重火器であるメインアームなどを装備。
フォームⅢの状態で戦域に到達すると、防御層を分離させてMS形態(フォームⅡ?)となる。
また本機はソロモン戦において、後述のジオンのMS「カタール」と交戦し、その搭乗者のエファ=ガラドリアルを救出するため大破し、残ったパーツは連邦軍基地で厳重に保管(封印)されているそうだ。
ちなみに、ゼファーガンダムのファントムシステムの開発はこの出来事以降も続き、『ガンダムReon』で、システムは完成するのであった。(後述)
⑧ゼファーガンダム(RX78重装改 実験型)
漫画『機動戦士ガンダム プログラム=マスター』に登場。
UAI社が開発。
ゼファー・ガンダム同様「ファントムシステム」を搭載。
しかし一年戦争が終結したため、実働試験のみ実施となり開発は凍結した。
武装はバーストショットガン、ロングビームサーベル、多弾頭型追尾ミサイル4基搭載したランチャーポッド、ヘッドガトリング砲2門。
また、ミノフスキー粒子散布器を持ち、無人機ながら、搭乗者にはハング・ウォーリフ少尉がいる。
ちなみに、かなり疑わしいが、一説には本機が「ガンダム8号機」だとされているとかいないとか……。
⑨EX-05-U レオン(ゼファーファントムシステム Mk.Ⅱ Ver 5.7 自律型汎用制御プログラム搭載機)
↑(再販版)
↑(オリジナル版)
『機動戦士ガンダムReon』に登場するゼファーガンダムの後継機で、自律型汎用制御プログラム(AI)「ゼファーファントムシステムMk-Ⅱver5.7 Reon」を搭載している。
UAI社(がOS)とアナハイム社(が機体のハードを提供)の共同で開発された。
舞台は、第2次ネオ・ジオン抗争より14年後の時代宇宙世紀0107年。
(史実通りならマフティー動乱の3年後、『F90』の4年前)とされ、AIのReonも進化し、人間と自然なの会話も可能なほど発展を遂げている。
過去にファントムシステムは暴走したことから、火器管制にパイロットが必要となり、ルビー・ヒューゲットがその任務を果たす。
武装は、両腕マウント方式のビームガン(ライフル)と従来のMSのものよりリーチが長いビームサーベル。
Iフィールドジェネレーターも搭載している。
(このジェネレーターは肩部搭載とされているが、一説にはシールドに発生器があるとか、肩部・シールド両方に搭載されているとするなど、詳細は不明である。)
また物語後半では、ハイメガキャノン(ハイ・メガ粒子砲)、ビームサーベル内蔵のビームガン、アンチファンネルシステム(APS)等を追加装備する。
※アンチファンネルシステム(APS)とは、対サイコミュ兵装で、ファンネルに積んだ(Iフィールド)ジェネレーター自体を無力化するものとされる。
↑EX-05-U レオン、アンチファンネルシステム装備バージョン
この結果、ファンネルを無力化するだけでなく、Iフィールド展開機はIフィールドジェネレーターを停止させないと、機体自体の起動ができなくなる程の効果があるらしい。(非公式設定)
また本機はある重要な機密をインプットされていることから、地球連邦組織FAMASに目を付けられ、戦いを繰り広げるのであった…。
⑩カタール
マンガ『アウターガンダム』に登場した、テレンス・リッツマン博士により開発された、試作型戦術ステレス機。
(ミノフスキー粒子散布下での数少ない探知方法の)光学・熱探知センサー無効化と、迷彩塗装で機体に蓄積される熱の処理を目的とした内部熱処理装置を有する。
この他、パイロットの生存率向上を目的に、マグネットコーティングや全身に対ビームコーティング等あらゆる技術が実装されている。
武装は、ビームブレード、肩部に6基のビーム砲、バルカン砲を口頭部に1基、頭部に2門装備する他、両腕部には2基の「精神感応攻撃装置(バインダービット)」によるオールレンジ攻撃も可能である。
パイロットは(フラナガン機関出身の)エファ・ガラドリアル准尉である。
なお性別に関しては少女とされているものの、一説では男だとも言われている。
ちなみに、本機は「MS-19N」の型番が付き、以前紹介した格闘対戦ゲーム『機動戦士ガンダム EX REVUE』登場のドルメル、ドルメル・ドゥーエと同じ型番であるが、関連性はない模様。
(強いてあげるなら、ジオン公国軍の試作型MSであることが共通する。)
⑪ターンデルタ
『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』の外伝の一つ『C.E.73 ΔASTRAY』に登場するMS。
↑ジャンク屋のロウ・ギュールが地球と火星の技術を組み合わせ、「シビリアンアストレイJGカスタム」をベースに改造した。
(スターゲイザー等の)惑星間航行用の光圧推進器「ヴォワチュール・リュミエール」、エネルギー受信装置、(ハイペリオンガンダムに搭載していた)光波防御シールドなどの機能を持つ「逆三角形」の背部可動リングアームを持つ。
この逆三角形から本機の名前の由来になった。
なお動力は核エンジンではなく、バッテリー駆動である。
しかしこのままでは、機体のエネルギー消費を賄うことができず、ろくに戦闘も行えないため、ロウはエネルギー受信機能を改良することで、問題を解決した。
武装は、ビームライフル、両腕部分に内蔵された固定式のビームサーベルがあり、光波防御シールドの機能を用いた「リュミエール・シールド」をビームシールドとして活用する。
パイロットはアグニス・ブラーエと、その姉セトナ・ウィンタース。
∀ガンダムの兄弟機とかでもなんでもないが、∀ガンダムやターンXから影響を受けていると思われる部分も多いとか。
⑫Gの影忍
マンガ『Gの影忍』に登場するG3ガンダムを改造したMS忍者。
「MS忍者」という名称は、忍者の超人的な技量を再現したカスタムされたMSであるため、単なるMSではない存在であることを示すためである。
(『Gガンダム』ではMSではなく、MFとして機体が登場するのと同じか。)
パイロットの多くが忍者で、「Gの影忍」の搭乗するパイロットで主人公「リョウガ」も忍者であり、機体と搭乗者の異名は同一であることが多い。
本機は牙一族であるリョウガの兄ヒュウガが連邦軍から奪取し、デギン・ソド・ザビから賜った機体である。
機動性を増すため、肩と腰周りを中心に装甲を極限まで減らし、火器も装備せず、発熱を抑えた構造にすることで隠密性を高めた。
また胸部には忍者のみが扱える「心眼センサー」を備え、センサー発動時にはコクピットに九字が現れ、全天周モニターとなり、敵の殺気を感知することで索敵を可能にしているのだ!!
ちなみに、レーダー攪乱にこの世界でもミノフスキー粒子を用いるが、これに加え忍者たちは、毒性のあるトリカブト、松の実等を粉末状にして一緒に散布したという。
(汚いなさすが忍者きたない)
武装には、主に腰に差す忍者刀風のビームサーベルや手裏剣を用いる。
また、スペースコロニーの外壁を剥がし盾にする「隔壁返し」や、敵MSを盾に大気圏突入の摩擦を減らす「大気圏突入奥義・イズナ落とし」といった忍術も使用する。
もちろん、これは忍者だからできたことで、常人にはとても再現できない芸当である。
Gの影忍、一年戦争後の活躍
本忍者MSは、一年戦争時のMSをベースとして改造された機体だが、「百騎夜行編」では、機体の核融合炉は老朽化し限界を迎えつつあった。
しかし宇宙世紀0092年からの「第二次ネオ・ジオン抗争」(シャアの反乱)前後においても、リョウガの技量もあり、一線級の活躍をしているのである。
そして、この世に斬れぬものないビームサーベル「金剛宝虚空剣」を本忍者MSは装備し、ネオジオン総帥シャア・アズナブルの依頼を受け、突如木星圏に出現した謎の宇宙生命体を迎撃すべく、全ての流派から108騎の忍者が集結し、歴史の陰で、忍者一大合戦が行われたのであった。
この作品自体は、ギャクを基調としながらも、シリアスな話もあるが、後の『Gガンダム』製作に大きな影響を与えた作品である。(例えばゲルマン忍者とか。)
⑬ ドーシート
『機動新世紀ガンダム』に登場する旧地球連邦軍の初の水陸両用MS。
「可変ピッチ型ハイパースクリューの推進器ポッド」2つを背負い、潜望鏡も背部に装着されている。
肩部には、魚雷発射管があり、対空魚雷も発射可能。
腕部は伸縮自在で相手のMSの動きを封じることができ、手部にはクローとビーム砲を装備。
シーバルチャー(いわゆる海賊みたいなもの?)のドーザ・バロイ一味は本機を用いてイルカのハンティングを行っていた。
また生きたイルカの脳を利用した生体レーダー“Dナビ”を追加装備することで、主人公のガンダムXに立ち向かうものの、あえなく撃破されてしまうのだった。
ちなみに本機の名前の由来は、原画作成時などに使われる「同シート」より。
⑭ドーシートⅢ
『機動新世紀ガンダム』に登場する上記のドーシートの発展型MS。
水中での機動力向上の為、脚部はウォータージェット推進器となり、水中での活動にさらに特化したMSとなった。
この結果、地上での機動性は著しく下がり、水陸両用機としての存在意義は薄れた。
武装には、ドーシート同様、肩部の魚雷と両腕部のクロー及びビーム砲を装備するが、手部のビーム砲は2連装に強化されている。
⑮ペイルライダー
ゲームやマンガ『機動戦士ガンダム外伝 ミッシングリンク』に登場するジム・スナイパーⅡをベースに開発されたMS。
地球連邦軍のレビル派の高官グレイヴの、MS開発計画「ペイルライダー計画」に基づき開発がすすめられた。
全身にハードポイントを有することで、大型武装や空間戦用など、様々な戦闘に対応したオプションを装備でき、高い汎用性を発揮する。
主な武装としては、陸戦(重装型)では、90mmブルパップマシンガンと180mmキャノンを、空間戦(仕様)ではハイパー・ビームライフルとジャイアント・ガトリングガンを装備している。
しかし高コストであったため、生産は4機にとどまり、量産化や制式採用は見送られた。
ちなみに、本機は、ジム・スナイパーIIがベースとなり、脚部ブースターは高出力化され、バックパックと腕部ビームガンはガンダム4号機と5号機のものを流用している。
パイロットは、クロエ・クローチェ。↓
また本機の大きな特徴としては、「HADES(ハデス)」 (Hyper Animosity Detect Estimate System) という特殊システムが搭載されていることにある。
これは、ブルーディスティニーに搭載している「EXAMシステム」を元に、オーガスタ研究所が開発した戦闘用OSである。
機体の能力を100パーセント引出し、システムが出す最適解を強制的にパイロットにフィードバックし、高い反応速度を実現するものである。
機体の性能を飛躍的に向上させるシステムではあるが、それ故にパイロットへの負担も大きく、パイロットには投薬処置が為され、その弊害も大きい代物であった。
(後の強化人間の技術へつながる)
最も2022年現在では、『機動戦士ガンダム外伝 ミッシングリンク』もペイルダイダーも知名度が上昇し、もはやマイナーではない機体である。
⑯ペイルライダー・キャバルリー
マンガ版『機動戦士ガンダム外伝 ミッシングリンク』に登場するペイルライダーの量産検討機。
機体の安定性向上とコストダウンの為、パーツ換装や余剰装備の排除が行われるが、基本性能はペイルライダーと同じであり、リミッター付の「HADES」システムが搭載されている。
また、ジャイアントガトリング、メガ・ビームランチャー、マイクロミサイルランチャーを一体化した複合兵装「シェキナー」により相変わらず高い戦闘能力を維持している。
↑ちなみに、同型機には「HADES」システムが搭載されていない「デュラハン」をはじめとした機体も存在する。
主なパイロットはフィル・デール。
武装は、ハイパー・バズーカ、「ジーライン・アサルトアーマー」のヒート・ランス,
「ジム・ガードカスタム」のガーディアンシールドが装備。
⑰トーリスリッター
『機動戦士ガンダム外伝 ミッシングリンク』に登場する、ジオン残党軍が鹵獲したペイルライダーをネオジオンとアナハイムが、10年かけ改修した機体。
バックパックにサブ・ジェネレーターとバーニアを6基搭載し、稼働時間延長のためプロペラント・タンクを2基接続している。
本機の性能に関わる部分には手を触れず、ドライセンのトライブレードの機能を加えたインコムや、両肩にはドーベンウルフ系の隠し腕等が追加された。
武装にはガ・ゾウムのハイパー・ナックルバスターや、バウのメガ粒子砲付シールドを流用している他、ハイパービームサーベルも装備している。
パイロットは、上記のペイルライダーに引き続き、クロエ・クローチェだが、彼女は限界に達しつつあった……。
こちらも2022年現在、ペイルダイダーとともに知名度が上昇しマイナーではなくなった。
まとめ
- 木星帝国は重力に対して「勉強不足」。脚は飾りじゃなく重要!!大地で踏ん張るためにな。
- ゼファーガンダムは無人MSの存在を肯定的に捉え、可能性を信じた形。戦争の道具でなければもっとよかったのかも。
- 御大将「紛らわしいよぉおーガンダムのお兄さん!!∀ガンダムの兄弟かと思ったよー!!」でもすごい性能には違いない。
- やっぱり忍者は最強。なんでもできる!!後のガンダム作品に与えた影響は大きい。
- 高性能のペイルライダーは、その代償に(実質的に強化人間にすることで)人の人生を狂わせる悪魔の機体。