「寒い」環境に置かれるロボット達
以前こちらの記事↓で書いた通り、ロボット…ペッパー君に対する世間の?風当たりは「冷たい」ものである。

「ロボットだから、マシンだから」それでも問題はないのかもしれないが、この度、そんなペッパー君に心温まる出来事が起きた。
ホテルや飲食店の制服を製造する「ボンユニ福岡」が国内の縫製技術を活用し、ペッパー君専用の制服を開発し、それを着用するようになったという。
言われてみれば、ロボットは多くの場合服を着せられず、ボディをそのままさらけ出している。
人間の女の子(をリアルに目指した)のアラレちゃんなどはともかく、
画像出典:Flickrより
国民的なロボット「鉄腕アトム」や「ドラえもん」は裸であり、服を装着したロボットは案外少ないのではないだろうか?
(ドラえもんは「猫型ロボット」であり、猫にも服を着せることが少ないから、服を着ないことに拍車がかかっているのかもしれない。)
ロボットの制服は人の心の「暖かさ」で作られている
画像出典:https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161126-00010000-nishinp-sociより
また、人間が服を着る場合それが作り出す「温もり」は最大のメリットである。
しかしペッパー君の場合、その暖かさが大敵となるが、開発された制服は動作時の熱こもりが(少)ない仕様のものだという。
さらに、制服の裏地は静電気の発生を抑える繊維を使用し、デザインは動作を妨げないものになっているなど、
国内の縫製技術を遺憾なく発揮し、とことんこだわって開発されているのだ。
今やペッパー君は日本全国の大手企業を中心に1700社以上で導入されているが、服を着せることで、より人間らしく親しみが沸く存在に近づいたのではないだろうか?
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まとめ
・ロボットが人間の友達ならば、服を着ても良いじゃない。
・人の温かさが、冷たいロボットを温め、良い関係を築いていくきっかけとなるのかも。