「矢立文庫」を読んでみた感想!!

ロボットアニメなどの作品

矢立文庫と言えば2016年、9月30日にオープンしたばかりのサンライズ運営の文庫サイトである。

 

過去に登場したサンライズ作品の続編や外伝などのオリジナルコンテンツが日々公開されている。

 

今回はその中でも、『勇者王ガオガイガー』の後日譚?

 

「覇界王~ガオガイガー対ベターマン~」と装甲騎兵ボトムズの外伝?

 

「装甲騎兵ボトムズ 絢爛たる葬列」について読んでみた感想を述べたいと思う。

 

(なお、読んだのは2016年10/17時点であり、ストーリーは変更される可能性は大いにあるので要注意)

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矢立文庫 オリジナルコンテンツを読んでみた。

「覇界王~ガオガイガー対ベターマン~」について

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画像出典:https://www.yatate.net/より

この物語はOVA『勇者王ガオガイガーFINAL』の物語の終盤前後から始まる。

 

物語の終盤、GGGのメンバーは三重連太陽系での長い長い激戦を終えた。

 

しかし故郷である地球に帰還しようにも、全員が帰還するためのエネルギーはなかったのである。

 

そこでGGGのメンバーは子どもたちだけでも地球へ帰還させようということで、

 

総力を挙げ、天海護と戒道幾巳をESミサイルで空間移転させることで、辛うじて帰還させることに成功したのだった。

 

そして、無事地球に帰ることができた天海護と戒道幾巳は、GGGのメンバーがいつか地球に帰ってくることを願いつつ物語は終わるのだった。

 

その一方で勇者たちがどうなったか長らく不明であったが、そんな著者の心配は不要であった。

 

当然!!GGGの勇者たちは決して諦めていなかったからである!!そして地球に何とか帰還するために奮闘するのが第1話である。

 

ジェネシックガオガイガーの未知なる力「ガジェットツール」、GGG隊員、勇者ロボ達の不滅の勇気が奇跡を起こしたのだ!!

 

彼らの不屈の想い・力を尽くした末に!!ついに青く輝く星に勇者たちは帰還することができたのだった。

 

しかし喜びもつかの間、新たな脅威が勇者たちを襲う……。

 

2話では、ところ変わり、西暦2010年、成長し中学2年生、14歳となった天海護達の暮らす地球での話になる。

 

前年には、国連により木星に存在する超エネルギー開発計画「プロジェクトZ」が行われていたが、

 

それとは別にGGGマリンレフュージ基地所長を阿嘉松滋により、新たな勇者ロボが誕生していた。

 

その名はニューロメカノイド「覚醒人凱号」である。

 

亡き叔父・獅子王麗雄と未帰還の父・獅子王雷牙の血を受け継ぐ、

 

阿嘉松滋は、町工場のオヤジにしか過ぎなかったが、その有限会社アカマツ工業とGGGの共同開発により完成させたのである。

 

この開発計画『ガオガイゴー・プロジェクト』により、ウルテクエンジンで単独飛行可能な高性能機「覚醒人凱号」は完成し、成長した天海護、戒道幾巳が搭乗するのだった。

 

そんなある日、「覚醒人凱号」の稼働テストを、ステルスガオーⅡ、

 

ガオファイガーのライナーガオーⅡとドリルガオーⅡの3機の無人機を引き連れて行っていた2人だったが、突如異変に襲われるのであった。

 

コメント:

アニメでは勇者たちがどうなったか不明だったが、「著・竹田裕一郎、監修・米たにヨシトモ」ということは、実質に公式発表である。

 

勇者たちは生きていた!!このことが分かっただけでも、十分にうれしい限りだと思う。

 

休む間もなくGGGの勇者たちは新たな敵に立ち向かうことになるだろうが、彼等ならきっと何とかしてくれるに違いない!!

 

今は単に「おかえり」と言いたいが、「FINAL」の続編としてアニメで、あの雄姿を見られる日が来るのを期待したい。

 

早く小林氏の「君たちに最新情報を公開しよう!」が聞きたいものである。

 

 

「装甲騎兵ボトムズ 絢爛たる葬列」

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画像出典:www.youtube.comより

上記の作品とは温度差があるクールな作品『装甲騎兵ボトムズ』だが、こちらはキリコたちの物語というよりはおそらく外伝的作品である。

 

(残念ながらキリコたちおなじみのメンツは登場しないようだ。)

 

舞台は百年戦争終戦真近、惑星パルミスのアボルガ王国。

 

ボジル・ドン・ハリバートン(王国守護傭兵隊曹長二十五歳)、哲学者ぽい言動から周囲には「フィロー」と呼ばれ、肩書はあれど傭兵であった。

 

いつものように、『DICKS BAR』を訪れ酒を傾けていると、オーナーのディックが近づいてきて話をしていたが、バーの一角で歌っていたある女が気になった。

 

普段は女にも博打にも興味を示さないフィローだったが、その女、「クレメンタイン・クリスティー」がある男、

 

「ホワイティー」ことビルジェ・ヤング・ウオーター(王国軍儀杖AT隊中尉二十一歳)と踊ろうとしたとき、フィローは動いた。

 

クリスティーのダンス相手を決めるべく、「フィロー」と「ホワイティー」はほぼアルコールの酒「ガラッチ」の飲み比べ対決を行うのだった……。

 

この「ガラッチ」対決をきっかけに「フィロー」「ホワイティ―」「クリス」は親しくなり、クリスの提案でドライブ&ピクニックに行くことになる。

 

しかし、どこからともなく姿を見せぬ脅威や、彼らにとってお祭り騒ぎとも言える百年戦争が終結することで、穏やかだった雰囲気は急変していく……。

 

コメント:

こちらも「著者:高橋良輔、メカニカルデザイン:大河原邦男」とのことなので、公式発表の様なものである。

 

もちろん『装甲騎兵ボトムズ』と言えば、高橋氏の秀逸な次回予告があるが、今回も登場する。

 

銀河万丈ボイスを脳内再生しながら読みしめると良いだろう。

 

装甲騎兵ボトムズとトリオ、ありそうでなかった組み合わせだが、今後の物語がどうなっていくか気になる次第である。

 

機動戦士ガンダム TWILIGHT AXIS

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画像出典:https://www.yatate.net/より

矢立文庫のガンダムシリーズのオリジナル小説として、「機動戦士ガンダム TWILIGHT AXIS」も掲載されるそうだ。

 

宇宙世紀0096年、『ガンダムUC』のラプラスの箱をめぐる出来事から数か月後、

 

連邦はかつての分断されたアクシズに調査団を派遣し、その中には2人に民間人アルレット・アルマージュとダントン・ハイレッグもいた。

 

しかし実はその2人の民間人は、かつて技術者・パイロットとしてジオン、ネオジオンに参戦していたのである。

 

そんな中調査団はアクシズを調査を進めると、思わぬ出来事や強襲に合うのだった…。

 

コメント:

どんなストーリー展開になるかは現時点では不明だが、もしかしたら、シャアやアムロの生存が確認できたりするのだろうか?

 

今後に目が離せない作品になりそうである。

 

機動戦士ガンダム Twilight AXIS 赤き残影

まとめ

・勇気は死なない!!GGGの勇者たちの今後の活躍が気になる「覇界王~ガオガイガー対ベターマン~」

・むせる次回予告もあるクールな作品「装甲騎兵ボトムズ 絢爛たる葬列」物語の展開に合わせて3人の関係も気になる!!

・アムロやシャアに関係はあるのか気になる『ガンダムUC』の続編的作品「機動戦士ガンダム TWILIGHT AXIS」アクシズで何が起きるのか!?

 

文庫というだけあり、作品の多くは活字であるため苦手な人も多いかもしれないが、1度興味を持ってのぞいてみて欲しいと思う。

 

個人的には「覇界王~ガオガイガー対ベターマン~」のアニメ化を熱望する!!

 

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