装甲騎兵ボトムズ 絢爛たる葬列 第5回を読んだネタバレ あらすじ!!

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作品の概要

舞台は100年戦争末期の惑星パルミス、「アルボガ王国」。

 

周囲を砂に囲まれたこの場所は、かつて多くの鉄の棺桶(AT)が撃鉄を交わした成れの果て、

 

ATから漏れ出したポリマーリンゲルが青白い炎を上げ、人魂を見せる乾いた墓場。

 

戦場の哲学者、ボジル・ドン・ハリバートンこと、フィローはこの王国でフリーランスのボトムズ乗りとして暮らしていた。

 

そんなある日、フィローは哨戒任務から帰還し、ふらっと立ち寄ったディックの店「DICKS BAR」で酒をたしなんでいると、

 

フロアーではこのバーの歌姫クレメンタイン・クリスティーが歌い、ホワイティーと呼ばれる男がいた……。

 

そして終わるはずのない100年にも及ぶ戦争が急展開を迎えるとき、フィロー、クレメンタイン、ホワイティーの3人の物語は加速する。

 


 

 

前回のあらすじ

装甲騎兵ボトムズ 絢爛たる葬列 第4回を読んだ ネタバレ あらすじ!!
作品の概要舞台は100年戦争末期の惑星パルミス、「アルボガ王国」。周囲を砂に囲まれたこの場所は、かつて多くの鉄の棺桶(AT)が撃鉄を交わした成れの果て、ATから漏れ出したポリマーリンゲルが青白い炎を上げ、人魂を見せる乾いた墓場。戦場の哲学者

カースニーへのピクニックをした3人はバララントの斥候部隊を目撃し、これから起こる不吉さを感じていた。

 

その予感は的中し、「100年戦争の突如の終戦」(フィローは王国での傭兵職解雇となる)、「クレメンタインが街から出ていく」など、

 

フィロー(とホワイティその他大勢)にとって衝撃的な事実が告げられる。

 

そんなダブルショックを受けるフィローだったが、ディックの店を訪れた彼は、

 

フィローたちと故郷カースニ-へ訪れたことで、考えの変わったクレメンタイン、

 

途中で合流したホワイティと、互いの過去や思いについて例のカウンターで語り合う。

 

そして惑星パルミスの衛星が動くとき、運命は大きく流れを見せる!!

 

混乱の中で

ギルガメスとバララントの間で辛うじて均衡を保っていた「アルボガ王国」は100年戦争終戦に混乱を期していた。

 

だが、そんな国の方針を決めたのはバララントであり、ギルガメスの後ろ盾を失った今、バララントに吸収(消滅)するのは目に見えていたのだ。

 

そんな中ディックの店を1人訪れたフィローは、クレメンタイン、ホワイティーのための「おぜん立て」をディックに提案するのだった。

 

フィローのその提案とは一体……?

 

決着と覚悟

画像出典:pixabay.comより

 

フィローの提案から数日、アボルガ王国の首都トラネホールは大騒ぎだった。

 

王侯貴族官僚、老若男女ありとあらゆる人が立場を棄て、持てるものを持ちこの国を捨て逃げて行った。

 

それから明日にマランガの大潮を控えた、バララントの使節団(占領軍)到着の前日でも、

 

フィロー達(荒くれ者の男たち)も変わらずディックの店に集まっていた。

 

フィローはいつものようにカウンターに座り、いつものようにクレメンタインの歌が始まる。

 

画像出典:フォト蔵より

 

歌が終わると、ホワイティーもフィローも立ち上がり、あの夜のガラッチ飲み比べの時のように、大テーブルとその上にガラッチ入りのグラスが並べられ、決着をつける時が来た!!

 

クレメンタインがガラッチを飲み始めたのを合図に、フィローとホワイティーはガラッチを喉に流し込む。

 

2人の飲み比べが、テーブルを半周したころ、突如勝負を見守っていたクレメンタインの体が倒れ、それに続きホワイティーも床に伏せた。

 

2人はディックの店の部屋で寝かされ、フィローはホワイティーの近衛儀杖隊の上着を剥ぎ取り着るのだった。

 

2人が目を覚ました時には「決着」をつけるために。

 

ディックはフィローと内通(?)していたが、これも居場所(2人)を守る為だった。

 

フィローは変装の準備が整うと、近衛儀杖隊の格納庫へ向けて歩みを進めるのだった。

 


 

 

放たれた計画

画像出典:https://www.yatate.net/より

アボルガ王国はすでに近衛儀杖隊の軍を残し壊滅していた。

 

夜明けまでに時間はあったが、フィローは急いで近衛儀杖隊の格納庫、ホワイティーのATへと乗り込んだ。

 

フィローはそこで夜明けまで眠りにつくつもりだったが、ホワイティー(と思っている軍人が)通信を寄越してきた。

 

通信への返答に悩んでいると、どこからともなく儀杖隊員たちが現れ、各々のATに乗り込み始めた。

 

いつの間にか時間になっていた。

 

フィロー達は(本来ならホワイティーか?)西門を通りバララントの先鋒隊と遭遇する為、ATをローラーダッシュさせるのだった。

 

誰もいない西門を通りホワイティーなら言うであろうセリフ(意訳)

 

「もう引き返せない。儀礼に返ってくるのは銃弾だ。ここからは各々の判断に任せる」

 

フィローは儀杖隊員たちに告げるとATを先に進めた。

 

だが、1機として西門に残るものはおらず、儀杖隊員たちのATの後を追うホワイティー、クレメンタイン、ディックの姿がそこにあった。

 

そしてATは西門を通り過ぎ「無意味な生存」へ向けて走り出した。

 

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感想(2件)

 

まとめ

・ホワイティーとクレメンタインを、決着をつける為「戦場の哲学者」フィローは白きATを駆る。彼はそこに何を見るのか。

・ディック。不器用な男よ。かっけえええええ!!

 


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