以前こちらの記事↓で紹介したように、

もはやガンダムコンテンツとは関係のないところで、キャラの独り歩きをしている(仕事を選ばない)シャア・アズナブルさんだが、
この度、GUNDAM SQUARE(Gundam Cafe各店でも)シャア専用九谷焼「庄三風赤い彗星図」が発売されることとなった。
九谷焼とは石川県の伝統工芸品で、その後期タイプが「庄三(しょうざ)」と呼ばれている。(九谷庄三が創始者)
画像は全て、https://p-bandai.jp/より
画像の「ガンダム 九谷焼 庄三風赤い彗星図 7号皿」(税込32,400円)の他、
個別販売もある、猪口・急須・茶碗・マグカップのセットも用意されている。(セットで税込13,500円)
しかしながら、マ・クベのお気に入りである(白磁の)壺の様な「シャア専用」壺はなく、実用性のあるラインナップとなっているようだ。
商品発送は2017年3月とのこと。
マ・クベの壺と比較するとどうなのか…?
画像出典:YouTubeより
シャアならば、自身のデザインされた伝統工芸品を、(険悪な仲である)マ・クベに献上したとしても何らおかしくはないだろう。
ただ、シャア専用「壺」がないのが少し残念である。
ちゃんとマ・クベの白磁の壺は再現されたのだから、そのシャア専用「赤磁の壺」があっても良いのではないだろうか?
また、商品のラインナップに「マグカップ」はいかがなものか?
実用性という意味では、取っ手のついたマグカップも良いとは思うが、そこは素直に「湯呑み」の方が、九谷焼とのイメージとも合うと思う。
さらにマ・クベの壺は、バンダイプレミアムから発売されているが、アマゾンでは4万円以上と高価である。
この点は上記の、「ガンダム 九谷焼 庄三風赤い彗星図 7号皿」と同じく手が届きづらいが、
なんと、マ・クベの壺ではその安価型として、爪楊枝入れになる白磁の壺がガンダムカフェから出ているのだ!!
もちろん今回の九谷焼も、7号皿以外は、急須が税込約6000円である他は、2000~3000円の価格で個別に購入可能である。
それでも、マ・クベの壺よりも個人的にはシャア専用九谷焼に情熱を感じないのだ。
とは言え、そもそもの九谷焼庄三も赤色っぽいものが多いため(※素人目に見た印象に過ぎない)シャア専用とコラボすること自体は間違いではなかったと思う。
正直なところを言えば、「庄三風赤い彗星図」の商品をぱっと見たときに、配色は良いが、どれもシャアが同じポーズで突っ立っているだけの絵柄に見えたのが、今一つに感じたのである。
言い換えれば、シャアのデザインと、マグカップの変更さえあればより魅力的なものであり、マ・クベも喜ぶと思ったのである。
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新品価格 |
まとめ
・個人的な批判的感想となってしまったが、「庄三風赤い彗星図」は良い音色がするに違いない。
・これからもシャア専用コラボはあるだろうが、コラボ先の魅力と、シャア専用の特徴を如何に両立させるかが、商品の決定的要因かもしれない。