昨今、「若者の〇〇離れ」とメディアでは騒がれることも珍しくないが、その中1つに「車離れ」というのがある。
「若者が車に興味を示さず、買ってくれないよ!!」という事である。
このため自動運転やら、AI(人工知能)を導入しようとしてみたり、
あらゆるメディアで「車カッコイイんだぜ!!」と訴えているようだが、今の所、爆発的な効果は上がっていないようだ。
(今も?)この国の主要産業である自動車製造だが、少子高齢化の進む今、
車を作る自国では売れないものになりつつあるというのは、何とも皮肉な話である。
画像出典:Pixabayより
もちろん車好きはいるし、根強い人気があるのは確かだが、著者個人としては今一つ魅力を感じない。
子どもの頃はミニカーを駄々をこねて集め、日々楽しんでいただけに、どうしてここまで車に魅力を感じなくなったか、自分でも不思議である。
そこで今回は、誰得な記事ではある(し個人の勝手だろと言われればそれまでだ)が、
なぜ私が車に魅力を感じないかについて、それと対照的に興味を抱くロボットと比較して考えてみることにする。
※この記事はあくまで個人の感想であり、車が悪いとか、ロボットが絶対に素晴らしいとかではない。
ロボットよりも車に魅力を感じない2つの理由
金がないから
1つの理由としてやはり、車の金額に手が届かなくて興味が見いだせない(諦めている?)という事があると思う。
カッコいいデザインや機能性の高いものなど、確かに魅力を感じるものがあるが、日々カツカツの生活を送る著者にとって、「憧れを抱くだけ無駄」なのだ。
画像出典:Pixabayより
憧れを優先しても、それ以上に税金・車検・保険などなど、とにかく金食い虫である。
もちろん、車を使ってビジネスをすれば、赤字にはならないが(そんなノウハウはない)、
基本的に老朽化していくし、田舎では足になる故に必要不可欠ではあるが、安くて動く車で十分である。
金を食って走る車以外に、魅力的なものはたくさんあり、車に感じるカッコ良さやあこがれが代替がきくというのも大きいかもしれない。
(もともと車にものすごく興味があるわけではないのかも。)
画像出典:Pixabayより
例えばタダで本を読み放題の図書館や、(フリー)ゲーム、そしてロボット(作品)などなど。
インターネットやいろいろなサービスがタダで利用できる今、
必需品には違いない車に夢や理想を含む魅力を求めなくても、私は満足でき成り立つのである。
ロマンがないから
「機械」という点では、車もロボットも同じだが、両者を比較すると車にはロマンがないのだと思う。
画像出典:Pixabayより
どんなカッコいい車でも基本的には、「4つの車輪がついていて、地面を走る」だけである。
それに比べてロボットは、そのアレンジのバリエーションが豊富に見えることが大きい。
空を飛んでもいいし、変形したり、ドリルや刀を持たせたり、カッコいいロボや可愛くもでき、あらゆる場所に行ける。
とにかく、ロボットは車に比べて「何でもアリ」なことがその魅力ではないだろうか?
画像出典:フォト蔵より
もちろん車にも変形するものもあるし、デコトラなど工夫を凝らしたものもあるが、
やはり私の中で「3次元の車」の魅力は「2次元・3次元のロボット」には大きく劣るのである。
車はロボットに比べ、「車は車」という狭いカテゴリーにあるため、このような違いが生まれるのではないだろうか。
また、ロボットはどちらかと言えば、空想的なもの(例えば、SFやマンガなど)が現実味を帯びた存在であり、
車は現実的要望(モノや人を運ぶ必要性)から生み出されたものである。
やはり、空想的余地のある(=ロマンだと思う。)ロボットに車より大きく魅力を感じるのは必然的なのかもしれない。
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まとめ
・手が届かない存在の車でなくとも、憧れやカッコよさを抱くものがいくつもある現代で、それにこだわる必要はない。
・空想的余地の差がそのまま私には、ロボットと車の魅力の差になっているようだ。