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ビルトシュバインがスパロボOG2に登場しなかった5つの理由を考察してみた。

ビルトシュバイン ゲーム
ビルトシュバイン

 

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スパロボOGのビルトシュバインとは?

ビルトシュバイン

GBA版スパロボOGのビルトシュバイン

ビルトシュバインとは、スパロボOGシリーズに登場するパーソナルトルーパー(PT)の1機である。

GBA「スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION」においては、高機動&高い装甲(withビームコート)、貴重なバリア貫通持つ接近兵器「サークルザンバー」、多い武器搭載容量、そして空は飛べずとも優秀な地形適正(特に水A)と超高性能機としてイングラム・プリスケンが搭乗していた。

 

多くのプレイヤーはイングラムがこの機体に乗らなくなった後、格闘能力が高いブリットの乗機として使用したことだろう。

 

(味方のクローンの敵が現れた際のブリットの乗機はビルトシュバインだったし。)

 

そんな至れり尽くせりな隠れた名機であるビルトシュバインだが、PS2でリメイクされるまでその続編「OG2」に登場することはなかった。

 

確かに超高性能=扱い辛いエースパイロット向けの機体=量産に向かない⇒開発中止。

 

と言うのなら分かるが、本機のデータや開発コンセプトはフィードバックされ、後のヒュッケバインシリーズ開発に受け継がれていることからも「優秀さ」は認められている。

 

(ちなみにアニメ版ジ・インスペクターでは、量産型ビルトシュバインが存在している。)

 

それなのにどうして劇中破損したわけでもない現存する(はずの)ビルトシュバインは「OG2」エースの特機がそろう、ハガネ部隊等に配備されることなく、日の目を見ることがなかったのだろうか?

 

今回はGBA「スパロボOG2」でビルトシュバインが登場しなかった理由をいくつか考えてみることにした。

 

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ビルトシュバインがOG2で登場しなかった5つの理由。

  • 理由①ビルトシュバインがイングラムの乗機だったから
  • 理由②ビルトシュバインを使いこなせる人物がいないから
  • 理由③ビルトシュバインを人知れず壊れた(壊したから。)
  • 理由④ビルトシュバインではOG2の敵についていけなかったから
  • 理由⑤大人の事情があったから。

理由①ビルトシュバインがイングラムの乗機だったから

イングラム・プリスケン

イングラム・プリスケン

設定を考えるならこれが一番納得できると思われる。

 

連邦軍上層部としても、地球を裏切り(イングラムの本心としては違うが。)敵についたイングラムが乗った機体は使うわけにはいかないという思惑があったのかもしれない。

 

とは言え、それを言うならばR-GUNだって怪しいし、(ゲーム内で)離反する際はこっちに乗っているのだから、こちらの方が開発中止になるのが筋である。

 

(イングラムの離反でRシリーズは一時使用禁止となったが、ビルトシュバインに関しては何らお達しはなかったので益々怪しい。)

 

理由②ビルトシュバインを使いこなせる人物がいないから

ビルトシュバイン

ビルトシュバインは高性能機である反面その扱いも難しいのかもしれない。

上記で書いた通り、このビルトシュバインは高性能故に扱いも難しく、それ故に教導隊レベルの実力がなければ使いこなせない代物となっている。

 

ゲームシステムとしては、一応誰でも乗換可能で使用可能ではあるが、「設定を忠実に守った」と考えるなら、イングラムの抜けた後はそれを使いこなせる人物がいなかった可能性が高い。

 

と言いたくなったが、この機体を扱うことができるであろうパイロットは存在するため、皆、機体に愛着がある(自分のタイプの機体ではない)から置いてきぼりを食らったと思われるのである。

 

やはりOG1では、ゲームだからブリット君がこの機体を扱うことができたが、OG2で正式に彼の乗機とするには技量が足りず、泣く泣くビルトシュバインは使われなかったのかもしれない。

 

それでもカチ―ナとか、ディフェンスに定評のあるラッセルあたりなら、何とか乗りこなして扱ってくれそうなのだが、やはりゲシュペンストの方がよかったのだろうか。

 

理由③ビルトシュバインを人知れず壊れた(壊したから。)

量産機ビルトシュバイン

量産機ビルトシュバイン

1つには後のヒュッケバインや量産機ビルトシュバインなどの開発の為、データを取るために分解されてしまい、続編には出したくても出せなかったのかもしれない。(ということに。)

 

またはイングラムの分身とも言えるヴィレッダが独自に判断し、破壊したのかもしれない。

 

(その場合理由が見当たらないし、むしろヴィレッタは他の作品ではビルトシュバインが乗機となることもあるのでなんとも。)

 

上記の理由と複合してビルトシュバインは物理的に抹殺されたため、登場しなかったのではないだろうか?

 

理由④ビルトシュバインではOG2の敵についていけなかったから

アインストレジセイア

高耐久、HP回復もち、超射程なのに複数体存在したりする、アインストレジセイアをはじめとするアインストシリーズ。

OG2では前作以上に難易度が上がり、それにともない敵もやたらタフである。

 

そんな中味方陣営も戦力アップを図る中で、ビルトシュバインは「ヒュッケバインの後継機を開発するから」ということで本機自体を強化することをあきらめられてしまったのではないだろうか?

 

OG2ではゲシュペンストMk-Ⅱではもはや力不足間も感じるが、やはりパイロットが愛着があるのかだれも手放そうとしないし、

 

ブリット君は早々にヒュッケバインMk-Ⅱで頑張ろうとするし、高性能だとしても「強化してまで使わなくていいや」と皆に思われたのかもしれない。

 

「使いこなせる人物がいないから?」と言う理由に類似するがやはり、使える人と言うより「ビルトシュバインを使いたいと思う人」がいなかったのかもしれない。

 

理由⑤大人の事情があったから。

ヒュッケバイン

ブラックホールキャンノンを発射するヒュッケバイン

これを言ってしまえば、元も子もないがそういうことである。

 

ビルトシュバインはゲシュペンストとヒュッケバインの中間的存在の機体だが、それ故に「ヒュッケバイン問題」に飛び火をもらい、ビルトシュバインは存在が消えてなくなったのだろう。(ヒュッケバインはスパロボVで許されたのに。)

 

もしくは、GBAでOG2を開発する際に容量が足りなくなったどうしよう?となった時に、「ビルトシュバイン?ああ誰も使わないから削除して容量増やすか!!」みたいなやりとりがあって削られたのかもしれない。

 

これを言ってしまえばryだが、大人の事情の前にはビルトシュバインは「太刀打ち」できなかったのだ。

 

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まとめ

ビルトシュバインがOG2で登場できなかったのは、イングラムが消えた後、だれも愛着がない故に「乗りたがらず」敵のインフレにも強化してもらえないためそのまま退場。

 

(というか本当はこの機体に愛着を持つべきはイングラムの分身たるヴィレッタであり、彼女はRシリーズが気になりすぎて?ゲシュペンストの方しか向いていなかったんじゃなかろうかとも思う。)

おまけにヒュッケバイン問題に巻き込まれて消滅したあわれなPTだったからではないだろうか?

ヒュッケバイン以上の影のバニシングトルーパー、ビルトシュバイン。

その活躍は他の作品で日の目を見るしかなかったのだった。

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