前回、「機動戦士ガンダム Twilight AXIS」 第13回を読んでみたネタバレ感想はこちら↓

前回のあらすじ
ダントン駆るR・ジャジャとヴァルターのバイアラン・イゾルデの戦いは未だ、一進一退の攻防を繰り広げていた。
ヴァルターはこの状況を楽しんでいるが、必死のダントンの追撃もあり、どちらとも予断を許さない状況となる。
一方、サザビーのサイコフレームからシャアに関するデータを入手できたアルレットは、
頭上にガンダムタイプのMAの影を目にする。
その正体は、ガンダムトリスタンがアームドベースに合体した姿「クレヴェナール」であり、
宇宙を飛ぶその鉄の巨体には、クァンタンが乗り込み、ダントンたちのいる戦場へと向かっているのであった……。
画像は注記のない限りhttps://www.yatate.net/より
メーメットの困惑とアルレット。
アルレットにサイコフレームの資料を探すよう頼まれ、研究所内を探索するメーメット達だったが、数分もするとアルレットが近くにいないことに気付く。
通信機からアルレットに呼びかけても返答もなく、メーメットは一瞬でも彼女から目を離したことに後悔し、
アクシズに長居ができないことをはじめ、様々な不安要素に頭を悩ませていた。
しかし、ノイズ交じりでアルレットからの通信が返ってきたが、彼女の口からは、
「敵のMAがポートに向かっており、ダントンと揚陸艇が危ない」という非常事態が知らされるのであった。
未だ戦うダントンが苦戦を強いられていることや、謎のMAの登場で、メーメットは万事休すと思ったが、
アルレットは「敵のMAを何とかするから、(メーメット達は)データを持ってポートへ向かえ」と告げ通信を切断するのであった。
彼女のこの発言に戸惑うメーメットとその部下だったが、今は未だ戦うダントンとアルレットを信じ、撤収への準備を始めるのだった。
はたしてアルレットはどうやってMAを撃退するつもりなのだろうか?
着いた勝負。
アクシズの地表でダントンはバイアラン・イゾルデと戦い続けていた。
機動力を生かし何度も白兵戦を仕掛けてくるバイアランに、身をかわしてはビームサーベルで応酬を繰り広げ、アクシズの荒野に火花が飛び散るのであった。
四砲八方から攻撃を仕掛けるヴァルターはこの戦いを楽しみ、自身が傭兵家業をしていて最高の相手に出会ったことをかみしめ、
喜びに浸りながらも、ダントンの機体にバイアランの鋭い爪をくいこませる!!
いよいよトドメを!!とバイアランの右腕のメガ粒子砲をRジャジャに突き付け、放たんとしたその時!!
ダントンは咆哮を上げ、それと同時にビームサーベルでRジャジャとバイアランの腕を切り落とすのだった。
咄嗟のことに耐性を崩すバイアランだったが、Rジャジャのビームサーベルがバイアランの背中を貫き、(長い)死闘に決着がついたのであった。
安堵と迫りくる影
ダントンは安堵した声を漏らし、無事な様子のマスティマの揚陸艇の姿を確認すると、
機能停止したバイアランから「あんた強いな」とそのMSパイロットから通信が入り、
ヴァルター「あ、あんたなにもの?」と聞かれ
ダントンは「俺はダントン・ハイレッグ、洗濯屋さ。」(名探偵コ○ンぽく)的なやりとりをして、
R・ジャジャのコックピットでアルレットとメーメット達の帰りを待とうとくつろいでいた。
が、そんな呑気タイムは一瞬で終了した。
バイアランのパイロットも緊張を隠せないほどの暗雲。
MA「クレヴェナール」がすぐそこまで来ていたのだった!!
アルレットの秘策。
アルレットはプチMSでラボに再び立ち寄っていた。
すでにメーメット達はポートに向かったのか、誰もおらず、1人彼女はラボの奥、ドックに眠る放棄された機体を求めて走り出す。
シャアのデータの入った端末を胸に、力を貸してくれと呟きながら。
感想
やっとR・ジャジャとバイアランの決着がついたが、ダントンも機体を動けなくするだけで、決して「人殺しをしない」というところが彼らしいと思う。
また洗濯屋だと名乗って、ヴァルターも拍子抜けしていたが、
この出会いがきっかけで(洗濯屋だけに)傭兵家業から「手も足も洗える」のではないだろうか。
あと、メーメット達が戦わないのが意外で、まさかのアルレットが放置されている機体を起動しに行くとは思いもしなかった。
(とはいえ、彼女の操縦技術は一般兵並にあるので問題ないと思われる。)
彼女が起動させようとする機体は一体何なのか?
ダントン&アルレットでMA「クレヴェナール」に立ち向かうことになりそうだが、果たしてどうなるのだろうか??
まとめ
・洗濯屋ダントン、苦戦するもバイアラン・イゾルデを倒し、安堵するものの、一難去って超巨大な一難、「クレヴェナール」が目前に!!
・アルレットはラボの奥で眠りし機体を起動し、ダントンを、シャアとの思い出を護ることができるのか!!次回も気になる!!