前回、「機動戦士ガンダム Twilight AXIS」 第18回を読んでみたネタバレ感想はこちら↓

前回のあらすじ
クレヴェナールから降り注ぐミサイルを切り払いながら、ダントンはシャアの最後の意思「ダントンとアルレットが生き続ける」命令を守る為、奮起し、
アルレットもアハヴァ・アジールのファンネルでクレヴェナールに総攻撃をかける!!
辛うじてクレヴェナールを撃破し安堵したアルレットだったが、次の瞬間にはガンダムトリスタンが現れ、ダントンのRジャジャと対峙することに。
相打ちをも覚悟するダントンだったが、クァンタンの弟、バイアラン・イゾルデに乗るヴァルターが2人の戦いを止め兄と共にその場を離脱する。
遺されたダントンは帰る場所を想い、アルレットはアクシズ、シャアとの思い出に別れを告げながら、アクシズ調査隊は調査終了し帰還を果たすのだった。
戻る日常。
画像出典:Pixabayより
ロナ家所有のブッホ・コロニー内、医療施設。
クァンタン・フェルモとヴァルター・フェルモの双子は、仲良く施設で先日のアクシズ調査で負った傷を治療していた。
サイコフレームに関する情報は消失、ガンダムトリスタン、バイアラン・イゾルデは中破、試作型アームドベース「クレヴェナール」は未回収に終わり散々であったが、
ダントンのザクⅢ改やR・ジャジャ、アルレットのアハヴァ・アジールとの交戦データは今後の兵器開発に役立つため、結果的に±ゼロであった。
色々ぼやくクァンタンにヴァルターは不満の声を上げ、兄弟は仲睦まじく?口論を始めるのだった……。
戻った居場所。
一方、サイド6、リーアの街にあるクリーニング店。
画像出典:https://www.yatate.net/より
大柄の男は似合わないエプロンをして、店で暇つぶしのクロスワードパズルをしながら、なかなか帰ってこない配達娘のことをぼんやり考えていた。
そんな時、店のベルが鳴ると、一週間ぶりの再会、さわやかにメーメットが扉の前で立っていた。
メーメットはダントンにお見舞いのフルーツセットを渡しながら、店内にドンドン入っていき、当然のように来客用ソファーに腰を下ろす。
「あの後の顛末を報告させていただこう」と言ってアクシズ調査での出来事についてダントンに語りかけ、
ダントンは苦い顔をしながら店を閉店にするのだった。
アクシズ調査とその後。
画像出典:https://g-twilight-axis.net/
特殊部隊マスティマのアクシズ探査の結果報告は連邦上層部にとって十分ではなかった。
アクシズ内部に潜入、研究施設まで到達するも、謎の武装組織と遭遇・交戦。
結果、サイコフレームとそれに関する研究データは全て失われたのだから。
また上層部は謎の武装組織にサイコフレームの情報が漏れることを最も恐れたが、
持ち出すタイミングはなかったと判断され、心配はないという事に。
謎の武装集団の調査は続行、アクシズも地球の軌道を離れ誰も手が届かないところに行くだろう。と言う楽観的な結論に落ち着いたのである。
メーメットの以上の報告を受けながら、ダントンは不機嫌そうにフルーツセットのリンゴをかじっていたが、
突如メーメットは声のトーンを変えてあることを尋ねた。
『ダントンたちが戦っている付近で眩しい光が弾けたような、まるでサイコフレームの光の様な……?』と。
なんとなく気まずい雰囲気が流れ、リンゴをかじる音だけが聞こえたが、
ダントンは「……気のせいだろ」と答え、メーメットも「……そう……ですね」と答える。
言葉を探すメーメットだったがやがて「リンゴを1個くれ」とダントンに頼み、
ため息をつきながら、ダントンはリンゴを投げ渡すのだった。
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まとめ
・クァンタン兄弟は仲睦まじく喧嘩を、ダントンたちはクリーニング屋として日常に戻る。
・サイコフレームは、アクシズとともに失われた……。そういうことです!!