前回、「機動戦士ガンダム Twilight AXIS」 第5回を読んでみたネタバレ感想!!はこちら↓

これまでのあらすじ
ダントンたちは謎のジェガンやガンダムタイプとアクシズ内部に放置してあった、赤いザクⅢ改を起動することで退けることに成功した。
画像出典:Pixabayより
そしてアクシズにそのザクⅢ改は放置して、ダントン&アルレット、メーメットらのアクシズ調査団は、当初の調査地点「マハラジャ・カーン研究所」に歩みを進めるのである。
しかし、研究所に向けて進む調査団だったが、
アルレットは調査とは別の目的、かつての上司シャアアズナブルの最期の(?)乗機「サザビー」の手がかりを探したいとダントンに密かに告げる。
結局、付き合うことになったダントンは、調査地に向かいつつ、シャアの思いの残る機体を探す協力をすることとなったのだ。
一方、ダントンの駆るザクⅢ改に退けられたガンダム「トリスタン」、そのパイロットの強化人間の青年「クァンタン・フェルモ」は、
まさかの敗戦に悔しさをにじませながら、体勢を立て直すべくアクシズ内部を移動していた。
エキナセア、その場所に秘策を求めて。
サイコフレームを陰で追うもの。
画像出典:Pixabayより
「ブッホ・コンツェルン」と言えば地球圏では名の知れた大企業であり、
若き日のシャルンホルストが小さなジャンク屋から育て上げ現在に至る。
シャルンホルストはかつては「財界の怪物」と呼ばれるほどの権力者であったが、
画像出典:Pixabayより
今でもその眼力に光は潰えず、ヨーロッパに栄えた貴族の名門「ロナ家」の地位を買い、現当主としてたたずんでいた。
そして自身の息子、エンゲイスト・ロナは『サイコ・フレーム回収計画』に携わり、そのいきさつをシャルンホルストに報告する。
ロナ家、謎の人物マイッツァー、連邦、サイコフレーム、新サイド「フロンティア・サイド」様々な思惑を抱きつつ、
息子の報告を受け、シャルンホルストはただ意味深な笑みを浮かべるのであった……。
シャルンホルストについて
画像出典:Twitterより
貴族ロナ家、新サイド「フロンティア・サイド」という名前から分かるように、
「逆襲のシャア」の30年後の世界を描いた「F91」の鉄仮面カロッゾ・ロナの先祖(非常に近い関係であることは間違いない)である可能性が非常に高いと言えるだろう。
また先ほど出てきたマイッツアーという人物名も「F91」にて、
画像出典:駿河屋より
「コスモ貴族主義」を唱え、軍事組織クロスバンガードを設立した人物、マイッツァー・ロナと同一である可能性は高い。
シーブックたちが住んでいたコロニーもフロンティアサイドの「フロンティアⅣ」という名前だった故に、
F91を意識して書かれていることは、間違いない。
サイコフレームをめぐり、暗躍するロナ家……。この作品は「逆襲のシャア」と「F91」の間を補完する作品なのかもしれない。
(意外な感じがしたが、盲点を突かれた感じで面白いと思う。)
シャアアズナブル、やっぱり気になる男だな。
アクシズ内部の調査を続けるメーメット達の調査隊。
案内するアルレットの記憶に従って進み、アルレット&ダントンはいつもの調子であったが、
画像出典:Flickrより
調査隊の隊長、メーメットは進みながら、「シャア・アズナブル」について色々考えを巡らせていた。
メーメット自身も赤い彗星、シャアアズナブル、サイコフレームに個人的に興味を抱き、
任務以上に1人の人間として関心があったようだ。
あと、サイコフレームの技術がシャアによってもたらされたが、その理由はメーメットの脳内によれば、
「一年戦争以来の宿敵であったアムロ・レイと互角の勝負がしたかった」などというパルプ・マガジンじみた珍説
なのだそうだ。
「逆襲のシャア」でアムロにシャアはこの珍説と言われていることを語ったが、
双方とも消息を絶ったのだから、理由までは伝わらず公式には認められていないのだろう。
(視聴者は知っているけど。)
そんなこんなで、メーメットはシャアに個人的に興味は抱きつつも任務完遂に向けて決意を新たにするのであった。
そして、研究所まであとわずかという時、メーメット達の調査隊の前に、
先刻のガンダムでもジェガンでもない
「RX‐160バイアラン」、その菫色(すみれいろ)のMSが立ち塞がるのであった!!
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まとめ
・サイコフレームを追う黒い影はF91の世界と関係あり!?ロナ家の目的とは、一体…?
・メーメットも気になる伝説の男シャアアズナブル。その手がかりは?サイコフレームは?
そして調査隊を遮るバイアラン。次回どうなる!?