ロボットプロレス開催!!
2008年以降、埼玉県草加市ではロボットプロレスの運営組織「できんのか!」により、今年2016年もロボットプロレスが行われた。
画像出典:Wikipediaより
「できんのか!」の公式ホームページのURLは(https://www.atamo-robot.com/dekinnoka.html)より
今年は(も?)、11/3に毎年20万人が足を運ぶ「草加商工会議所まつり」の1つの催し物として、このプロレスは行われ、
その様子はネットでも公開され、海外にもファンが多く、アメリカでも公演が開催されるほど人気を博しているそうだ。
↑は2015年での1回戦の試合の様子。
なお今年の試合、ロボットプロレス「できんのか!30」は
AmebaTV(https://abema.tv/channels/abema-news/slots/PBixtfMAaKMより)11/5にその様子は生放送されたそうである。
ロボットプロレス今年の試合結果…
今年もどうやら白熱したバトルが行われたようだが、その猛者の1機には第2回「関東ロボットヘビー級」でチャンピオンとなり、
12回連続で王者防衛戦を成し遂げ、公式ホームページでは「絶対王者」とされている「サアガ (SAAGA)」がいる。
画像出典:https://www.ryuketsu-kamen.jp/robotより
メインイベント「関東ロボットヘビー級選手権試合」(王者防衛戦)4分で2ラウンドの試合では、
チャレンジャー「ヨゴローザ」を4対18で破るという圧倒的な強さを見せた。
身長32cm、2キロの体格を誇るの日本生まれのプロレスラーロボットで、必殺技の「バックドロップ」で相手を仕留める超パワーファイターだそうである。
ちなみに入場のテーマ「サアガの入場テーマ 」というのもあるらしい。(プロレスらしさも本格的に演出されている。)
7代王者「メタリックファイター(Metallic Fighter)」
また、10分1本勝負の「関東インターリージョナル選手権試合」では、チャレンジャーの「メタリックファイター」が「体固め」で、第7代王者に輝いた。
メタリックファイターは、「森永英一郎」氏により製作されたロボットで、
身長42cm、3.6キロと上記のサアガに比べると大柄だが、なめらかな動作や逆立ち、スピードのある攻撃ができるそうである。(参照https://lets-robot.com//より)
画像出典:https://lets-robot.com/より
外見は非常になめらかなボディであり、懐中電灯のライト部分の様な頭部が特徴的だと思った。
子どもたちからは「めたちゃん」と呼ばれているそうで、丸みを帯びたそのフォームは愛嬌を感じるデザインである。
そんな物腰柔らかな印象を受けるメタリックファイター(Metallic Fighter)だが、
その実力は本物で、2回RoboOneという試合で優勝して以降、様々な試合で優秀な成績を修めているという。
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まとめ
今回は主に2機のプロレスロボットの紹介に終わったが、この他にも、レフリー専用のロボだったり、マスクまんなロボットでパフォーマンス重視なもの等ユニークなロボットがたくさん参加しているようである。
プロレスは単に立つだけではなく客へのパフォーマンスや楽しませることも重要である。
そんな鉄の(?)戦士たちはこれからも、熱いバトルを各地で繰り広げてくれるだろうし、プロレス・ロボットの架け橋的存在になりうる「ロボットプロレス」は今後も大きな役割を担うことに違いない。