前回、「機動戦士ガンダム Twilight AXIS」 第8回を読んでみたネタバレ感想はこちら↓
これまでのあらすじ
・第9回目は「2017年の3月下旬に更新します!!と」のことだったが、更新は2017年、7月20日だった……。
これに対し、著者が言いたいこととしては、
ブライト「更新遅いぞ!何やってんの!!(やっと続き出てうれしい)」
アムロ「矢立文庫、 Twilight AXISの続編の文章よりモビルスーツが動くこの作品のアニメ化の方が大切なんですか?」
矢立文庫「早く(アニメの配信を)出せ」
アムロ「矢立文庫」
という感じである。
茶番はともかく、あらすじ
・ダントンたちアクシズ調査団は突如現れた謎のバイアランを筆頭としたMS隊に、
その目的地「マハラジャ・カーン研究所」への道を阻まれてしまう。
そこでメーメット達は2手に分かれ、アクシズ外部からの研究所への侵入を試みることに。
アクシズ外部を移動するメーメット、アルレット&ダントンの3人だったが、道中、アクシズ近衛師団専用のモビルスーツドックに到着する。
一方、メーメット達の前に立ちふさがった謎のバイアランは急遽、アクシズ調査団の(帰宅への)足、揚陸艇の撃沈のため移動を開始するのだった。
この事態を避けるべく、ダントンは先ほどのモビルスーツドックに放置してあった&彼のかつての乗機「AMX‐104 R・ジャジャ」に搭乗し、
バイアランの行動を止めるために動き出す。
また残されたメーメットとアルレットはダントンにバイアランの対処を任せつつ、ついに研究所の扉までたどり着く……。
そこに待つものとは一体!?
待ち伏せ
画像出典:フォト蔵より
メーメットとアルレットは「マハラジャ・カーン研究所」に到着し、その扉をくぐり、
その内部サイコフレームのデータが入ったメインサーバーを見つけたその時である!!
突如銃撃が始まり、メーメット達はとっさに物陰に体を隠す。
アルレットが動揺するまもなく、彼女を物陰に残し、メーメットは銃撃を仕掛けてきた相手、
アクシズの居住区やバイアランなどのMSで調査団の行方を阻んできたその相手、
ロナ家子飼いの私兵集団「バーナム」の連中に対し、メーメットは反撃に転じるのだった……。
アルレットが見つめるもの
画像出典:Pixabayより
バーナムのメンバーには軍人上がりのものもいたが、所詮は私兵集団であり、メーメット達マスティマの前には歯が立たず、あっけなく制圧された。
そしてバーナムのメンバーを拘束するメーメット達をよそ目に、アルレットはこの研究所の様子を見まわし、
彼女のかつての唯一の居場所であるこの場所について、遠い記憶に思いをはせていた(回想シーン入りまーす)
アルレットの過去
1年戦争時、幼いアルレットは強化人間の試験体として、ニュータイプ研究施設「フラナガン機関」で、
白い服を着て、同じくそれに身を包んだ子ども達との共同生活を送っていた。
彼女の世界はこの研究所が全てであり、機関に入る前の記憶はほとんどなかった。
しかし機関で共同生活を営む中で、大勢いた子供たちはいつの間にか、ひとり、また一人といなくなる中、
アルレットはそれになんら疑問を抱くことはなく「日常」として受け入れ過ごすのであった。
運命を変えたあの男との出会い
![]() | シャア・アズナブル×ぴあ(特別編) 『赤い彗星』を多角的に解析したシャア専用BOOK (ぴあmook) 価格:950円 |
そんなある日、アルレットは自分の教育係である士官に面会室へ呼び出されることとなる。
名前ではないアルレットに割り振られた「識別上のコードネーム」を士官に呼ばれたとき、
彼女は機関から消えていった子どもたちと同じ運命をたどることをうすうす予期していた。
同時期に施設へ入れられた子どもたちに比べ、パイロットとしての能力は平凡だったため
機関から「用済み」とされたのだろうと、彼女は考えを巡らせていたが、
その時、背後の扉を開け「やあ」と気さくに入ってきた仮面をかぶったその男、シャア・アズナブルは、
アルレットがパイロットの履修科目で行ったMSの構造学や整備技術の好成績であることを踏まえ、
「エンジニアとして私の元に来ないか?」とアルレットに告げ、
そしてこのことがアルレットの運命を大きく変えていくのだった……。
まとめ
・バーナムの待ち伏せ攻撃はあっけなく敗れ、サイコフレームのデータ入手失敗!? メーメット達モノホンの軍人とは格が違う!!
・機関の用済み素材として消えゆく運命だった少女アルレットは、シャアとの出会いにより救われたのだった。
・次回はどんな展開になるのだろうか?今回は出番がなかったダントンとか、
この頃は名前も登場してない「ガンダムトリスタン」とか再び出てくるのではなかろうか?
ともかく第10回も期待をして待ちたい!!