近年AI(人工知能)は進化を続け、NECも大量の顔画像データから特定の人物を見つけ出すAIソフトを販売するなど、この方面に本腰を入れている。
画像出典:Flickrより
そんな中NECは、数十年に渡り変わらない価格・品質で、我々のココロと体を満たしてくれる「うまい棒」に焦点を当てたサービスを開始した。
NECは、「AI活用味覚予測サービス」をネット上で開始し、スマホ・PC等で誰もが利用可能となっている。
(URL:https://jpn.nec.com/bigdata/aiprofiler/)より
うまい棒診断、利用してみた!!
著者も実際に使用してみたが、5問の質問(朝方or夜型、休日の過ごし方など、「うまい棒」と直接は関係ないもの)を通して、好みのうまい棒を当てるようである。
そして、最後に15種類のうまい棒から好きな味を提案してくれたのであった。
その結果…私の好きなフレーバーは、
画像出典:https://jpn.nec.com/bigdata/aiprofiler/より
「うまい棒やきとり味」だそうである。
また、シチュエーションごとに他に食べたいであろううまい棒も提案してくれて、
著者の場合は「1人でいるとき」、「休日に食べたい」「仕事中に食べたい」時には、「やさいサラダ味」、
恋人と食べたい味にテリヤキバーガー味を提案してくれた。
(恋人なんていない著者に対する嫌がらせですかね?テリヤキバーガーは……。)
性格タイプ診断は、あながち間違ってはいないと思うのだが、好きなうまい棒の味は大きく違う。
画像出典:Flickrより
著者の好きなうまい棒は、王道の「めんたいこ味」、(うまい棒の中でもソースを2度づけしているので、最もコストがかかると言われている)「タコヤキ味」
うまい棒の中でも、コストがかかるため小さめの「チョコ味」がトップ3である。
それに続いて「チーズ味」、最近やっと、そのおいしさに目覚めた「やさいサラダ味」が続くのである。
このうまい棒診断は製作者によれば、「人工知能の活用例として作成したもので、開発担当者がうまい棒好きだからという理由で開発した者ではない」そうだが、
(個人的には)この人工知能のうまい棒への精度は「高いとは言えない」ことから、開発者はうまい棒にそんなに興味がないのだと思う。
質問もたった5問だし、いくら優秀なAIと言えども、好みをバシッ!と当てるのは厳しいのだろう。
画像出典:Pixabayより
しかし、最近騒がれているAI、それ故に、従来からあるような占いや診断よりも「的確に好きなうまい棒を言い当ててくれるのでは?」と著者は期待していた。
それは奇しくも裏切られた訳だが、実はうまい棒やきとり味を著者は食べたことがない。
それ故に、もしかしたら「これからはまってしまう」可能性は否定できないのである。
やたら、難しい分野ばかりに使われている印象すら受けるAI、この様な(いい意味で、バカバカシイ事に)用いられるのは、やはり面白いことに違いはないだろう。
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まとめ
・お遊びで「AI活用味覚予測サービス」を試してみるのはあり。新たな可能性に気が付くこともあるはず。
・変わり続けるAI、変わらないうまい棒、どちらもこれからも続いていって欲しい次第である。
・好きなうまい棒がビシッ!と当たる日までAIの進化は続いていく。