トランスフォーマーの実物完成!!
トルコのソフトウエア開発研究企業、Letrons社は市販されているBMW車を改造し実物のトランスフォーマーを開発することに成功した。
画像出典:https://www.letrons.com/より
↑車の下に何かあるのがやや気になるが、至って普通の高級車BMWである。
(ベース車は「BMW 3シリーズ クーペ E92」だと思われる。)
車なので?普通に走ることができ、ウインカーが点滅すると、「オートフォーメーション」が始まる!!
画像出典:https://www.youtube.comより
車の横面が広がったかと思いきや、
画像出典:https://www.youtube.comより
アニメやCGでしか見たことがないようなトランスフォーマーに変形している!!
画像出典:https://www.letrons.com/より
「ガシーン!!」変形完了だ。
変形完了後には音声や煙が出る演出もあり、まさにトランスフォーマーそのものである。
従来も車から変形するロボットは存在していたが、変形完了まで数十分かかるものや、自走ができないものが多かったという。
しかしながら、このロボットは変形までたった30秒、
ロボットモードでの移動は困難だが(←おいおい)車の状態ならば移動可能と従来のものに比べて、
格段に進化しているといえるだろう。
ちなみに、ロボットは腕と指、首と頭が稼働可能。またwifiで霧、照明、効果音を演出可能となっている。
もっとも、改造済みのこのBMW、人が搭乗することができず、鉄人28号のように遠隔操作で操縦するしかないらしい。
(ちょっと残念)
また、Letrons社はこのロボットを販売する予定らしい。
もしかするとイベント会場などでお目にかかる日も近いだろう。
↓変形までの一連の流れが動画で公開されている。
個人的には、変形後の顔がかっこ悪いので、今一つな感じだが、このロボット以外にもLetrons社HPでは、他のロボットの画像もある。↓
画像出典:https://www.letrons.com/より
今後も続々とリアルトランスフォーマーが登場することに期待!!
実物トランスフォーマー「ジェイダイト」の開発が日本でも進んでいる!!
こちらはLetrons社のトランスフォーマーの問題点である、「人が乗れない」という部分を解決し(おそらく)、
当然変形も可能と、さらにクオリティーの高い研究がここ日本で行われているのだ!!
その名は 変形ロボットプロジェクト「神器建造ジェイダイト」である。
このプロジェクトは、ブレイブ ロボティクス・アスラテック・タカラトミーの3社が協力して行われているもので、
タカラトミー公認プロジェクトである。
ジェイダイトストーリー
近未来の日本、科学技術の恩恵を受け、人類は数々の新しいテクノロジーを得る中、
自動車は単なる移動手段から、生活のあらゆる場面で用いられる「オルタナティービークル」通称”オルビー”へと進化していた。
オルビーは自身の「腕」や「脚」で人間の生活をサポートし、無人状態でもOSにより自動走行可能なため、様々な用途で幅広く使われている。
しかし一方でオルビーを利用した犯罪も発生し社会問題となりつつあった。
画像出典:https://j-deite.jp/より
小さな町工場「比良坂製作所」は元々普通の自動車の整備工場だったが、旧車をオルビーにカスタムしたりレストアをする事業を行うようになった。
工場の社長、比良坂猛史は工場経営の一方で、オリジナルの人型変形オルビー「ジェイダイト」の開発に着手し、苦労の末完成させるのだった。
画像出典:https://j-deite.jp/より
そんな中、突如、猛史はジェイダイトと行方不明になり、それと前後し、各地では暴走したオルビーが大量に現れ、社会は混乱していく。
この後に「渋谷インシデント」と呼ばれる事件は、
巨大な謎の黒い八角形の古墳–「黒墳」が渋谷スクランブルに出現したことから始まるのだった……。
画像出典:https://j-deite.jp/より
⇒ 単なるロボット開発だけをしていると思いきや今後発展していきそうなストーリーまで用意されている。
長期的には、タカラトミーによる子ども達への玩具販売も視野に入っているのだろう。(大人の事情)
「おかしい、この世界に変形合体ロボットが実在しないなんて」
そう疑問を感じた男。株式会社BRAVE ROBOTICS代表、石田賢司のこの思いからプロジェクトは始まった。
14才から彼はロボット作りをはじめ、31歳 株式会社ブレイブ ロボティクス設立した。
公式HP(https://j-deite.jp/)を見てもらえば分かるが、ややおっかない外見をしている人物だが、
ロボット開発にかける思いは人一倍熱い男だと思われる。
石田氏は「ただの人型ロボットがロボットではない。変形し、合体してこそ、ロボット。彼にとっては、それがロボットの定義」とHPで語っている。
間違いなく、勇者ロボに熱き共感を覚え、突き進んでいる証しであろう。合体こそロマンなのだ!!
J-deite Quarter
画像出典:https://j-deite.jp/より
現在は、「J-deite Quarter」(ジェイダイト・クォーター)が既に存在している。
約1.3メートルの大きさで、人型から車型、車型から人型への変形が可能な変形ロボット。
人型では二足歩行(車輪でのローラーダッシュも可能らしい)、車型では車輪移動可能。
稼働時間は1時間で、 人型モードでは最高歩行速度1km/h、車型では最高走行速度10km/hで走行可能とのこと。
2017年「J-deite RIDE」発進!!
上記の「J-deite Quarter」を発展させた、現在は2017年完成予定の「J-deite RIDE」(ジェイダイト・ライド)の開発が進んでいる。
開発計画では、装甲はガンダリウム合金、アルミニウム合金等で製作されるそう。
画像出典:https://j-deite.jp/より
ビークルモード(車型)での最高時速は60キロ、動力源はリチウム系電池等、前輪駆動方式の電気モーター車で、定員は2名になるとのこと。
ちなみに、(機械式)立体駐車場に対応しているので、日常生活で用いても問題ない!?
(多分特殊車両扱いになるのではないかと思うので厳しいが。)
画像出典:https://j-deite.jp/より
ロボットモード(人型)では、10kmの速度で歩行可能で、車輪を用いたローラーダッシュでは、30kmで高速移動も可能のようだ。
なお、「J-deite RIDE」の操作は、内部コクピットからの有人操縦 または無線・有線による無人遠隔操縦とのこと。
個人的にはLetrons社を超えて欲しいので、コクピットで有人操縦に期待。
変形にかかる時間は10秒以内に収める予定で、実現すればこの点で大きくLetrons社のロボットにも勝るだろう。
(ただし『Zガンダム』等に出てくる可変機は、変形までに要する時間は1秒未満とされているのでまだまだである。)
ルックス的にも私はこちらが好きである。
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まとめ
・リアルトランスフォーマーは問題はあれど実現している。今後の発展に期待!!
・「J-deite RIDE」はこれからも進化し続け、究極合体ロボ(2020年代中には全高5メートルの「J-deite Oringinal」が完成予定)となり、我々の前に現れる日も近い。