第3回目は1回目のアルレット&ダントンがアクシズ調査に乗り込む前の前日譚のようだ。

ダントン&アルレットの過去。
彼らはアクシズ調査に志願?する前は一年戦争時「サイド6」と言われていたサイド5に住んでいた。
画像出典:Wikimedia Commonsより
サイド5「リーア」で20世紀のヨーロッパの牧歌的な街並み並ぶリボ・コロニーで、ダントンは、「ダントン・クリーニング商会」を営んでいた。
(宇宙世紀では、洗濯機で衣服を洗い、外に干すやり方はアナログ的かつ前時代的なものとなっていることが、地味にショックだった。
しかし、「ダントン・クリーニング商会」では敢えてこの方法で洗濯をして人気を博しているそうだ。)
また、アルレットもダントンの「娘」として一緒に住んでおり、彼女がカスタムした高性能な洗濯機を使っているそうだ。
画像出典:Public Domain Picturesより
そんなのんびりとした日々ダントン&アルレットは過ごしていたが、2人のスーツの男、
その内1人は「メーメット・メルカ」と名乗る人物の来店により、突如として平穏は終わりを告げたのであった……。
ちなみにダントン&アルレットはこのクリーニング屋を営むまで様々なところを移り住んできた。
それはアルレットの為である。
画像出典:mobile.twitter.comより
彼女はジオンのニュータイプ研究所「フラナガン機関」で様々な実験の被検体となり、
その結果、外見の年齢が遅くなる「老遅滞」状態となっていた。(世界の女性がうらやむ状態である。)
このことで父・娘として長年暮らしていると、
娘アルレットだけが若いのが不自然だと周囲から訝しみはじめることを恐れ、次々と住処を変えていっていたのであった。
感想
ダントン&アルレットの過去の補完回である今回は、やはり物足りないと感じたのが率直な感想である。
画像出典:Pixabayより
もちろん話に整合性が取れていないわけでも、日常シーンだからつまらないわけでもないが、
「期待していたのと違う!!」と思ったことは否定しきれない。
第3回では、謎のガンダムや、ダントンが搭乗した赤いザクⅢ改について詳しいことが分かるのではないか?とひそかに期待していただけに、
それと比べて今一つ興味のないダントン&アルレットの過去にお茶を濁されてもなーと思ってしまったのである。
あと、外見上年を取りにくいという人ならいくらでもいるのでは?と疑問に思った。
例えば『ジョジョの奇妙な冒険』の荒木飛呂彦先生は、波紋呼吸法を習得している(に違いない)から、50代の現在も(2016年現在)30代に見えるではないか?
宇宙世紀では現在よりも老化対策も進んでいるのかもしれないから、そこまで気にすることでもないのでは?と思った次第であった。
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まとめ
・ダントンのエプロンは、クリーニング店を営んでいた名残?アルレットの技術力はMSだろうと洗濯機だろうといかんなく発揮されているようだ。
・3回目は物足りなさを感じずにはいられなかったが、補完回も重要には違いない。次回以降の新たな展開に期待したい。