ガンダムなゲームハード「RX-78 GUNDAM」
「RX-78 GUNDAM」、大地に立つが。
画像参考:https://akiba-pc.watch.impress.co.jp/docs/column/retrohard/1214424.htmlより
これは今なお続くゲームハード開発の歴史の中で生まれた、英雄になれなかったハードの物語である。
(ほぼ内容は著者の妄想)
1983年、この年ゲーム界に伝説の巨人現るっ!!
そう、ファミリーコンピュータ。「ファミコン」の登場である。
その衝撃は死の大商人バンダイ宇宙規模の企業アナハイムにもインパクトを与え、
ここに対ファミコン用ゲームハードの開発をシャープとともに行うのであった。
こ、こいつ…動くぞ!だけど……。
かくして、白い悪魔の異名を持つMSの型番と同じ名称の「RX-78 GUNDAM」は誕生した。
しかしながら、ファミコンの5倍近いエネルギーゲイン(発売価格が)
ファミコンが14,800円に対し、GUNDUMは59800円と高く、
(アニメのガンダム同様?)子ども向けのゲームハードというよりは、ゲームもできるパソコンに近い存在であったが、
GUNDUMとファミコンどちらが多大な戦果を挙げたかは言うまでもない。
紅白のボディーをしたファミコンの圧倒的な性能の前に、コンピュータとしても中途半端で高価
ゲームとしてもショボい、RX-78 GUNDAMが勝てるはずはなかった。(逆にどこに勝てる要素があるというのだ)
アニメじゃない、ホントの現実さ。
アニメのガンダムも初回放送では人気がなく、再放送を繰り返すうちに徐々に人気が出てきたという経緯があった。
しかしゲームハードは再発売すれば売れるというものではない。
ゲームハードは非情であり、決してアニメのガンダムの様によみがえったところで、誰も見向きはしないのだ。
(その反面ガンダムのソフト、コンテンツとしてはやはり、根強く人気である。)
まとめ
・「RX-78 GUNDAM」はバンダイが生み出した黒歴史なゲームハード。
製作者は酸素欠乏症にかかっていたのかもしれない。
・(実は白い悪魔と赤い彗星のミックスされたデザインだった?)のファミコンはゲームハード界のガンダム(ニュータイプ)であり、後世に与えた影響は大きい。
・たまにとんでもないクソゲーが混ざっていたりはするが、ガンダムゲーは根強い人気があり、面白いコンテンツである。